「血糖値が高いです。このままだと大変なことになります」――。健康診断の結果から、医師にこんなふうに言われた経験がある人も少なくないはずだ。

1日1万歩、腕立て・腹筋30回、テレビを見ながらストレッチ……。運動をしているつもりなのに、健康とは程遠いのはなぜか。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏に聞いた。

運動習慣は5人に1人
厚生労働省が2016年に発表した「国民健康・栄養調査」によると、20~64歳の男女で日頃から運動習慣がある人(1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者)は21%しかいません。

オフィスワーカーの中には、ランチ以外はずっと座りっぱなしという人もいるでしょう。階段を避けて、エスカレーターやエレベーターを使う人も多いはずです。運動を意識的に取り入れなければ、普段の生活で体を使う活動量はほとんどありません。

健康意識の高いサラリーマンや主婦の中には、こんなふうに運動を心がけていると主張する人もいます。

「一つ前の停留所で降りて歩くようにしている」

「毎日15分、犬の散歩をしている」

「床や窓の拭き掃除のときに腕を大きく動かすようにしている」

もちろん、仕事や家事などの忙しい日常生活の中で運動を取り入れようという姿勢は評価できます。「やらないよりも、やったほうがいいでしょ」と胸を張る人もいます。しかし、これらは肥満解消や筋肉増強という意味では十分とは言えません。

中高年が健康診断で引っかかってしまう「血糖値」「高血圧」「メタボリックシンドローム」などの値を改善するには、目的に合ったトレーニングが求められるのです。

1日1万歩でも効果がない
ただ、ストレッチもただ筋肉や関節を伸ばせばいいというものではありません。

簡単に取り組めるストレッチも自己流では、効果が十分に期待できないばかりか、場合によっては体を痛める原因になりかねません。

糖尿病の場合は、食後の血糖値が高い状態で続くのが問題とされます。糖を効率よく消費するために有効なのは、食後に「ややきつい」と思うぐらいの有酸素運動が求められます。

「医師に運動しなさいと言われたので、1日1万歩を目標にがんばって歩いています」という中高年は少なくありません。ところが、小さな歩幅でチョボチョボ歩くようなウォーキングでは、さほど糖は使われません。

糖をたくさん使えば、だれでも「疲れた」と感じます。この「疲れた」が一つの目安になります。では、どんな運動をすれば、効果があるのでしょうか。

下半身の筋肉が衰える
オススメしたいのは、下半身の筋肉を鍛える運動です。

二十歳を過ぎると、1歳ごとに約1%の筋肉量が落ちると言われています。上半身の筋肉はあまり落ちませんが、下半身の筋力が衰えていきます。

おしりや太ももなど下半身の大きな筋力が低下すると、代謝が落ちていきます。足腰が衰えると、通勤などで歩くのも億劫おっくうになってくるでしょう。筋肉量が少なくなっていれば、階段の上り下りもつらく、自然とエスカレーターやエレベーターに足が向いてしまいます。


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ネットの反応

1.
健康診断で強引に病人を増やしているようにしか思えない。
2.
過度な飲酒は控えること、禁煙、脂っこいまたは塩分多めの食事は控え、野菜やタンパク質を多く摂るよう心がけたいものです。
3.
デブが健康について語ることほど説得力のないものはない。
4.
「腰の運動」相手がいません
5.
食生活の改善が必要
6.
一口に運動と言ってもなんちゃって運動のおままごとと、ちゃんと筋トレしたりジョグとダッシュ使い分けたランやるのじゃ全然違う
それに日本の場合、ダイエットや健康法についちゃ間違った方法ばかりが流行る傾向があるから、いわゆる情弱な層は楽を求めて劇的な方法論に飛びついて結果的に不健康になるケースも多い。
7.
減量にこだわりすぎだと思います。減量より筋肉量アップをめざしたほうがいい。減量は後ろ向きだけど筋力アップは前向き。精神衛生上もよい。筋トレだと全然痩せない、体重増えるけど気にしない。

マラソンは過激すぎて健康に良いとは言えないと思います。

スクワットはおすすめ。手軽だし。私はジョギングで痛めた膝痛が直りました。腕立てと鉄アレイはいいと思うけどなかなか続かない。

8.
下半身トレが重要なのは分かっていても、
辛い割に見た目の変化がなくて、
目に見えて結果が出やすい上半身ばかり鍛えてしまう。
9.
別にに老若男女に全て通用する話ではない。
運動などは年をとったら自分の体力に合わせればいいこと。
それに高血圧は年を取れば当たり前だが糖尿病は本人の食い過ぎ飲み過ぎしか原因がない。
街を歩けば中年男の9割が出っ腹だから糖尿病予備軍。
10.
運動してりゃ健康的とは限らないでしょう。
まあ、やらないよりはマシでしょうが。

基礎代謝が悪くなるんだよなぁ。

11.
去年10月からスクワットを年末まで行ってからジョギングを始めました。
走る準備のためにスクワットをしたので膝の痛みは出ませんでした。
しかし走る習慣が全く無かったので最初は1キロで精一杯でした。
今は走り始めてから2ヶ月位で週に3、4回5から7キロ走っています。
4月から10キロを目指して走ろうかと思っています。
スクワットは継続中ですが最初の2ヶ月で4キロ痩せて走り始めて更に4キロ痩せました。
体が軽くなった分なのか色々とすぐに動けるようになり、仕事も普段の生活も前向きに取り組めるようになった気がします。
走り始めると癖になりますね。帰ったらすぐにに走ろうかと思うようになりました。
12.
50代ですが、ジムに週5で通って、筋トレ、自転車、水泳、ランニングとフルにやったら全身筋肉痛で、痛風の発作も初めて出ました。何でもやりすぎは良くないですね。
13.
普段ハードに働いておられる皆さんまでもが
休日にまで型にはまった運動らしい運動を
する必要があるのかと心配になる
14.
70代の母親は、自己流トレーニングが原因で病院通いになりました。(肩の負傷)
15.
初心者が陥りがちなパターンが多いね。本来は何年も掛けて、否、一生掛けて作っていく身体なのに、急に運動始めて、なんか楽しくなって、依存症になって、知らないうちに身体に負担掛けて、ヒザ壊して歩行困難になるとか。

1年で~とか、そんなパッと何か変わるほど身体って単純ではない。
運動始めたことはいい事だけど、始めたなら「一生続ける」ぐらいじゃないと、意味ない。

周囲にいっぱいいます。「にわかランナー」でヒザ壊してストレスフルな人たち。


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16.
デブは食事の量を減らして、少し身軽になってから、まずは歩く習慣をつけるのが大事。効果が少なくてもやらないよりずっとまし。
いきなり早足ウォーキングを信じて実行すると、膝悪くするぞ。(体験者は語る)
17.
運動以上に高カロリーな食事、飲酒をしているです。

でも、いいんじゃないの!

わざわざ嫌いな運動とかせずに、好きなだけ食べて飲んで幸せ感じているんだから。

運動やってても、病気になる人はなるし、

喫煙して不摂生してても病気にならない人はならない。

ストレス感じる方が病気になります。

18.
自転車に乗りましょう、軽いロングライドでかなりカロリー消費可能です。
19.
確かに無酸素運動、有酸素運動も大事ですが、食生活における身体への影響もかなり重要です。

運動と同時に食事も見直す必要があります。

20.
この写真の方
今は痩せられましたか?
21.
みなさん、がんばってください。
22.
満員電車でいつも思うけど、デブが多い
デブが痩せればもっとスペースが空くのに
23.
どんなに運動しても食生活や生活習慣が乱れると台無し。結局、あらゆるバランスを保つのが大事。適度な運動も当然そのなかに入る。
24.
40近くなるとちょっと無理して筋肉痛めたら2ヶ月くらい尾を引く
しかし、40近くになって感心するのはラジオ体操作った人はよく考えてるな?って思う
25.
三ッの運動、栄養、休養のバランスが必須です。
中でも、中高年代は栄養の取り方を間違うと不健康は加速します。
26.
近い将来、AIがその人に合わせたトレーナーになるだろう。
27.
半年間、食事管理と毎日の運動で10kg痩せた。自分なりにかなり勉強して頑張った。成功した今思うのは、ちょっとやそっと運動したくらいじゃ体は変わらないし、諦めるのが早すぎる人が多いと思う。ダイエットや健康管理については、努力が必ず報われる。
28.
遠くのスーパーに歩いて買い物に行き、重たい物を買って帰ります。結構運動になります。
29.
糖質は摂りすぎない(ロカボ)。脂質はEPA/AA比に気をつける。
(簡単に言えば魚の油をとって、動物性脂肪、サラダ油は控えめ)
色々自分の体で実験してここに行き着いた。
昔はかなり筋トレ、ジョギングをしても糖質を摂りすぎていて検査結果は悪かった。そこから極端にスーパー糖質制限をやったが、検査結果は良くなっても体がフラフラする(カロリーは必要分とっている。)
で、結局ロカボに行き着く。今はかなり体は動きやすく結果もよく満足している。
30.
健康には、ほとんどが食事内容とそのタイミング、それから睡眠。
運動は歩くことと軽い体操くらいで怪我せずとにかく長く続ける事。


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