◆DeNA4―2中日(22日・横浜)
中日が後味の悪いゲームセットでDeNAに連敗。12日以来の最下位に転落し、3位・巨人、および4位・DeNAとのゲーム差は2・5に拡大した。
騒然とするスタジアムに怒号が響いた。2点ビハインド9回2死無走者。アルモンテはボテボテの遊ゴロに打ち取られたが、大和の一塁送球はハーフバウンド。一塁・ロペスは辛うじて捕球したが、山路一塁塁審は、ロペスの足がベースから離れてたとしてセーフをコールした。
ここでDeNA・ラミレス監督がリクエスト。長時間のリプレー検証を経て、責任審判の西本球審は一転、アウトをジャッジした。DeNAファンが歓喜に沸く一方、審判団を指さして、声を荒らげる人物がいた。森繁和監督(63)だ。
チーム関係者の証言を総合すると、審判室を出た西本球審以外の審判員は、試合続行を念頭に置いていたのかは不明だが、各塁の「定位置」に就こうとしていたという。
また、西本球審の「アウト」のコールを意外そうな表情で見つめた審判員もいたという。森監督は「最後の抗議は…」という報道陣の問いかけに、無言を貫いて球場を後にした。
それでも西山和夫球団代表は、判定を受け入れたと主張した。「こちらが判定についてモノを言う権利はない。その上で、審判団がちゃんとした合意のもとに判定したのかを確認した。確認は終わっている。(連盟提訴?)そういう(性質の)ものではない」と説明した。
敵地で連敗。3位・巨人が残り8試合を4勝4敗で乗り切った場合、66勝73敗4分け(借金7)で勝率4割7分4厘8毛。その場合、中日は残り7試合を6勝1敗で突破し、
通算67勝74敗2分け(借金7)の勝率4割7分5厘2毛としないと上回れない。もちろん、DeNA、阪神の勝敗も絡んでくる。奇跡のCSは夢と消えるのか。竜がいよいよ土俵際に立たされた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00000231-sph-base
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