◆中日1―6ヤクルト(24日・ナゴヤドーム)
中日が4連敗。ヤクルト戦の2年ぶり負け越しが決まり、今季の2位の可能性が消滅した。3位・巨人とのゲーム差も4に開き、数字の上では辛うじて可能性を残すものの、CS圏内の6年ぶりAクラス入りは、厳しくなった。
21日のDeNA戦(横浜)から始まった4連敗中、得点は1、2、0、1。今月は17日の巨人戦(東京ドーム)までの14試合はすべて3得点以上を奪っており、8勝5敗1分けと善戦していた。だが直後から急降下。リーグ2位の打率2割6分5厘を誇る打線が機能しなくなった。
森繁和監督(63)のコメントにも“秋風”を感じさせる言葉が見え隠れした。
―吉見は7回3失点と粘ったが。
「そりゃそうでしょう。ヤクルトは多少は余裕があるが、ウチは負けられない試合をやっている。CSがどうのこうのと皆さんが騒いでくれたおかげで(選手らが)キツい気持ちになっているのは間違いない。
逆にプレッシャーになるような、いい経験をしている。結果が出ないと、そう(プレッシャーに負けたと)思われてもしょうがない。いい試練、勉強だと思って(いくしかない)」
(続けて)
「普段通りにできなかったのは投手だけじゃない。野手もそう。1つも負けられない、こういう試合を最後までできればいいが、なかなかそうはいかない。選手たちは久しぶりに味わうんじゃないの。
それができないから、こうなっちゃってる。いろんなこと(4連敗の原因)を探したらキリがない」
―このプレッシャーのかかる試合を乗り越えたら選手も成長するか。
「そうなってもらわないと困るんじゃないの。それができるチームとできないチームというのは、そういうところがある。
『初めからそう(重みのある試合を)やっていけばいいんじゃないか』と言われるかも分からないけど、プレッシャーのかかる試合ってのは、そう数多くあるもんじゃない。
それを少しでも経験したというのが、いいんじゃないの。次につながればそれでいいし、何の役にも立たない試合になっちゃうかも分からん」
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00000186-sph-base
みんなのコメント