伊藤が世界ランク1位を圧倒し優勝
<ITTFスウェーデンオープン(ストックホルム) 2018年10月29日~11月4日>スウェーデンオープンは4日、最終日を迎え、各種目決勝戦が行われた。日本女子では伊藤美誠(11月度世界ランキング7位・18歳)=スターツSC=が、準々決勝で劉詩文(同6位・27歳)=中国=に、準決勝で丁寧(同2位・28歳)=中国=に勝利し、決勝に進出していた。
決勝の相手は世界ランキング1位である朱雨玲(23歳)=中国=。伊藤は準決勝のインタビューで「(準々決勝、準決勝と)序盤は相手にやられっぱなしになってしまったので、
決勝はスタートダッシュをかけたい。」とコメントしていたが、まさに第1ゲームは完璧な滑り出し。台を幅広く使い、朱雨玲に全く隙を与えず11-3でこのゲームを奪取。
第2ゲーム以降も伊藤は世界ランク1位をもってしても全く追いつくことができない高速卓球で得点を重ね、そのままゲームカウント4-0のストレート勝利で優勝した。伊藤は今年6月に行われたジャパンオープンに続く今年2度目のワールドツアー優勝となった。
試合時間わずか30分、朱雨玲に与えた点数は合計19点という圧勝であった。
この試合に伊藤は「最初の入りをとにかく集中して入った。そしたら第1,2ゲームが自分の卓球ができたし、自分でもびっくりするようなボールが入った。」とコメントした。
そして、中国の主力3人を倒しての優勝については、「全く想像してなかったが、(今年の)世界選手権(スウェーデン・ハルムスタッド)でも全勝で終えることができ、
そして今回もこのような形で優勝ができたので、スウェーデンが大好きになりました。」とスウェーデンに特別な縁を感じているようだった。伊藤の今後の活躍から目が離せない。
スウェーデンOP 大会7日目(日本女子の結果)
【女子シングルス 決勝】
◯伊藤美誠 4-0 朱雨玲(中国)
11-3/11-3/11-5/11-8スウェーデンOP 最終結果
【女子シングルス】
<優勝>
伊藤美誠<準優勝>
朱雨玲(中国)<ベスト4>
丁寧(中国)、陳夢(中国)<ベスト8>
石川佳純、加藤美優、劉詩文(中国)、王曼ユ(中国)【女子ダブルス】
<優勝>
陳幸同/孫穎莎(中国)<準優勝>
LIU Gaoyang/張瑞(中国)ラリーズ編集部
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00010003-rallysv-spo
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