元広島のブレイシアはPS7戦連続無失点、絶好調のブラッドリーJr.が決勝弾
■アストロズ 8‐6 Rソックス(日本時間18日・ヒューストン)ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦が17日(日本時間18日)、ヒューストンのミニッツ・メイド・パークで行われ、レッドソックスが8-6で勝利。3勝1敗として、世界一に輝いた2013年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけた。
点の取り合いとなったが、6回に今シリーズ絶好調のブラッドリーJr.の2ランで逆転。元広島のブレイシアが1回2/3を無失点と好投し、ポストシーズン(PS)7試合連続無失点とした。
昨季世界一のアストロズは初回にアルトゥーベの柵越えの当たりがビデオ判定で右飛とされ、“幻の一発”となる不運もあって追い込まれた。
レッドソックスは初回、アストロズ先発モートンからディバースの2点タイムリーで先制。その裏、アストロズは1死一塁でアルトゥーベがライトへ大飛球を放つ。フェンスオーバーの当たりに右翼手ベッツが懸命にジャンプ。すると、スタンド最前列でボールを捕球しようとしたファンの手とグラブが接触した。ボールはベッツのグラブ、ファンの手にも当たってグラウンド内にこぼれ、アルトゥーベは二塁へ。ビデオ判定になり、ファンが捕球を妨害としたとして右飛という結果となった。
“幻の一発”にミニッツ・メイド・パークは大ブーイングに包まれ、アストロズは結局この回は無得点に。それでも、2回にはコレアのタイムリーで1点を返す。
3回にレッドソックスがボガーツのタイムリーで1点を返すと、その裏にはスプリンガーのソロ弾とレディックのタイムリーでアストロズが同点に追いついた。
1点ずつを取り合って迎えた5回、アストロズはコレアのタイムリーで勝ち越し。しかし、レッドソックスは6回、ブラッドリーJr.がライトへ逆転2ラン。第2戦で3点二塁打、第3戦では満塁弾を放っていた絶好調男が、またしても大仕事をした。
レッドソックスは6回、ロドリゲスが四球で先頭ケンプを出すと、元広島のブレイシアを投入。ブレグマンを中飛、スプリンガー三ゴロ、アルトゥーベは三ゴロと見事に後続を断つ。直後の7回には押し出し四球で1点を追加。
7回も続投したブレイシアは、前頭ゴンザレスは中前にポトリと落ちるヒット、グリエル、レディックは右飛とした後、コレアに右翼線への二塁打を浴びたところで降板。
しかし、2死二、三塁のピンチでバーンズがホワイトを三振に仕留めて、2点のリードを保った。ブレイシアは1回2/3を2安打無失点で、ポストシーズンは7試合連続、7イニング連続無失点とした。
8回、レッドソックスはマルティネスのタイムリーで1点を追加。8回から守護神キンブレルを投入。9回には2死満塁のピンチを招き、ブレグマンにレフトへヒット性の当たりを打たれたが、左翼ベニンテンディがダイビングキャッチ。超美技に救われたキンブレルはキャリアで初の6アウトを取り、逃げ切った。アストロズは結果的にアルトゥーベの“幻の一発”が響く形となり、敗れた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00230184-fullcount-base
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— MLB (@MLB) 2018年10月18日
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