ネットの反応

1
「残党狩り」との批判があるが、全く同意できない。史実を明らかにするのは歴史学の義務で、ここで忖度していては、過去の過ちに目をつぶることになる。

なぜ当該人物は裏切らなければならなかったのか、検証を重ねて、そのようなことが二度と起きないように学ぶのが現代に生きる私たちの責務だと思う。

1 – 1
比較的有名人だから、関心を持たれるが
→歴史上、数万人規模の虐殺はいくつもあって、そういう事例はおびただしいほどある
近代でも、旧ソや文革、カンボジアなどが有名
→大した理由もなく命を失った、名もなき犠牲者は多数いる
→そういう事実が、より本質的な問題でしょう
現在進行形で起きている地域もある
1 – 2
検証で済めばいいけどね
自分の身が危ないからと言って密告したのはなぜか
なぜアンネを守るために死ななかったのかと考える過激派がいるからね
あそこの様子見ると
そういう人が矛先を子孫に向けるのは想像に難くないよ
1 – 3
なんかわかってない人もいるみたいだけど、密告者個人に関しては、俗な言い方をすれば、(結果的に)まずい人を密告しちゃったね、という種類の話で、その個人を責める責めないは別問題。重要なのは、こういう歴史から何も学んでいない現在進行系で行われている「虐殺」や、それに対する世界の大いなる無関心。

1 – 4
「歴史から学ぶ」てのは大切だよね。
せっかく過去の人が色々試して良かったり悪かったりして、トライアル&エラーしてくれたんだから、それを参考にすれば悪い選択を減らしていける。
歴史を学ぶ意義だね。
1 – 5
敗戦国に都合の悪い事なら真相の解明
敗戦国を叩いてた側に都合の悪い事なら歴史修正主義この手のひら返しがなければその通りですね

1 – 6
独裁者や独裁国家のもとだと、保身のためこういうことは起き得る。戦前の日本にだって色々とあった。極左系のスパイとか転向者とか。
1 – 7
あの隠れ家をアンネは後ろの家と言っていた。
隠れ家どころか、父のオットーが終戦後近所に訪ねて回ったところ、
みんな知っていたそうだ。密告者については、諸説があったが、
メリッサ・ミュラーの掃除のおばさん説を映画でも取り上げた。
後、従業員のファン・マーレンやオットーの親戚なども疑われたが。
その真犯人とされる根拠を読んでみたい。

1 – 8
どういう人物がどの様な状況になり、どの様な行動に出たかで十分だと思う。
大事なのは何がありどうなったかであり、個人の特定ではないのではないか?

その状況では誰しもそうなると可能性があると言う事を伝えるのであれば、それが何処の誰かは関係ない。今さら個人を晒すことには違和感を感じる。
大事なのは何があったかであり、それが一般人であるのならば誰がやったかではない。

1 – 9
「そのようなことが二度と起きないように学ぶ」それは「過去の事実が分かった」にすぎず、誰しもが何があっても他人を裏切らない、他人を蹴落とさない聖人にはなれない。

名誉、金、保身、怨恨、嫉妬、恐怖、あるいは単なる気まぐれから、人類は延々と同じ事を繰り返してきたのだから。
結局何が変わるという事は無いでしょうね。

1 – 10
外国や政権との戦争ではこういう事は日常的にありそう。今現在でも同じ境遇の人々はいるだろから、伝記の人より先ずは助ける動きをしたり広めた方が良いと思う。
2
密告によって奪われた命があるのは確か。ただし、密告者も存命ではない。この密告者だと特定された人の子孫が存命だった場合、世界中からバッシングとかされなければいいけれど…
2 – 1
同じことを懸念しました。
2 – 2
当人も生きるか、どうかなるかの瀬戸際だったろうし、ホントに子孫が居るのならばその方々の今後が気になります。今のSNSの時代、幾らでも調べて誤解も拡散されたりして、大変な騒ぎになりそう。個人名は出すべきで無かった気もします。
2 – 3
子孫へのパッシングをする人がいたら諫めないと。だって、子孫の人には何の責任もないのだから。
2 – 4
東条英機の子孫たちは酷い目に会ったと言う。あれは後に冤罪と言われているが当時の世論をつくったのは誰なんだろう。
2 – 5
当時の法律では別に密告ではなく
むしろ報告しないことが罪
なんだよね?
2 – 6
これ儒教文化か、キリスト文化かで結構違いがあると思うんだよね。日本だと、犯罪加害者の親や兄弟を「家族だから」という理由で袋叩きするのが常だけど、アメリカだとむしろ加害者の親が普通にテレビに出てきて、インタビュー受けたりしてるし。成人してからも日本は何かにつけて親子の縁を重視するけれど、アメリカだと大学や結婚を機に親元を離れて独立するのが普通だし。アメリカとヨーロッパが同じかは分からないけど。

2 – 7
事実を明らかにするのと、密告者の子孫が批判されるのは別問題だと思います。例えば殺人犯の子供が批判されるから殺人犯にするなにはならないと思いますがね。

子孫が批判されるのは批判する奴らのモラルの問題。
それと犯罪を犯せば身内、関係者に迷惑が及ぶと考えるのは犯罪抑止に繋がっているという事です。

2 – 8
家族諸共的な文化は欧米にはあまり無かった気が…日本やお隣は異常なほどだけど。
2 – 9
同じこと思いました。
2 – 10
日本とイタリアはバッシングできないだろう。
3
これ隠れ家の倉庫番やっていたファン・マーレンって人が怪しいとずっと言われていたけど結局は冤罪だったのね。支援者だったミープ・ヒースまで容疑者扱いしていた捜査もついに解決か?
3 – 1
ミープさん犯人はさすがに無いと思いたいというか、ガゼであって欲しい…アンネの日記や伝記を読むと必ず出てくる人だけどミープさん、自身も辛いし大変だったはずの身なのにかなりいい人だと思う。

3 – 2
ミープさんが、アンネが連れていかれた後の日記、というか、書いたものを拾い集めたんだよなぁ。色んな意味でセンシティブすぎて、アンネからしてみれば「ちょ、待てや!」というものもあったとは思う。
でも、それが余計に戦時中でも普通の夢見る女の子がいたこと、戦時中でも私たちと変わらない女の子、そしてそんな普通の女の子が犠牲になったということの悲惨さを伝えてるんだよね。

3 – 3
ミープさんは家にナチスの徴兵を拒否した大学生の
甥っ子のカレルを匿っていたんですよね。
なのに、倉庫番のおじさんと「不倫関係にあった」
などと言われて密告者と疑われたそうで、
夫のヤンさんから
「どこにそんな暇があったのか、逆に感心する」と
爆笑されたって話も書いてありました。ミープさん本人は、倉庫番のおじさんは「シロ」だと
思っていたようですね。

3 – 4
アンネの日記、がこの世に残ったのはミープさんの
おかげだよなあ。どんな思いで父親のオットー氏に
渡したんだろう…父親もそれを受け取って…涙。
アンネと同じくらい衝撃だったわ、ミープさんという存在に。
自分が子供の頃、お父さんまだ生きてたんだよ。テレビでしばしば
見かけた。あの笑顔、覚えているよ…。
3 – 5
それがミープ本人の回想録に書いてあるんですよね
そういうショッキングなことを言われたとアンネの日記本編に劣らず面白いので読むことおすすめです

3 – 6
ミープも疑われたてたの知らなかった。
3 – 7
アンネの日記の中でのミープさんへの
信頼はそれはすごいものだった
なのに、密告者の容疑をかけられてたなんてビックリしました
3 – 8
ミープさんが犯人ってのはどう考えても無理がある。当時ユダヤ人を匿っているのが分かったらオランダ人でもただでは済まなかった。もしミープさんが密告したとしても彼女もこの件に協力していた彼女の夫もこれまで匿っていたとして逮捕された可能性もあった。(結果的に2人とも逮捕されなかったが)

つまりミープさんが密告するというのは、ライオンの檻に自ら首を突っ込むようなもの。

3 – 9
たしか、最初に日本で出版されたアンネの日記には、アンネが書いていた性的な描写の部分や、母親に辛辣な描写をしている部分は省かれての出版だったのですよね。今では、小さな子供へ向けたものや、反対に大人が読むものとしての完全版など、さまざまな「アンネの日記」が存在しますが、最初に、意図的に省かれていた部分があることをことを知った時は、驚きました。

でも、元々は誰かに見せるために書かれたものではなく日記なのだから、タブーなど無く自分の思った通りのことを書いていたのでしょう。

アンネの『次回作』を読めないのが、残念でなりません。

3 – 10
50年近く前にアンネ・フランクの日記を読んだが、その文学的完成度の高さに驚いたのを今でも覚えています。
10代前半で亡くなった天才を残念に思います。(実在したのであれば・・)
4
密告した側も自分たち家族が生きるか死ぬかの選択を迫られていたわけで
今の基準で裁いたり……と言うか評価するのは間違ってるのでは?