【AFP=時事】世界有数の大富豪サックラー(Sackler)家からの寄付の受け取りを断る方針を、有名美術館が相次いで発表した。

背景には、慈善家として知られる名門一家の資金源の中心が、米国で大きな問題となっているオピオイド系鎮痛剤であることに対する懸念がある。

米経済誌フォーブス(Forbes)によると、サックラー家の純資産総額は推定130億ドル(約1兆4500億円)以上で、一家は膨大な資産を元に、芸術や教育分野に多額の寄付を行ってきた。

サックラー家の物語は、アメリカンドリームをまさに体現している。アーサー(Arthur Sackler)氏、モーティマー(Mortimer Sackler)氏、レイモンド(Raymond Sackler)氏の3兄弟は、

第1次世界大戦(World War I)後にニューヨークにやって来たユダヤ人移民の子としてブルックリン(Brooklyn)に生まれた。兄弟そろって精神科医師になり、1952年に経営不振だったニューヨークの製薬会社を買収し、パーデュー・ファーマ(Purdue Pharma)を設立した。

パーデュー・ファーマが開発したオピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン」は大人気となり、同社は製薬業界で最大手に上り詰めた。だが、オキシコンチンは依存性が非常に高く、オピオイド危機を招いたとして、現在1000件以上の訴訟を起こされている。


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ネットの反応

1.
オピオイドは、悪用と善用の歴史だからな…
アヘンチンキから始まり、モルヒネ、コデイン、ヘロインと抽出精製、修飾といろいろ弄っているうちに、モルヒネより効きが悪くなったり、モルヒネより依存性が高まったりと、モルヒネの悪い点を除こうとして、明後日方向の結果になった物だから
2.
ヘロインの50倍の中毒性があるといわれてるしな。効き目が強いからオーバードースで亡くなる人が多いしな。中国で偽造された薬が大量に流れ込んでいるよな。薬だから所持していようが、摂取しようが違法ではないしな。この薬を違法にしないと問題は解決しないだろ。
3.
通常のケガであっても1ヶ月分を簡単に処方してしまう医者がいると聞きます。
処方に対する医者へのキックバックが大きいのだと思いますが、オピオイド系と言ったら完全に麻薬の範疇。
それを終末期でもない若者に処方する医者も医者だし、製薬会社も製薬会社。
寄付さえすれば罪は消えるとでも考えるのでしょうか。
NRAと同じくアメリカの恥。
4.
マイケルジャクソンが依存症で亡くなったね
5.
モーティマ・サックラーという言葉になぜか聞き覚えがあったのでググったらバラの品種名にある名前だった。比較的新しい品種なので命名権を買ったんだろうなぁ。
6.
ノーベル賞ダメじゃん。
7.
パーデューの売り方が悪質。パーデューはもともとオキシコンチンを非癌に対する疼痛に強烈に売り込んだ。そしてその時の謳い文句が「オキシコンチンによる依存の危険性は極めて小さい。」その時のMRは「依存の危険性が1%未満」と宣伝するように会社から指示されていた。オキシコンチンの処方の半数以上は一般内科医によって行われた。
その結果が今のオピオイド依存。パーデューの罪は重い。騙された医者もアホかも知れないがパーデューの嘘つきプロモーションは悪意がある。最低な会社。このオキシコンチンのプロモーションにはマッキンゼーも深く関わっている。
ピーク時には年間3000億円以上の売上。そのうらでは毎年数万人がオーバードーズで死んでいる。日本だって他人事ではない。トラムセットの売上の伸び半端ない。
8.
金持ちの寄付=税金対策
美術館が拒否するのは倫理的な理由からだと思う。
9.
一番やばいオピオイド系鎮痛剤であるフェンタニルは、確か中国製だったはずだが?この企業も問題なのかもしれないが、正規の流通に乗らないオピオイドの問題はもっと深刻だぞ。
10.
使うものによっては諸刃の剣となるダイナマイトのような薬かな
11.
これらのオピオイドの薬は日本で麻薬と呼ばれるものです。
医師であっても麻薬免許を受けないと使用することができません。
はっきり「麻薬」と書いて欲しいです。
12.
抜けられなくして最終的に全てをささげてくれるドラッグが一番儲かる。これが合法的な処方薬ならなおさら。
大麻は自分で栽培できてしまって鎮痛剤やら精神病系の薬が売れなくなるからこれまで製薬会社の圧力で解禁できなかったなんて言われているしね。製薬会社とその闇の深さは他の様々な利権とレベルが違う
13.
ダイナマイトのノーベル賞が良くて阿片製剤薬の寄付がダメな意味が分からん。
阿片関連の全ての災害を彼らの会社が起こしたワケでも無いでしょ?1000人の中毒訴訟と言うがダイナマイトが人を殺した数の方が多い。
14.
どんなに副作用が少ない薬だと言われても
大量摂取すれば身体はおかしくなりますよ。
処方する側が問題だと思うし依存的になって
大量摂取するほうがおかしいと思います。
サックラー家が悪いわけではないでしょう。
もしかしたら成功し裕福なユダヤ人に対する
差別意識が根底にあるのでしょうか?
15.
薬を常用、乱用、大量服用したらどんなものでも重篤な副作用が生じるのは常識。だから販売が規制されているわけで。
どんな薬であろうと出来る限り薬を飲まない飲ませないようにする事も常識であり、これは製造する側というより、医者やドラッグストアなどの流通させる側の責任の方が重いと思う。
もちろん手に入るからという理由だけで安易に使い続ける消費者にも問題はあるけども。薬と毒は表裏一体であり都合の良い物質は存在しません。体に良いとされるビタミンやカルシウム、ミネラルでさえ大量に飲むと重篤な影響を及ぼします。


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16.
製薬会社の熱心なロビー活動の甲斐があり爆発的に売れた。医師としても対症療法の方が楽で速い。
大量に処方されたオピオイドは同じく大量にジャンキーに転売され、現在のような状況になった…ということのようです。効き目の傾向が似ているヘロイン乱用への入口になってもいる模様。
多額の寄付は罪滅ぼしに似た部分もあったのでしょうね。
17.
オキシコンチンて今でもバンバン使われてる医療用の麻薬なんだけど…
これ、ひょっとしてユダヤ人差別なんじゃないの?
18.
「医薬品」としてより
「ゲートドラック」として米国内で知られているし
乱用も規制できずにいる
寄付の拒否も納得できる
19.
その鎮痛剤で助かってる多数の人たちがいる。
カネに名前は書いてない。
寄付を断るのは、くだらない綺麗事にしか思えない。

俺は意識超低いからねw

20.
医療上必要性はあるのではないか。所謂麻薬には悪い面と良い面(必要性)の両面がある事を認めるべきだ。勿論適切な管理の上での事である事は言うまでもない。
21.
寄付を受け取ることによって、グレーな企業とつながるイメージの方がお金より重大な問題なんでしょうか?
日本の小さい博物館はどこも資金繰りが大変だし、公立博物館は税金なしにはやっていけないから
難しい問題ですね。
22.
寄付するだけ立派です。

日本人の富豪は、寄付が少ないです。

23.
アメリカはオピオイドも処方箋なしで手に入るのですかね?
だとしたらタバコ訴訟みたいなものでしょうか。薬は上手に使えば良いですが、基本的には毒物ですから、それで訴えられるのは少し可愛そうです。儲けすぎが良くなかったのか…一生懸命に寄付してたのにね。
24.
じゃあタバコは?武器は?
ってなってその判断の線引き難しくない?
25.
日本では末期のがん患者さんには必要な薬の一つ。
作用が強いので使い方は慎重に取り扱われます。
海外ではどんな処方をしているのでしょう?
乱用されていれば恐ろしいと思いますが、依存症となりやすい薬品は他にも存在します。
利益がないと薬の研究ができない側面もあり、製薬会社にはある訴訟なのでしょうか、芸術に寄付をしていたのですか…
医療従事者からすると、必要なのは理解できるのですが、処方の仕方や使用法が気になります。
26.
オキシコンチンが癌含む鎮痛目的の医療用麻薬として正しく使われる事が多い日本では福音あっても災厄扱いされるのが解せない。
麻薬は使う人間が過っているから災厄なのであって薬自体に罪はない。
27.
反ユダヤ感情のはけ口にされたように見えないこともない。
28.
オキシコンチンって、日本では使われてないのですか。
日本でもそんな問題が発生しているのでしょうか。
国によって依存患者の発生頻度が違うのならば、薬じゃなくて処方した人に問題があるのでしょう。
29.
癌患者の疼痛コントロールには欠かせないオピオイド。麻薬であり使い方次第。悪とみなすのは間違いなのでは…。
30.
これから何兆円の賠償金の支払いが待ってるよ


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