住宅の屋根から、もくもくと茶色い煙が…。大きなクレーン車が垂直に倒れ、先端が住宅にめり込んだのです。

近くに住む住民:
「ドーンって音がして、地震かなって思いました」

大阪府高槻市で起きたクレーン車の事故。地中に埋めた鉄製のくいを抜く作業中にクレーン車がバランスを崩したとみられています。

この事故で、住宅に住む1歳の女の子が軽いケガをしました。また電柱も損傷したため、周辺で一時、停電が起きました。

クレーン車の操作を担当していた工事会社の社長は、事故の原因や今後の補償について周辺の住民に説明しましたが…。

説明会に参加した住民:
「賠償などの話をざっくりとした感じでした。責任がどこかあいまいな感じで始まったところから、既にみんな不満があったと思います」

工事は、発注者から元請け業者、そこから一次下請け業者へ…。そして実際に工事を行ったのは二次下請け業者でした。

警察は業務上過失致傷の疑いで捜査していますが、今回の事故、賠償の責任は誰にあるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「責任を負う候補者となるのは、実際にクレーン車を使って作業に当たっていた方々と、その勤め先である使用者、つまり二次下請け業者です。今回は発注者、元請け業者、一次下請け業者というような段階になっていて、責任を負う候補者はその何段階目かの方々です。

ではその上の方たちは?ということになると、請負の場合、発注者は基本的に請負業者が第三者に与えた損害についての責任を負いません。請負は独立して仕事をするからです。ですから、今回だと一次下請け業者以上の方々には基本的に責任はないという風に法律はなっています。

もう一つ、どこまで損害賠償が発生するかについてですが、家が壊れてしまったのはもちろんですけれども、停電などの被害も場合によっては賠償の対象になると思われます」


ネットの反応

1.
ここぞとばかりに赤い旗振った
何処ぞの市民団体らしき
輩が来るかもな。
2.
元請けの管理責任でしょ、
請けが多いほどピンハネで値段が下がって行く。
元請けの見積もりは下請けの儲けは入ってない。

元請けは儲かり、1次請けでトントン2次請けまで行く赤字で人件費もままならない。
赤字だけど仕事しないと金が入ってこないし仕事を受けないと次からもらえなくなるというジレンマで拒否できないのが現状。
この悪循環が安全対策の欠陥を呼ぶのでは?

3.
あくまで責任は元請ただそこから下請け施工と罪のなすり合いがはじまる
4.
実際に工事をした会社に責任があります。!
5.
元請に責任がないってホンマに?それジャ賠償責任保険何のために元請、入ってるの?元請なんか作業員なんて一人もいなくて施工管理してるだけやん。作業してる人だけがその責任を負うなら賠償責任保険入らなくてもいいやん。この弁護士、ホンマに業界のこと、わかってしゃべってるのかな。
6.
元請け、一次、二次が賠償すればいい。
7.
周りのおっさんおばさんが賠償賠償って騒いでたのが笑えた。
8.
賠償責任は文政権にある。
9.
無理な工程でやらせた結果だろ。元請けも責任あるんじゃないの。
10.
これだけの工事をするのだから、まずは元請けが被害者側に納得のいく保証をすべきです。後は内々でやれば良いのです。
11.
二次下請に補償能力がなければその上位が保証しなければならなくなるのでは?今回の事故は現場での労働災害ではなく、俗にいう第三者災害なのでは?法の網は元請けにもかかるのでは?安衛法とかでは通常使わないようななんにでも適用できる項目があるよね?

元請け責任も追及されるのでは?事故を起こしたのは二次下請けでも、元請けの業者名が工事現場に掲げられているでしょう?

みんなそこの会社が事故をおこしたというのでは?誰も下請けが事故をおこしたと言わないでしょう?会社はその事故イメージが持たれるのでは?営業にも大きな影響を受けるのでは?役所工事とかもやっていれば指名停止とかもかかってくるのかも?

12.
元請けも責任とったら?
安い金で、リスクを押し付けるようなことするなよ。

元請け、どこの企業だよ?
ネットで調べるか….

13.
日本の生産効率の悪さ、日本の企業の没落の原因だな
どの企業も楽して稼ぐことしか考えなくなった。

そして、その犠牲者はいつも一番立場の弱い者だ

14.
1歳の女の子が軽い怪我ですんだことが不幸中の幸いだ。
15.
下請け の 下請け でも 一番の責任は 親でしょ 元請けが責任取るべき
16.
一時的にどこかの会社がまとめて全てを賠償することが優先

責任のなすりつけとかは勝手にどうぞって感じ

17.
元請けだ。
18.
俺なら保証無かったら建物や車両を破壊しまくるわ
19.
責任論云々より、先ずは被害者に対して早急な対応が必要でしょう。

工事申請者が被害者との補償に当たって対応し、工事実施側の責任分担は契約書・法律的なことに沿って別途調整とすべき。

繰り返しますが、何よりも被害を受けた方への補償を速やかにすべきです。

20.
まずは元請けが責任取るべきでしょう
発注者は元請けに頼んだつもりしかなく、そのためにそれなりの会社を選んでいる。
そこから先は元請けが判断して任せていった結果に過ぎない。監督し責任を取ることだけが元請けの仕事。でなければ、無駄に搾取するだけの余計な存在でしかない
21.
今の御時世、高度経済成長期とは様々な条件、例えば主体である関わる人々の意識の変化(労働基法や様々な法律資格、規則等々)があるにもかかわらず、

現場に携わる場合の熟練度を推し量る術を全て書類判断で書面だけの提出のみを鵜呑みにし、現場が動く恐ろしさを認識していない事による人災、あえて強く言えば「役人の責任」突き詰めれば担当者の責任、

その上の部署、さらには発注者首長の責任問題へと追及される法整備にしなければ、現在の狭小な場所において昔のままの都市計画を追行することになり、同じ不幸を招きかねないのが理解できない役人と議員さん、猛省しなさい。

22.
賠償金も大事ですが、お子様のけがが軽症で、不幸中の幸いではないでしょうか?
けがも早く治るといいですね
23.
建築現場管理者です。
このような事故は、全て私達施工業者、つまり元請になります。
私もクレーンを倒壊させた経験があります。

下請けが、安全装置を切っていたことが原因でした。
警察は事件性が無いとして、帰りましたが労働基準監督署の実況見聞で、200%の積載オーバーということで、工事が2週間止まりました。

勝手に下請けが、やったことでは、済まされないのです。
その為の元請け(施工管理)ですから。
私は、事故後に連日連夜、顛末書やら、事故の書類作成で、鬱病になりました。
それだけ、責任が重いということです。

正直、この業界から離れようともしました。
しかし、この業界で30年勤めてきました。
被害に遭われた方に深く謝罪し、損害賠償もしなくてはなりません。

やってしまった事は、戻りません。
どうか、この事故の元請けの方々の誠実な対応を願っています。
やりがいのある仕事です。

24.
上の人は責任を取りません。だから上に行けたのです。
25.
2次下請けに賠償責任を取らせると多分満額払う能力がないってことになると思う。

(金額にもよるけど)現実的には1次下請け、2次下請け辺りがそれぞれで分担して払うことになるんじゃないかな。

そうしない(中抜きだけして知らんぷり)と2次下請けが儲かる仕事しか請け負ってくれなくなるだろうし、なにより近隣住民を敵に回すと妨害が酷いことになるからね。

26.
二次なんかはまだマシなほうだよ。
建設業界では五次、六次なんてのもザラだから。

末端の業者になると会社組織でなく個人だったりするし保険にも未加入なんてのも普通にある。もし支払能力が無ければ自己破産も有り得る。もしそういう場合はその業者を使っていた会社に支払義務が生じる。

そういう感じで、どこも支払能力が無ければ最終的には元請責任となる。
最後は元請業者に支払義務が生じ、逃げる事は出来ないようになってるね。

27.
元請けから少しづつ補償分担することが社会的道義。
元請け企業の大株主や役員宅ならそうするでしょ?

重要な取引先や銀行役員宅でもね。

28.
責任は頭が取るのが当たり前と思ってたけど違うのか?
まずは元請けのトップが責任取って下を守るんじゃないの?
なんのために居るの?
29.
二次下請けは破産だな。
そのクラスになると従業員は10人以下でハイエースか15年落ち以上のミニバンで仕事してるレベル。

社長も三階の一戸建て購入して生活しているくらいだけど今回の件で賠償金と受注も受けられなくなるから廃業して作業員に戻るか知り合いに会社譲渡して賠償金に充てるしか道はない。

30.
大型重機の扱いは大変なのだから、しょうがない
事故が起こったことは変わらない