【AFP=時事】ラグビーニュージランド代表のソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)が29日、ラグビーリーグ(13人制)のトロント・ウルフパック(Toronto Wolfpack)から史上最高額のオファーを提示されていると報じられた。

オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のスター選手で、現在開催中のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に出場している34歳のウィリアムズは、大会終了後にラグビーユニオン(15人制)でのキャリアから退くとみられているが、

母国チームは準決勝で悔しい敗戦を喫し、来月1日に行われるウェールズとの3位決定戦に臨むことになっている。

オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルド(The Sydney Morning Herald)によると、今月からイングランドのスーパーリーグに昇格したウルフパックは、ウィリアムズを獲得するために2年総額900万豪ドル(約6億7000万円)を用意。

獲得には複数のクラブが乗り出しているが、ラグビーリーグとラグビーユニオンと合わせて史上最高額になるとみられるウルフパックの提示額には、いずれも届いていないという。

さらに記事では匿名情報として、今回の争奪戦はウィリアムズが選手として素晴らしいキャリアを開始したオーストラリアとニュージーランドで開催されているナショナル・ラグビーリーグ(NRL)のクラブにとって、あまりにも金額が大きすぎるものになっていると伝えられた。

ウルフパックはこれまで、ラグビー界を代表する選手の一人であるウィリアムズへの熱意をはばからず示しており、

鉱業界の有力者であるオーナーのデビッド・アーガイル(David Argyle)氏のおかげで、獲得に向けた資金も十分に持っている。

オーストラリア出身のアーガイル氏は、今年初めにウィリアムズについて、「非常に人気の高い選手であり、熱狂的ファンを呼び込める」と述べていた。

また、カナダに拠点を置きながら、海を渡ってイングランドで戦うことになるウルフパックを世界的なチームにするという大きな目標を掲げている。

ネットの反応

1.
銀座のソニービルかと思った。
2.
ラグビー界のベッカムみたいな感じだものね。
3.
夢あるなー(^^)
4.
ラック・モール・ラインアウトなどの負傷の可能性が高い(少なくともNRFUがそう考えた)ルールが廃止され、現在の13人制ラグビーリーグのルールが決まったという点からも発端が金銭という点からも日本がプロ化するなら13人制ラグビーリーグがいいかもしれない。

人気も出やすい。15人制の強化という意味ならフォワードは特に海外プロチームと試合することが重要でサンウルブズがスーパーラグビーに残留するのが現実的な策ではないだろうか。

5.
サッカー除いたら給料はアメリカ絡まないと桁がひとつ違うね
6.
ベッカム同様、プレーよりもその人物に価値がある。
7.
最高で6億か。サッカーの移籍の話聞いてると少なく感じる。
8.
ソニービルももう結構な年齢なのに、まだこれだけのオファーがあることがすごい。日本でももっとも有名なオールブラックスの一人ですが、世界的にも大人気の選手。実力以外にもついてくるファンが多いからこれだけの額になるんでしょうね。

ラグビーずっとアマチュアリズムを堅持していたので、サッカーに比べてプロの歴史が非常に浅い。サッカーのような高額になるのはまだまだ先でしょうけど、夢のある話だ。

しかしながらラグビーはユニオン(15人制)、リーグ(13人制)、セブンス(7人制)と色々あってややこしいと思われないか心配だな。どれも違いがあって面白いんだが。

9.
カナダで13人制ラグビーリーグ?と思ったけど、イングランドのリーグに参加しているんだね。
年俸にすると約3億3500万円か。

ユニオンとリーグの違いはあるけど、ラグビー選手の年俸も徐々に上がっていっているね。

10.
元々ラグビーってアマチュア精神の強い競技だったからね。
まだ俺がガキの頃は、代表選手に医者や牧師、農夫なんかが不通にいたからね、代表選手の現職見てよく驚いてたな~
今回のこの金額はプロのスポーツ選手としては妥当かなとも思うけど。
11.
オーストラリア代表が今一つだったのは、国内で人気のある13人制ラグビーリーグに人材をとられて、メンバーを集めきれなかったため。彼等はスピーディーな戦いを好むみたいやね。
12.
こういう年俸の記事を見ても、サッカーと比べるとまだまだマイナーなスポーツだとおもいますね。
日本も含めて、ラグビーのスーパースターが、MBLやサッカーと同じような年俸を獲得できるような時代になるといいね。
13.
数年前パナソニックに来たときはすでにスターだったけど、今じゃとても来てくれない金額だっただろうな。
オフロードパス一つで秩父宮が沸いたのが懐かしい。
14.
日本ではラグビーリーグあまり馴染みないですが、オーストラリアとかだと結構人気なんですよね。高校で遠征行った時にテレビで見て「なんじゃこのラグビーっぽいラグビーじゃないスポーツは?」ってびっくりしたのを覚えてます。