大質量の小惑星が6600万年前、現在のメキシコ、ユカタン半島に衝突した。この衝突で恐竜を含む地球上の生物の75%が絶滅した。小惑星の衝突は、大津波と大規模な山火事を引き起こし、大気圏に放出された数十億トンの硫黄が太陽光を遮ぎったことで地球は寒冷化し、多くの陸上生物が死に絶えた。
新たな研究で、海洋生物も大きな被害を受けたことが明らかとなった。衝突が引き起こした酸性雨と大気圏からの降下物が「一瞬」にして世界中の海を酸性化させ、当時の海洋生態系は崩壊した。
約6600万年前、直径約10kmの小惑星が現在メキシコのある地域に衝突した。衝撃によって何百マイルにもおよぶ山火事、高さ300mの大津波が発生し、数十億トンもの硫黄が大気圏に放出された。
衝突後1分以内に、チクシュルーブ小惑星は直径160km近い大穴を海底に作り、溶けた岩石と超高温のガスが煮えたぎる噴火口となった。
プルームは山のような高さまで盛り上がり気化し、世界中の海に大量の酸性雨を降らせた。
科学者たちは、小惑星の衝突の後に地上で起こったこの破滅的な出来事が、陸上生物の75%を絶滅させた(恐竜を含む)と考えているが、海の生物がどのように絶滅に追いやられたかについては知られていなかった。
米国科学アカデミー紀要に掲載された研究報告によると、衝突後に降り注いだ大量の酸性雨が海洋生物を息絶えさせたという。
論文の著者は、小惑星の衝突後、海が急激に酸性化し、このため海の食物連鎖が阻害され大量絶滅が引き起こされたという。
「海は一瞬で酸性化した。そして海洋の生態系を変容させ、百万年単位で影響を及ぼした」と論文の共同著者の一人、ノア・プラナブスキー(Noah Planavsky)氏はニューヨーク・タイムズに説明した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000002-binsider-int
ネットの反応
小惑星衝突の大地震は全地球の断層という断層、プレートというプレート、すべてのひずみを一斉に解放したはずで、その「世界同時巨大地震」の影響で、世界中が津波と大規模土砂崩れ、地すべりに襲われて恐竜化石の元となったはずだ
昨今の災害で被災を嘆くレベルではない出来事だけど、いつそうなるか予測しきれないし、対処もできないのが現状。
いつ隕石により日本が消失するか分からないし、毎日を悔いのないように生きたい。
酸化以前に泥と熱で普通に絶滅したと思っていた。
なぜアンモナイトは絶滅して、オウムガイは絶滅しなかったんだろう。
なかなか一つの理屈だけでは、わからない事が多い。
かもんーベイビー、隕石!
何も慌てることはないですよ。自然の摂理は是は是、非は非として人類を正すだけ。甘んじて自然の摂理の清算を受けましょう。
かと言って他記事によるヤフコメの道理を持ち出せば経済の仕組みから代えるなど利権が伴うので実質的な改善策はない。そもそも環境問題に対する関心など無いのだろうと見受ける。
あとは静かに海が酸性化するのを待つしかない。
人類の行為で地球環境に変化が出て生態系が変わってしまっても自然の摂理の、ひとつだと思う。連鎖が大きく狂えば、人類も淘汰されてしまうが、残る生態系が変わって台頭するだけのこと。
人類は弱い生態のひとつだと認識して、感謝して共生するしかないと思う。それでも絶滅するときは仕方のないことである。
75%が死滅した事よりも25%が生き残った事の方が凄いな。
世界は温暖化じゃなくて寒冷化しているなんて研究もあるようですが、やはり二酸化炭素の放出については問題なんですね。
ピークが近づいてきたら鯨のように牛肉を食べられない時代が来るかもしれませんね。
酪農も続けられないとか言い出す時代が来るのかしら…
水中の大絶滅はpHではなく浸透圧が変わったんだろ。
>「ずっと薄く、石炭化も十分でない」
石灰化な。殻が石炭になってどうする。
石灰化が十分でないのは、酸性化だけでないんだけどね。
私が生きてる間は、落ちて来ないで。
記事には昔のpHが載っていないが、0.25下がった事によってアルカリ性から酸性に変わったのではないだろうか?
現在の海のpHは8.1だからアルカリ性に変わるまでは0.6以上ある。
その位の巨大隕石を破壊出来る技術を早急に開発するべきだね。
ちなみに北海道には海の酸性化をクリオネなどで研究している博物館の職員がいる。
ナウシカで酸の海があったっけ
今まで地球46億年の歴史の中で大量絶滅は何回もあったそうだ。
隕石や宇宙からの放射線など理由は様々。
もっか間近なのが恐竜時代の絶滅だろう。
ただその中でも生き残る生命体がいて、それが今の進化した生態系なんだろうけど、これがまた大量絶滅しても違う生命体が適応して進化するんだろうな。
何百万~何千万年という長い年月をかけて。
何でその後一瞬で宇宙に出る乗り物を作ったりするまでに賢くなったんだろう。
恐竜の方が脳は大きいし、彼らだって二足歩行で手を使えていた種がいたのに。
とは言っても全宇宙の生命体からするとまだまだ石器時代みたいな科学技術レベルなのかもしれないけど。。
直面すればアルマゲドンのようにはいかないだろうな。
繁栄した恐竜も大変動で絶滅、膨大な年月を経て何らかの生物がまた繁栄する。今は人類というわけか。しかし現代のテクノロジーを駆使する人類の歴史など薄皮のような短さです。
まあ地球にとっては醜くて迷惑な存在かもね。
およそ3億年前に現れたというゴキブリは生物としては大先輩で生き残りという点では最強ですね。
温暖化なんか、大したことないな。
人間には大ごとだけど。
それを心配してるんだっけ。
趣味でリーフタンクをやっていた方なら想像つくかと。サンゴや海産生物の維持にカルシウムやマグネシウム等のミネラルは欠かせず、
サンゴ砂等を充填したリアクター内にCO2を強制的に添加し、酸性化を促す事によりサンゴ砂を溶解させ水槽内にミネラルを補給し、同時にアルカリ化も両立させる。
ここで、地球という水槽にCO2だけを充填し続ければバランス崩壊して死滅するのは当然…。今後、世界人口がどれ程増えるか分からないけれど、
生命活動によるCO2量を減らせないとしたら、海中住居でも考えてそこでコンクリートを使いまくるとか、何らかの形で海水をアルカリ化させる必要があるという事なんでしょうね。
いつの時代も、科学者の話を軽んじる為政者は滅びてきました。
アメリカを始め、日本も事なかれで済まそうとするには、もう問題が明らかすぎやしませんか?
この想像図級の小惑星でなかった事は確かやの
こんなんやったら地球自体が粉砕されとるんとちゃうの
まあ、地球規模で考えればたいしたことないさ。
昔は、1つ1つ数えられないくらい衝突していたし、色々な生物が出現しては滅びていった。
人間も、その生物の中の1つ。
あと 数万年経ったら むかし 人類という 生物が居た。 と石碑に刻まれる。
そのあと、どうやって酸性濃度が元に戻ったんだろう?
せこせこした日常など、ものの見事にぶっとぶね。
平和な日々を、噛みしめて生きていこう(笑)
このような場合の文面 近々あり得る 大げさにすると パニックに成りうるから 異常気象情報 隕石が 到来する予測 わかっているのだろう。逃げ道無し。
世界人口は1950年に25億人、現在は72億人でわずか70年で3倍近く増えている
そして地球上の森林を伐採して地表を大幅に変えている
ここ2,3年日本は毎年異常気象、豪雨に見舞われいまや常態化してる
地球を急激に壊してるのだから地球絶滅も全くの空想ではない
100億人に達するのもわずか数十年後だ
海が酸性化もすぐだろう