京都大学が“多様性の確保が目的で”理学部と工学部で「女性枠」を新設するそうです。理工学系に女子が少ないとして、それは本人達が望まないだけのこと。なぜそこに”性別”を絡ませてくるのか意味不明。女子だけの特別枠を設けるなんて、逆差別だし、女子をもバカにしてる…そんなことも分からないのか。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) March 21, 2024
⬜️京大が理学部と工学部で「女性枠」新設へ
書類審査や面接などで学力や意欲を測る「総合型選抜」と、「学校推薦型選抜」の、いわゆる「特色入試」で女性のみが出願できる枠を新設。既に東京工業大や名古屋大、琉球大で導入。https://t.co/E25iXd3CI2逆に女子がバカにされてるとすら思ってしまう…
— フィフィ (@FIFI_Egypt) March 21, 2024
ネットの反応
よくわからないのだけど、受験生全てが学力で選抜されるのが入試であって、元から性差は関係ないのが本来の在り方。もしその原則が歪められていたのであれば是正すべきだが、それが「女性枠」という解なのであれば、それはちょっと違うと思う。
優秀な理系の女性が結構挫折してきてるから、何とかしたいのだと思います。
理系の研究室って多分ほとんどの人がイメージするより男社会で(男女比は10〜30:1)、女性は目立つだけに、雑用や後輩教育を押し付けられる、評価されると妬まれる、あと女性の奪い合いが起きて意図せず和を乱してしまうことで疲弊する、などでメンタルを削られてフェードアウトしてしまうというのがよくありました。まあ、それでも女性枠を増やすのではなく、男性側が女性との正しい距離の取り方を心得るべきだとは思います。
男性が多数派にあぐらをかきがちなことを自覚して、同性にやらないことは女性にもやらないと肝に銘じておけば、大体のトラブルは回避できるはずです。
女性枠を増やすのは、また妬みのタネが増えてしまいますから、悪手な気はしますね。
もう忘れられてるかもしれませんが、一部の医大で意図的に女性を落とすということが起きていたのは有るので、そういうのは絶対によくないと思うんですが、純粋に学力勝負でやってる国公立大ならこんな配慮は必要ないとは思うんですけどね。この前、警察幹部の人事異動が発表されてましたが、東大京大の法学部卒の女性が県警本部長とかになってたな。優秀な方は女性だろうが何だろうが出世する。
もちろん、女子高とかに通ってる女性は男性の受験生と一緒にされると委縮してしまう可能性もあるだろうから試験の時は配慮してもいいとは思いますが、合格者数まで増やすというのは不正試験では?
こう言う性別に限定した枠をもうけると言うことは、やはり、現段階で、女子学生は男子学生に比べて、合格の門が狭められていると言うことなのかの思わずにいられない。
痴漢防止に女性乗車専用車両を設けるのとは違うと思う。
女性の管理職や役員目標と同じで、女性の社会進出を促し納税者を増やしたいから。
今どきの若い女性も本音では専業主婦志向が強く、結婚・出産で退職し専業主婦や扶養内就労じゃ納税者が足りない。
今や日本の労働者の国民負担率は48%余りで、額面の半分が税や社保料に消え、親たちが同世代だった1995年が約35%と比べ可処分所得は大幅減で生活は苦しくなる一方。
少子化は先進国は必ず直面する現象だけど、専業主婦が標準の先進国は日韓だけで、欧米諸国は移民受入れと女性の就労促進で少子化に伴う労働者減少を補ってきたので日本は今それを目指し、こういう方法でロールモデルとなる女性を作ろうとしてる。
女性にも納税してもらわないとまともに働く人の国民負担率は6割、7割と上がり生活できないからね…結婚後も働くのが当たり前になればなくなると思うよ。
勿論、「一億総活躍社会」なので、学生も高齢者も働いて納税する社会になる。
男女平等な受験の下で選ばれた者であるからこそ、社会でも男女平等に高い評価を受けるものじゃないのかね。女性枠などという特別枠を設けてしまったら、その人はそういう枠があるから合格できたと社会から認知されてしまうので、結果的に当事者の評価が見下されてしまうことになると思わないのかな。
何故、男女という観点でなく1人の人間として考えようとしないのか。
大学の多様性を向上させるために有効でしょう。性別だけではなく、一芸に秀でた人、独創性のある人など、他の基準も必要。試験で成績が良いことだけで学生を集めているのでは日本の大学は生き残れない。日本には研究者も技術者も経営者も芸術家も教育者も、多様な人たちが必要。
この「女子枠」という制度、一番タチが悪いのは、「女子枠」の導入を決定した男性教授達なんですよね。女子枠賛成派の男性教授が主張する「男は男社会で下駄を履かせてもらってる」理論ですが、この下駄で一番の恩恵を受けてきたのはこの男性教授達自身ですよね。この人達が学生だった頃は今よりも男尊女卑が強かった時代です。「男は下駄を脱ぐべき」と言うのなら、そのツケを若い男子受験生に払わせるのではなく、自らがそのお手本を示して欲しいです。
進出して欲しい分野として国がそういう方針。良いのでは。
極端に性別が偏る学部に行くのは勇気がいる事だ。協力し合うこともあるだろうし。
以前工学部進学した方の苦労がXで流れてきた。悪循環から抜け出す為にテコ入れするのは悪いことではない。同時に卒業後受け入れる先の会社の働き方改革も必要ではあるだろう
女子進学校では東大よりもどちらかと言えば医学部志向。
理系女性が医療系に進みたがるのは、資格を持てば結婚出産育児を経てもなんとか再就職できるケースを多く見てきてるから。
親も同じ。
女子の進学には親の影響が大きかったりする(手元におきたい親が息子のケースより多いから)ので尚更。
若いうちに人生が大きく変わるイベントが多くある女性にとって、将来が見えるかどうかがとても重要。
これまでいろんな努力をしてきたけどほとんど効果がなかったから、
理系の学部の女性を増やし、理系の職場の女性を増やすことで、
女性でも理系を選択することが当たり前という風土を作ろうということだろう。
大学からしたらどうせ合格者の下の方なんかいてもいなくてもどっちでもいい程度の
力しか持ってなかったりするから、だったら女性枠に振ってしまえと言うのは合理的。
男性差別だね。
差別が罷り通る日本になったんだな。
女性の理工系増やしたいなら、何故もっと前から魅力出るように努力するなり、文科省が高校で文理を男女共に半々に分けるなり手を打たなかったのかね。怠慢の結果が男性差別とは。
そもそも理系でも生物・化学系に女性が偏り過ぎてる。これを是正するべきでは?
理系全般で入試して女性を工学系に割り振るとか。少なくとも性別で切るのは差別以外何者でもないし、国公立大学がやってはいけないよ。
あと、奈良女子大やお茶の水女子大も女性しか入れないという差別を公的機関が公然とやってることは異常だし、憲法違反ではないのか?
警察官や自衛官であれば、女性枠(採用予定数)があるべきだと思います。
学ぶ場において、女性枠が必要なのでしょうか。女性の希望が少ない分野に目を向けてもらうという意図があるのか、その他の考えなのかはわかりませんが、学ぶ場においては、競争試験の成績順に合格する方が、受験生皆が納得できると思います。
過去の報道で、医学部受験で女性の合格者数を制限されていたというような報道があったように記憶していますが、こちらはさらに問題が重篤だと思います。
これはだいぶ悪手だと感じた。いわゆる「結果の平等」(入学男女比平等)に重きを置いた判断と受け取られ、「過程の平等」(個々人の努力に応じた得点の平等)を酷く軽んじているように見られてしまっている。京都大学のような日本有数の学術府であれば、このような反発をしっかり予想して、それ相応の大義名分を構成した上で報道提供に臨むべきだった。これでは、受験生等に世の中の男女不平等について身を持って学ばせている印象が一人歩きしてしまっている。
これまで行ってきた入試方法の結果が現在の日本なわけです。
突出したイノベーションがあったかというと・・・でしょう?
コメ主さんのような親御さんがいて、理工系に進学したいとおもってもそれにブレーキをかけている可能性もある。
女性は独特の視点と研究姿勢があって、大学としてはそれが魅力に映るんです。
何を考えているかわからん、やる気のない男子学生より、教授もやりがいがある。
10年、20年の視点で行わせてその結果で判断してもいい。
兎に角やる気のない男学生をどうにかしてくれよって、先生たちはおもってるのです。
気がつけおとこども!
だいぶ前の話になります。
神奈川県の高校入試での話です。
私立高校(首都圏の私学は多い)での選抜に、推薦、専願、併願とあるのですが、それぞれに、高校側が設けた中学校での成績の基準(内申点)というものがあります。この基準に達していないと、教師同士の事前相談でOkが出ません(つまり受験しても不合格)。
この基準は男女同じなのですが、1校だけ男女で基準が違う高校がありました。男子に比べて女子の基準が低い(つまり甘い)のです。
すごい差別をする高校だな、と思っていました。
その学校は大学もあります。
年数が経過して、男女による基準の違いはなくなったようです。今回、京大のニュースを読んで、このことを思い出しました。
確かに、警察官や自衛官だったら、男性とは体力的に違いますから、そういう枠があるのはいいと思います。
でも、工学部とかそういうので女子枠・・それで受かったとしても、その女子学生は授業にはついていけないと思います。
「過去の報道で、医学部受験で女性の合格者数を制限されていたというような報道があったように記憶していますが、こちらはさらに問題が重篤だと思います。」
さすがに「医学部受験で女性の合格者数を制限されていた」の方が重篤だと思います。不正な点数操作だったので。
多様性というのは何も男女だけではない。信仰や国籍の多様性もあれば、家庭の所得の多様性もある。日本の国立大学である京大なら、目指したいキャリアの多様性を重んじるべきでは。研究者になりたい学生、産業界で活躍したい学生、起業したい学生、官僚になりたい学生。
成績や技量で選んで偏りが出るならわかるが、最初から枠を作るのはおかしくないですか?成績が良くても39人まで?医学部でも女性を制限して問題になりましたが、成績で入学させるべきですよ。
逆にいうと、私大薬学部には女子が多すぎて、つい最近まで男子枠がありましたよ。
東京薬科とか。
これについて文句言ってた女子は見た事がないです。ちなみに男子枠ができた理由は、医学部に行くはずだった賢い女子が落とされて、
薬学部に沢山来てたから…
お受験やら就職やらいろいろありますが、この女子枠は必要ないでしょ?
「いままで女子は男子校より高得点とらなきゃだったんですから」と言いたいのかもけどさー
>学ぶ場においては、競争試験の成績順に合格する方が、受験生皆が納得できると思います。その通りだと思います。
これを無視すると女性優遇の男女差別になります。
これは逆差別では?
例えば女性専用車両のように、動物の本能的な部分でどうしても男性の痴漢の方が女性に比べて多いから、とかマイナスの要素ならまだ理解できるけど、学力の問題でそこを切り分けるのってどうなの。
昔からよく「空間把握能力は男性の方が高い傾向にある」とか「理系は男性脳方が強い」とかって言われたり、実際多くの理系大学では割合男性の方が多い傾向にはあるとは思うけど、あくまで学問を専門的に進める課程なのだからそれは致し方ないのでは?
事実出来る子は女性でも受かっているのだから。
女性の関心事項と男性の関心事項が異なる。例えば女性の病気は女性の方が関心を持つし、そういう面では理系女性を増やす意味はあると思う。
ただ、たくさんコメントがあるように、本当に頑張っている男性が報われない世の中はそれはそれで逆差別でおかしい。”男女の仕事レベルが違うのに同じ賃金”、”女性が優先して昇格される”みたいな、そういう逆差別はもっと是正されるべき。
タチが悪いのは普段はジェンダー平等を主張したり、男女で学力・能力差は無いと言っておきながら都合の良い時だけ女性が弱者扱いで優遇を正当化されること。
スポーツや体力テストとは違い、受験は性別関係なく学力で選考されるわけだから女子枠を認めたと言うことは、男女の能力差を認めたことに等しい。学力差がないのならば女子枠なんか設けず正々堂々男子と勝負させるべき。
そもそも理系学部の女子学生を増やす理由は何でしょうか? 女子の理系志望者が増えて結果的に女子学生の割合が増えるのは大歓迎ですが、文系学部に行く女子が多い現状を、男子学生を差別してまで変える必要は無いと思います。逆に、男子が少ない看護学部や私立大学の文学部に男子枠を設置するのであれば整合性は取れるのですが、こうした動きは全く見られませんよね。どう考えてもおかしいでしょう。理系学部の女子枠は、男女平等ではなく女性優遇を求めているようにしか聞こえません。
賛否はあると思いますが、女性を増やしたいのならやるしかないでしょうね。私は男性ですが女性が大半の場所に、ルール上は問題ないとしても入りにくいのはあります。京大が取り組むのも同じことなんだと思います。まずは女子学生をとにかく増やす。そして、半数とまでは行かないとしても、女子高校生が性別で進学を躊躇しない程度には、女子学生のいるキャンバスにしたいのでしょう。それができたら制度は用済みです。
これだと逆に東大京大の女性は下駄履かされて合格したのねって目で見られる気がするけどね。
仮に男子と遜色ない成績の女子が、実力は男より低いって目で見られることになるよ。そもそもジェンダー平等とか言われる中で、これって意味あるのだろうか?
男女の違いを殊更に強調するけれど、人間の違いってそこなの?
大体、多様な学生を取るという理由で推薦やAOを設けているわけで、学生の偏りをなくしたかったらそこで拾えば良いと思うのだが。
だいぶ前、名古屋大学の推薦枠でチアリーディングで入った女子が新聞に載っていたと思う。チアリーディングで帝大に無試験入学できるのかと思ったことがある。
名古屋大学卒の女子の実力は当てにならないと思っちゃうよね、そういうのがあると。
チームに課題を与えて、一つの性のチームと男女混合のチームでどちらが実績を上げられるかという実験があり、混合の方がいいとほぼ確定しています。性差による考え方の違いが好影響をもたらします。そこで世界の国々が争って、女性の社会比率を高めています。
日本はバブル以後、ここでもずいぶん遅れをとり、形だけでもと女性を管理職などに据えました。しかし教育不足や、女性が社会で働く環境が整っておらず、挫折しまうといったことがおこりました。社会は大学に、優秀な女性を要請しています。特に理系は、女性が尻込みして集まらないという事情があり、少し強引な手法を使っても学生を集めたいという思惑があります。
私の記憶だと、1994年くらいに名古屋工業大学が初めて女子枠を儲けたと思います。30年くらいたつわけですが、それが非常によい実績を上げています。先生方は自信をもち、現在は枠がますます増えていくという流れにいます。
女性枠を設けるのって流石にジェンダー平等のアプローチとして違うかなと思います。そんなことよりも、例えば東京医大医学部医学科の入試において一部の男性受験者だけに加点をする等の女性差別(医学部入試女性差別事件)のような、組織立った不正を徹底的に排除してゆくべきですね。
それを正したら女性の合格率の方が男性を上回ったくらいなんですから。
基本的に入試試験は女性の方が男性よりも平均点数が高い。(文系理系関係なく)つまり、志望者数が男女同数だと女性の方が合格する人数は多いのだけど、わざわざ女性枠を作ったということはそもそも女性の出願数が少ないということなのかね。意図がよくわからない。
女性という理由だけで学力が明らかに劣るのであれば差別かもしれないが学力も含め総合的に判断しているのであれば問題はない
薬学部や医学部に女性が行くケースが多いが工学系理学系の女性というのは建築や化学を除き少ないのも事実なんだわ
電気工学を専攻し卒業したが同期の女性は200人中2人しかいなかったんだわ
差別だなんだという前に例え京大であっても納得のいかない大学なら行かなければいいだけの話
大学で枠を作ってもね。
中学受験の段階ですでに女子校は国語と算数の2教科受験とかも多く、そこですでに理系を諦めてしまっている感がある。
医者を目指させるような親以外だと、本人というより親が女子は理系じゃなくていいと決めてるようなところがある。
ぜひとも中学で理系の面白さを教えてほしいよね。ロールモデルが少ないからそうなるんだろうけど。化粧品会社とかの女性研究員とか宇宙関係のとこの女性研究員がもっと中学とかに出かけて行ったら、いいんじゃないのかね。
たしかに、こんなことしなくても、少子化で経営が厳しくなっている私立女子校がこれからは女子も学歴をつける時代だとして受験教育に力を入れれば理学部、工学部に行く女子も増えるよ。
中学入試の段階で簡単なのは別にいいと思うが、6年間の間に理系科目の楽しさを教えられれば良い。昔のような良妻賢母教育だけの女子校は人気が落ちてきているけど、進学指導をしっかりするところは今も人気があるんだから(東京にはたくさんある)、関西の女子校も頑張ればいいのに。
地方ですが、女子中高で理系4割くらいいましたよ。
小6の受験科目で諦めてるなんて決めつけないでほしいです。
医療系の家庭の子が多くて、医歯薬を目指す子が大半だったのはありますけど…
薬学部から化粧品系の研究を目指す子もいました。20年前の塾では「女の子は物語文が得意で〜」とか言われてましたけど、
私は随筆や展開図のほうが得意でした。
女子だからこれが苦手、なんて思った事ないです。
ちなみに工学部には興味がありましたが、男子ばっかりと聞いて怖くなり、
美術中心で工学寄りの学科に行きました。
女子校から男子校みたいな所に行くのは怖いんですよね…
理工系に女子学生が少ないのは不平等とかそういうことじゃなく、単に女子に不人気なだけでしょ。実際、京大の6年制薬学部は女子学生の方が多いですから。あと女子に比較的人気がある医学科だけど、少なくとも国公立については入試の難易度と女子の割合には明らかに逆の相関がありますからね。難関は不公平で地方新設は公平ってことですか?
理系で賢い女子って圧倒的に医学部が多くなってきて、そこそこの学力だと薬学部、看護といった医療系の分野が多い。
それは病気の人を助けたいという事だけでなく、出産や育児で退職しても食いっぱぐれないからという理由もかなりあると思う。
それに比べて理工学部に進む子は女子は本当に少ない。
高専も電気や機械は特に少ないのよね。
理工学部卒なら公務員もあるけど、一般企業に就職がほとんどだろうから、せっかく女性枠新設するなら、仕事を長く続けられる職場環境を整えてあげる事も重要になってくると思うよ。
あとは男性も含めてエンジニアの地位や給料はもっと上げていい。
私は保育業界にいるが、男性が極端に少ないので、男性を優遇してでも、改善すべき事と感じている。
なぜなら、昔からの名残で男性にそもそも門戸を開いていない学校や園も未だ多く存在し、「男性は保育士にはなれないのでは」と思い込んでいる子供や学生すらいるからだ。
また、幼児教育という環境において、男性女性両方いた方が良いのは言うまでもない。しかし、別に理工系に女性が参入するのは自由だし、門戸も既に開かれている。
理工系の仕事において、女性でなければいけない理由も一つもない。
これは単なる性差別だろう。
女子に人気がないのは何らかの理由があるわけで、その理由を解決するでもなく、代わりにインチキ入試をして無理やり入れるってのは、対症療法以下のクソ対策だろ。
そもそも女子を無理して入れるよりも、心底そこで学びたい人間を男女問わず公平に募集すればいいのでは?
こんなことをしていたら世界からますます取り残されるわな。
大学側が理工系に女子学生を増やしたいと思うなら制度としてはアリだと思うけど、98人の定員に対して39人というのはちょっと極端に感じるし、男子受験者からすると不公平感はあるだろうと思うよ。
女子が入らないってのなら問題だけど、普通に入れるわけだよね?
それに何の問題があるのか。
むしろ、こういう話をするなら、保育とか看護とか、男子を受け入れない学校がたくさんある方が大問題であり、多様化の時代から外れてるだろうよ。
>卵が先かニワトリが先かの話ですイギリスのシェフィールド大学とワーウィック大学の共同研究チームによる学術論文「卵の殻の結晶核による構造抑制」によると、ニワトリが先。卵の殻を作るために必要なOC-17というタンパク質は卵巣にあるため、ニワトリがいなければ卵を作れない。
物理学会誌のコラムに『理由は,暗記しても報われない』なんてどこにも書いてないが?
「おもしろくないから」とは書いてある、ただし著者のお子さん1人の意見。そこで述べられているのは高校の課程での話で、
「物理」の履修率が日本では20%、アメリカは40%で上昇中(おそらく性別関係なし)。
つまり大学で女子枠を増やしても意味がないだろう。それ以前の話だ。
ワイが院生のとき、近くの女子大の院生が授業やゼミを履修しにワイの大学へ来ていた。
人数が少なくてその女子大で開講できないからだろう。
つまり、女子大に物理の女子がいても、それが呼び水になるわけでもないようだ。
ワイは京大のこの施策を、「対外宣伝」に過ぎずレベルの低下を招く、と見る。
これ,応急処置として致し方ないんです。大学としても世界市場に参入したければ,女性枠が必要。企業も女性人財(=人手ではない)が必要。よって枠を設けるのは,やらざるを得ない。女性に冷たい国として,ジャパン・パッシングされると,ビジネスが回らないのは自明。実際,物理系,電気系,機械系でも海外に行くと女性ドクターまで結構いる。ただし応急処置と書いた通り,緊急止血レベル。要は,理科,特に物理を避ける女子高校生がめっちゃ多い。日本物理学会誌の2月号に書いてあるんだけど,高校生の間での物理不人気はシャレならない。すべての教科の中でトップ。引用すると
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「物理基礎」の科目を「好きだ」と答えた生徒の割合は 10%.一方で,「そう思わない」という答えは 50% 超。女子に至っては80%以上
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理由は,暗記しても報われないとのこと。ここに初等・中等教育の問題点と改善すべき点が集約されている。
卵が先かニワトリが先かの話です。薬学部は女性が一定数いるから、安心して女性が出願出来る。しかし特に工学部では学科によっては1名以下の所もある。これでは出願しにくい。ある程度(2~3名)でも女性を確保出来ているならば、出願も増えるだろう。増えてこれば女性枠は廃止すればよい。一時的な呼び水とするならば意味はあると思う。
>その理由を解決するでもなく、代わりにインチキ入試をして無理やり入れるってのは、対症療法以下のクソ対策その理由を解決するにはこういう手段を使わないといかんのです。「女性は理系に向かない」という偏見が存在するのは明らかなので。
ちなみに、日本における理系女子の成績は他の国と違って、男子と同じかそれ以上であることがわかっています。つまり、入試点数だけで評価しても日本の理系女子は増えないのですよ。
>こんなことをしていたら世界からますます取り残される
海外でも状況(偏見の存在)は同じで、同様の対策をやってます。