◆住んでから後悔! 間取りの失敗ワースト10を解説
間取りを考えるのは楽しい事ですが難しい事でもあります。十分考えたつもりでも、いざ住んでみると後でここはこうすれば良かったなどという話しをしばしば耳にする事があります。

人によって失敗の例は様々ですが、次の10項目が一番多い様です。同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらよいか一緒に考えてみましょう。

◆失敗1. 収納スペースが使いづらい!
水回り等の収納はイメージできるので検討しますが、意外な落とし穴はリビングの収納です。リビングには家族が集まるので、共有の物と個人の物の2つが集まることがあります。

■収納スペースで失敗しないためには?
収納スペースに余裕をもたせておくことです。共有の物は見せる収納、個人のものは隠す収納としましょう。

◆失敗2. 部屋の配置が悪い気がする!
リビング空間ばかり優先してしまい、家事動線を意識せず間取りを決めてしまった。動線は考えたものの、くつろぐ空間と家事動線が混在し、気が散ったりメリハリがつかない間取りになってしまった。

■部屋の配置で失敗しないためには?
ゾーニングを考える際、つい広さの検討と動線に考えが行きがちになります。その際、視線のゾーニングにも配慮しておくとコミュニケーションが取りやすかったり、落ち着いた空間にすることが出来ます。さらに5年後、10年後の生活シーンもイメージしておくことです。

◆失敗3. 使わない空間が多い!
無駄な空間は時には使い勝手がよく、ゆとりを感じさせてくれます。ただ、憧れでつくったため、使いこなせないこともあります。

■無駄な空間を作らないためには?
豊かな空間とは使いこなせて豊かさを感じさせるものです。「新築だし」と欲を張るのもいいですが、見栄や憧れではなく、自分が何年も使い続けられることを想定することが大切です。

◆失敗4. なんだか家事がしづらい!
家はそこまで広くないのに家事の作業動線が長く、効率が悪い。

■家事効率の良い動線にするには?
ポイントは洗濯動線です。1階で干すのか2階なのかなど、ライフスタイルに合わせて決めることです。それと台所の動線とゴミなどもよく検討しておくことです。

◆5. サニタリーが丸見え!
リビングからトイレが見えるなど、視線を確認しておかないと、家族同士とはいえ気まずいことになってしまいます。

■サニタリーを隠すためには?
サニタリーは特にプライバシーの確保に努めることです。一番はリビングから距離をとることです。どうしてもリビングの近くにある場合は、ドアの位置やデザインを変えることで隠したり、目立たなくすることができます。

◆失敗6. 窓が邪魔! 光が入りにくい!
窓が少なく採光が悪かったり、逆に窓が多すぎて家具も置けず、冬場は寒いということがあります。

■窓の位置で失敗しないコツは?
窓は1室2窓を基本と考え、周囲環境をチェックしながら大きさや位置、高さを決めることです。部屋の広さや熱環境を意識しながらバランスよく確保することです。

◆失敗7. 音が気になって仕方ない!
音は図面では表現されませんから、住んでから家族内の音であっても気になるものです。

■音で悩まないためには?
音は主に様々な防音材で解決することが出来ます。内装材はもちろん、断熱材などでも対処できます。ドアも静かに閉まる機能をもったものがあります。

また、トイレや洗面、浴室、キッチン等の排水音も配慮しましょう。特にこういった水回りを2階にした場合は注意することです。対策としては遮音材を管に巻きつけることです。

◆失敗8. 年をとると不便に感じる!
家を建てる時はまだ若いので、あまり加齢していく自分はイメージできないものです。

■誰もが住みやすい家にするには?
トイレや階段など、手すりをつけると有効幅が狭くなります。将来的に設置することを考慮してスペースを十分確保しておきましょう。

◆失敗9. ドアがぶつかる! なんだか不便!
ドア同士が当たる、ドアと家具が当たる、ドアの開き勝手の逆にスイッチがある。これも設計の段階から注意しなくてはいけません。

■使いやすいドアの条件は?
開きドアばかりでなく、引戸も採用するといいでしょう。家具等もあらかじめ図面に記入し、使い勝手をイメージしながら扉の仕様やスイッチの位置を決めることが大切です。

◆失敗10. コンセントが使いたいところにない!
「コンセントが家具の後ろに隠れてしまう」「エアコンなど必要な場所にコンセントがない」等、よくある失敗例です。


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ネットの反応

1.
構造にも影響するから間取りには制限があるし法的なことや資金の制限もあるから
どこを優先するか、どこを妥協するかが大事
2.
モデルハウスを見てアレもコレも欲しくなる。
結果、詰め込みすぎて無駄が多い。
あまり使わない場所が広くて、よく使う場所が狭い感じがする。。
3.
リビングにテレビや家具の置く位置も考えてプランした方がいい。
最近はテレビも大きく掃き出し窓が2方向にあると途端にテレビボードを置く位置が難しくなったり、ソファではテレビ見れるけど、ダイニングからは見にくいなどある。

それぞれの生活スタイルは様々なので一概にこれがいいとはいいにくい。

貧乏性な私は吹き抜けリビング、リビングから2階に上がる階段は冷暖房の効率がわるいので絶対嫌。冬はものすごく寒い。

リビングに収納(書類やら掃除道具)、玄関にコンセント(電動自転車のバッテリー充電)は便利でいいですよ。

4.
風が通る間取りが大切ですね。それと窓はペアガラスでも冬は冷気を感じますね、ちょっとカッコ悪いですが二重窓にして大正解でした。
5.
地震対策で内開きのドアを止めて、出来るだけ引き戸にしました。東日本大震災の時は助かりました。
6.
昔の人の言う通り、満足できる家は3回建てないとダメかもと思った

最終的には子どもが出ていくし平屋がいいな

7.
うちも戸建だけど、間取りで嫌なとこは無いかな?冬になると日の当たる時間が限られるのが残念だけど、直射でないだけで明るさはあるから問題ないかな。
気をつけたのはコンセントの位置と収納かな。ダイニングのテーブル横にコンセント追加して、ホットプレートとかスマホ充電するのに便利!
8.
嫁の理想を叶えた我が家のリビング。
30畳、吹き抜け天井、リビング階段…
この時期本当に寒過ぎる…
9.
収納は大切ですね。考えたつもりだけど、まだ欲しい…。
あと、外構ですが、戸建て用の宅配ボックスが大正解でした。
10.
スキップフロアは年取ったら地獄だろうな。
11.
昔から3回建てると満足できる家になるって言われてるよね。
12.
廊下にコンセントも掃除機で意外に活用する
13.
確かに増えました増えました!
14.
都心の一戸建ては狭い土地に三階建てが多い。
一階は駐車場と4.5畳の部屋、二階にリビング、三階に居室ってのが多かった。
お風呂や洗面所が一階で、洗濯物が干せるスペースのあるベランダが三階にしかないなんて物件もあったっけ。
物件内覧で都心の一戸建ても見たけど、階段急だし、駐車場狭いし、隣との近さも気になるし。
結局、駐車場2台が余裕で、小さいながらも庭がある、郊外の二階建てを購入。
建売だと実際にどういう間取りなのか体験できるから失敗は少ないかもね。
15.
都内駅近に注文住宅建てたけど、床材が1番失敗だった。
ワックス不要の床暖房対応と色で決めたけど、子供いるからすぐに汚れるし、傷つくから、高くても無垢にするべきだった。
せめてリビングだけでも。
うちは6LDKだけど、すべての部屋に一畳以上の収納儲けたし、リビングには4つの収納、子供部屋にはロフトもつけた。
収納の中は自分で設計した。
靴箱は100足は入る。
それ以外にも納戸があるし、収納は十分だけどね。
あとは部屋かな?
数より大きさをもう少し優先したらよかったかな?
和室作ったのは正解。
柱をすべて4寸にしたり国産の材木にしたり、基礎の配筋まで変えたりしてかなり割高になったけど、自分で図面ひいたり楽しかったしいいかな。


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16.
前に聞いた話しだけど、
あまりに風水こだわり過ぎて
北の幹線道路側に居間、
南の静かで開けた側に水回りにした
お家が、あったらしいよ。
風水は、日本には合わないし
関係ないと思う。
17.
収納は重視しなくて良い。収納なければ見せる収納を意識すれば良いだけ。やりようによっては逆にお洒落な部屋になる。
18.
皆さん、結構シビアですね。”○○が出る(見える)”とかが無くてよかっただす。
19.
カッコ良くないけど、ドアというドアは全て引き戸にしました。
結果、子供にも安全で快適な住まいになりました。
やっぱり、家は見た目より実用性が一番
20.
我が家は中古で購入。間取りも気に入って購入。窓も多く、日当たりや風通しも良いし、クローゼットや押入れの収納も多い。しかし、逆に机や本棚、ベッドを壁に寄せられない。今のところ大丈夫だけど子どもが大きくなると困りそう。何もない壁も必要ですね。
21.
失敗ではないがコンセントの位置は住んで必ずやここにあればと思うことの一つ。
後から簡単に移動できたら大発明。
22.
モデルルームって、こんなのしてみたいなって参考にする家だと勝手に思ってる。

特に欲しいものを予算内で詰め込んでるので文句はないかな
一番日当たりのいい部屋は猫に占拠されてる

23.
建築士の資格を持っていますが、間取りは難しいです。
それぞれの家族によって生活スタイルは全部違うから。
利き腕でも変わってきます。
もちろん建てる土地も予算でも違う。
どれだけ設計者と腹を割ってコミュニケーションがとれるかでかなり差が出ると思います。
24.
うちは建売ですが、まだ建てる前の土地の段階で紹介されたので、多少の間取りの融通がききました。
ラッキーでした。
ベランダを三部屋続きにしたり、収納を増やしたり、玄関の位置を変えたり、壁紙や外壁を選んだりできました。
狭くて、陽当たりも抜群ではないし、多少不便もあるけど概ね満足の我が家です。
収納を多目に取れたのは良かった。
25.
都会の戸建ては狭い階段多くて、歳とったら、2階に行けなくなる。
26.
うちは予算の関係でリビングが狭い間取りですが、意外と大丈夫だったと暮らしてみて分かりました。エアコン効率も良いしエコでもあります。広くて窓の大きなリビングは憧れますが。。
27.
雪国で車がマストですが、自宅駐車場の形が「縦に2台」というのが面倒でした。手前の車を出す時もう1つの車も動かさないといけないから。
28.
子ども部屋だけでなく、私も個室を作っておけば良かった。一人になれる場所がトイレとお風呂しかなくて、息がつまりそうになる時がある
29.
「家は三回建てないと理想にならない」って言われますが、三回も新築を建てる財力なんか、一般人の我々にはありません。
30.
リビング階段にして後悔する人が後を絶ちません。


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