漁業界に革命を起こしたい-。北海道に揚がるイワシの3分の1を買い付け、厳選した魚を生食用の「大トロいわし」として展開するのが、北海道広尾町にある池下産業(池下藤一郎社長)。

本業は養殖魚の餌に使うフィッシュミール(魚を乾燥し粉状にしたもの)などを作る「餌屋」さん。昨今の水産資源の減少や魚の高騰と厳しい状況下、本業の強みを生かし、3年前に水産加工業に新規参入した。

十勝港をベースに仕入れ、「良いものしか使わない、それが強み」と話す池下社長。数千尾に1尾という大型の脂のりの良いイワシを使った「RevoFish」として、「業界人を驚かす」、生食用の冷凍イワシを展開する。

新規参入の背景には、長年苦しんだ餌屋としての原料不足があった。先々代が水産加工業を営んでいた時代には、同業他社の工場にも小さなフィッシュミールプラントがあり、1日100キロほどを製造していたという。

時代の変遷とともに工場が減少。同社は小さなプラントを吸収していくうちに、フィッシュミール主体の会社に変化していった。

全盛期には全国で400万トンのマイワシが獲れ、フィッシュミール業界も全国的に成長。しかし、昭和後半からイワシが減り始め、平成に入るころには水揚げが皆無となった。

同業他社が工場を畳む中、「うちも餌工場一本で厳しい時代を迎え、さまざまな事業を展開した」。有機肥料や廃棄物処理、倉庫業などに手を広げてきた。

2000年代に入るころから、カタクチイワシが獲れ始め、次第にマイワシが増えて状況が好転。ただ、道内ではサンマや秋サケなど主力魚種の水揚げが落ち込み、ミール向けが中心だったマイワシが、水産加工原料として脚光を浴びてきた。

「餌屋の値段よりかなり高く買われてしまうので、どうしても価格で勝てない。水産加工事業を自社でやっていかないと、原料の確保ができない」と、加工事業への一歩を踏み出した。


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ネットの反応

1.
脂が乗った大きなマイワシなんて昔からあった、それもとても安価で。
小さい頃(40年ぐらい前)、うちは貧しい家庭だったから魚といえば鰯だった、大きな真鰯でも1袋いくらで売ってて
それを母が刺身や一夜干で塩焼きや蒲焼風にしてみたり、つくねにしたり、それはそれは飽きるほど食べた、いや食べさせられた。
小骨が苦手でイワシが嫌いだったが、幼心に自分の家が貧しいのを知っていたので文句言わずに食べてた、それが今や「大トロイワシ」って(苦笑。
なんでも「大トロ」って付ければ高級感を感じる人が沢山いるのかな。
流通が良くなったとか保存が良くなったとかの理由もあるのだろうけど、1番の理由は”他の魚が獲れなくなった、値段が上がった。”でしょ、
でも名前が「真鰯」だと昔の下魚のイメージが残ってて高い値段だと売れないから「大トロイワシ」、しかも「鰯」ではなく「イワシ」。
商売とはいえ・・・、大変だな。
2.
鮮度さえ良ければ、格別上等なものでなくても鰯の刺身は美味しいよ。人の好みは当然あると思うが、私はマグロより好き。
ちなみにサンマも美味いね。アニサキスにだけは気をつけて。
3.
イワシの塩焼きって食べたことないけど美味しいですか?
4.
「一過性今だけ事案」の一つに過ぎません。
5.
埼玉県のローカルなレストランで食べた事があります。
まあまあ美味しかった。比較するとしたらトロサーモンでしょうか。
トロサーモンが美味しいと思う人には受けるでしょうが、調達コストなどを考慮するとトロ鰯の方が高くなりそうですね。
関東で販売すれば十分に利益が出せると思いますので、頑張ってください。
ただ、味覚からして想定する価格はトロサーモンという人気ある大御所にぶつけていく感じだと思います。
6.
魚強(いわし)
7.
冬にイワシの刺身をスーパーで買って食べたけど、衝撃だった。
すごく脂が乗ってて本当に美味しかった。

それでイワシのイメージが変わりました。

8.
あまりポジティブな話ではないけどこの際書いておく。あちこちで刺身もしくは寿司ネタでイワシ喰ったけど札幌で食べたイワシが最低だった。
その時はやっぱりイワシは瀬戸内とかその辺のものなんだろうかと感じただけだったけど(札幌の名誉のために書いておくけどその他の魚介は美味かった)流通その他が致命傷になる食材。そういうことを分かって取り扱ってほしい。
9.
脂を過剰にありがたがる、美味しいというのは何故でしょうね
10.
どんなに新鮮な物でも冷凍したら美味しくない。
11.
ウナギ、マグロ、サバ、サンマ!
日本人よイワシも食い尽くせ!!取りつくせ!
12.
数千尾に一尾って、レアじゃないよ。

シラス1パックで数千匹くらいじゃない。

13.
こいう言葉の嘘はいかんやろ。
イワシに大トロの部位はないやろ
14.
イワシは縁起が悪いとして
関東の古い武家の家では食べない習慣があります。
鯉は食べます、これは美味いからではなく縁起が良いとされるからです。
瀧を登りきると龍に変身する魚だからです。
15.
お酢入らなそうね


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16.
ちゃんと鮮度保持できるなら食べてみたい。
新鮮な青魚を生で食べて美味しいと思ったことはあるけど、正直現地まで行って高い金払ってまた食べたいと思うほどではなかった。
青魚は新鮮なものを良い塩梅で酢締めしたものが最も美味しいと思ってるので、私のその概念を覆すようなものを期待してます。
17.
子どもの頃は漁港に行けば漁師さんから レジ袋一杯イワシを貰えた。
今では考えられない時代だ・・・
18.
数千本から1尾でる大トロ イワシ
仮に1000本から1本出たとする

数千本の中から出た1尾170g=約6尾で1キロ
6千本でやっと1キロ
100トンの契約を結んでいるとのこと
(今後益々増えていく見込み)

年間4万トンの扱いで100トンの大トロイワシは
現状確保できているのか・・・・

19.
価値を作り出すビジネスとはこういうものだと思った。
クソみたいなイメージ戦略先行のブランディングとは違って、良いものを提供するための努力が中心になっている。
人の認識を変えて(≒騙して)高く買わせるのではなく、美味しいものを提供する。こういうのが人を幸せにする仕事だ。
20.
24時間ほど冷凍する事でアニサキス死滅出来るし
鮮度が保たれる。生にこだわる時代じゃない。
21.
イワシは美味しい。
サンマやアジ、サバよりも美味しいと感じる時もある。
でも残念。
上記の魚よりも食卓に回らないから、美味しいという認識があまり無いんだよな。
以前釣ってきたマイワシの味が忘れられない。
22.
ここにたどり着くまで色々な業種に参入していきいくつものチャレンジをされての事でしょう。他にまねのできないビジネスを作り上げるまで大変なご苦労をされたことと思われます。大トロイワシがあることを知りませんでしたが、ぜひ食べてみたいです。
23.
大トロ、霜降り、みんな脂が大好きなんですね。
私は赤身?白身?の方が好きです。
24.
成魚のイワシ嫌いだからな……
25.
イワシは旨いからクジラが好んで食べる。
26.
やばい!食いたくなってきた!
27.
旨そうだな
28.
こうして
魚が庶民の食卓から消えていく

東京の外食産業ばかり相手にしてると
食糧自給率も下がって飢え死

29.
ホント、美味しいよ。
30.
イワシは美味い。
広島では『7回洗えば鯛の味』と言われるほど。
ただし、小イワシ(カタクチイワシの子)だけどね。
朝、漁から戻ってきた小イワシが即市場に並ぶ。それをトロ箱一杯買ってきて、荷造りテープで3枚におろす。その後塩水で7回洗う。昼飯時に生姜醤油でいただくと絶品です。鯛より美味いと思います。
とにかく鮮度が命だけどね。
確か6月10日が解禁。


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