その後の本格的攻撃ヘリの概念を形作ったAH-1「コブラ」

陸上自衛隊も運用するAH-1「コブラ」は、世界初の本格的攻撃ヘリコプターとして1960年代初頭、アメリカで生まれました。

すでに誕生から半世紀以上経っていますが、当初はあくまでも本格的な攻撃ヘリの運用が軌道に乗るまでの中継ぎであり、ここまで長く使われることは考えられていませんでした。

AH-1「コブラ」の開発元はベルで、試作機が1965(昭和40)年9月7日に初飛行しました。アメリカ陸軍に採用されると、当時、激戦が続いていたベトナム戦争に実戦投入され、その洗練された機体形状とともに注目を集めます。

それまでの攻撃ヘリコプターは、汎用ヘリコプターや輸送ヘリコプターなどに武装を施した単なる改修型で、AH-1「コブラ」のように機体形状まで一新したものではありませんでした。

AH-1「コブラ」は、高速化のため空気抵抗の減少を図り機体をスリム化し、ヘリコプターとして初めて操縦席のタンデム配置(前後にシートを設けること)を取り入れました。

また、進行方向と関係なく撃てるよう旋回銃塔を搭載し、様々な武器を搭載できるよう機体側面に小翼を付けるなど、以降の攻撃専用ヘリコプターのグランドデザインを形作った機体でもあります。

しかし冒頭に述べたように、アメリカ陸軍の計画においてAH-1「コブラ」はあくまで中継ぎであり、より高性能で本格的な攻撃ヘリコプターの開発計画、通称「AAFSS(高性能空中火力支援システム)」プロジェクトがAH-1「コブラ」の導入と並行して進められていました。


ネットの反応

1.
こんなヘリコプターは怪獣や巨大化した動物やエイリアンに1番最初に、叩き落されると思う
2.
スーパーコブラの方が保守点検など、コスパがいい!!
3.
アメリカ海兵隊は、陸軍と違って最新の装備より、実績のある兵器を発展させ使ってるね、
日本はどちらがいいのかな?
4.
シンプルなのは強いね
5.
コブラも、元々攻撃ヘリを開発するというよりは、足の速いチヌークに、護衛のための武装ヒューイがついて行けなくて、開発という感じでしたね。
6.
戦闘ヘリ不要論と混ぜこぜにすると、唯でさえ遅延してる陸自ヘリ更新は止まってしまう。日本は今後、ドローンを無力化する戦略を持っていて、電磁兵器を開発中だ。敵ドローンを無力化し、AGM-88でモグラを叩いて地上戦力を投入する。立体機動戦にはAH-Xが絶対必要だ。

戦闘ヘリは、空飛ぶ重戦車。AFVとセット運用する。砂漠の嵐作戦では、米軍は1193機ヘリコプターを使用したが、227機がAH-64だった。

イラク軍の車両500台、装甲車500台、(もうカウントしてないのかな?)対空機関銃陣地と塹壕65ヵ所、航空機10機、ヘリコプター12台を地上で撃破した膨大な戦果を挙げる。地上兵力は残敵掃討主体ということになる。

砂漠の嵐は、ワンサイドゲームだったが、中国相手では苦戦するだろう。戦闘ヘリ無しは想像もつかん。AH-1Zは耐塩塗装済だが、航続距離685kmでは短い。AH-64Eは1900kmある。

7.
ふーん。じゃあ次世代型のヘリコプターはドローン型?
まんま小型ドローンで空中機雷も作れますね。

熱源とか音とか空気の振動とか?
磁気だと地震の前に爆発しちゃうからダメかもしれないけど。あ、爆発させずに通知すればいいか?うーん…。

でも空中機雷を狙われる上空付近に撒いてミサイル防衛に出来るかな…?上空でミサイルが爆発すると地上への影響はどうなるんだろ?…

8.
骨董品のような1Sは現役配備出来ていることが凄い。保守部品などはどうしているのだろう?新しくするなら1Zで良いと思うが、憲法が改正されない限り、ほぼ実戦使用されることは無いモノに高額な出費…世界的には戦車の高性能化で、戦闘ヘリの存在自体が陳腐化している。悩ましい…
9.
アメリカの軍用ヘリってアパッチとかチヌークなんてアメリカの先住民の部族名が付くことが多いけど、これは(ヒューイ)コブラで後継もヴァイパー。兄弟機の汎用ヘリであるUH-1イロコイも後継ではヴェノム(蛇の毒)になった。
10.
実戦ではすぐ落とされそう。
11.
ドローンが日進月歩で優秀になれば防衛という観点から見れば戦闘ヘリそのものは不要になるが。
対象国や対象団体へ心理的視覚効果を与えパワーバランスを維持するには、戦闘ヘリは絶対数を揃えて置かないと意味がない。
12.
オスプレイは税金の無駄遣いとしか思えないが(固定翼の輸送機とCH-47やUH-60の組合せの方が日本国土の防衛には遥かに役立つと思う)、AH-1Zは必要と思う。

戦車を伴う大規模の戦力が日本に上陸するなど非現実的(それを許すくらいならそもそも日本の防衛は終わってる)だが、ゲリラコマンドは分からない。民間の貨物に紛れてバラバラに送って日本国内で組み立てたり、漁船等で密かに上陸する際に持ち込むなどすれば自動小銃や対戦車ミサイル、携帯式の対空ミサイル、無反動砲などいくらでも持ち込める。

原発やターミナル駅、空港その他に攻撃しかける可能性は否定出来ない。
サブマシンガンなどが中心の警察のSAT等では全く歯が立たない。

AH-1は自動小銃程度では落とされないし、警察のヘリと異なり対空ミサイルに狙われてもフレア等の対抗措置もあるし場合によってはミサイルを振り切る機動も可能。

13.
戦争ごっこね。
そんな墜落しそうな飛行機や戦車はいらない。
自衛隊には拳銃だけあれば十分
14.
アメリカ合衆国が攻撃を受けた場合、日本を守る余裕が無くなる可能性はかなり高いので、有事の際に1番必要となる空母と戦闘機だけは充実しておかなければならない。また偵察や地上戦に強い攻撃ヘリも空母には欠かせない。

コロナウイルスにより世界の平和のバランスが崩れかねないので、出来れば日本は核兵器をアメリカから買ってでも保有して配備すべきです。

15.
攻撃ヘリは固定翼機に比べて地上部隊に低空低速で攻撃を加えるという運用上、近年の性能向上著しい個人用対空火器の脅威に曝されるので戦闘機より前に無人のドローンに置き換えられるでしょうね
16.
もう安価で作れそうな大型ドローンみたいな無人攻撃ヘリでいい、って言うとロマンが無いんだよなぁ。
17.
対戦車ヘリは、敵機甲戦力に対して強力な兵器であることは今も変わらないが、やはり耐弾性には問題がある。
今でもシルカは厄介な存在。

多分、各国でも研究が進んでいると思うが、無人化(戦闘ドローン)が、今後の開発の中心になると思う。

18.
シコルスキーは今シャイアンと同じ推進式プロペラに二重反転ローターを備えた新型ヘリコプターをOH58らに代わるヘリコプターとして米軍に提案中なので、採用されたら自衛隊にも次期ヘリコプターとして提案してくるのではないかと思います。

また同社は既存のUH60にヘルファイアやハイドラ70やM197機関砲を搭載可能にした武装ヘリコプター型も開発していて、いくつかの国で採用されており、国産で既存のUH60の生産設備を生かせることから、戦闘ヘリコプターに代わるヘリコプターとして推している話も。

またハイドラ70の簡易誘導ミサイル型も開発中ですので遅かれなかかれ自衛隊にも提案してくるでしょう。

19.
それで後継機はどうするのか?AH64Dの調達は完全に失敗で税金の無駄遣いだった。

僅か13機しか作れず、調達単価は200億円超え。AH64Dのみで部隊一つ作れやしない。

ライセンス生産する予定だった富士重工からは訴えられる始末。

思い切って無人航空機やドローンに代替させたほうがいいのでは?

その分野も自衛隊は遅れを取っているが…
挽回に繋がるかもしれない。

20.
国産を試みてやめてもいますよね。
21.
被弾耐性と回避性能が低いため、正規軍相手では戦闘ヘリは時代遅れで不要だと思います。
1発で数100万円の携行式地対空ミサイルのスティンガーが、数十億円の戦闘ヘリを容易に落とせるという戦訓があります。
(1980年頃、ソ連アフガン侵攻)
22.
現実的ではないが日の丸のついたスーパーハインドが見てみたい 南アフリカのやつね
23.
日本のアパッチ導入は完全に失敗だった。
アパッチも30~40機導入出来れば大きな戦力となったでしょう。
やはり数を揃えられる機体じゃないと。

海兵隊のAH-1Zなら対陸だけじゃなく対ヘリコプター空戦も強く実績も十分で価格もアパッチ程じゃない。それにカッコいいw。諸島防衛をするなら戦闘ヘリコプターは必要です。早急な次期戦闘ヘリコプターの選定を望みます。

24.
攻撃ヘリと言って真っ先に思い浮かぶのは、エアーウルフ。勿論、アメリカドラマの架空ヘリコプターだが。
25.
機体をスリムにしたのは投影面積を小さくして被弾率を下げるためです。
26.
なんだかんだ言ってもアメリカの技術力は凄いですね。

日本では純国産ヘリ作っても未だに失敗続きで成功例はありません。

あれだけ期待されてたOH-1ですら三菱重工の欠陥エンジンのおかげで全改修まであと10年近くかかるそうですから。

27.
さすがに古いんじゃないの?って思うんだけど。型というか。安心感があるから継続してつかいたがるよね。でもいいかげんにしなよ‥。

ベトナム戦争でさえ50年前なのに。
さすがに新型の手を考えなよ、って思う。日本では開発する気ないの?

28.
アパッチ屋根の上に落ちてくるから恐ろしは
29.
携帯ミサイルの発達した現代には攻撃ヘリは危険だと思う。
ドローンが代わりになると思う。
30.
陸自のAH-1を初めて見たときヘリのイメージが一新され,これに狙われたら戦車はひとたまりもないなと思いました。小池防衛大臣の時の富士総合火力演習でフル装備のAH-64編隊見たときはその重厚さに更にぶっ飛びました。AH-1とはトンボとカブト虫くらい違ってた。

演習場で見る機会があってOH-1はホバリング状態で風に煽られて揺らいでましたがAH-64は完全静止していて樹木の高さだと音が聞こえない距離ではどこにいるか分からないくらいでした。

また霞ヶ浦の航空学校で整備のデモ見ましたがAH-64は機体の上を歩ける構造になっているのも驚きました。でも日本に必要な装備がどうかは別にしてコストが高過ぎて陸自は13機で導入打止めしたのが残念です。