安定期となるまでは妊娠を周囲に秘密にするといった方もいると思います。安定期に突入したらつわりも無くなってきて、妊婦としての生活をとても満喫できるかもしれないと想定するのではないかと思います。

一体その安定期というのはどの程度妊娠してから時間が経ってから来るのかしっていますか?安定期というのはいつからなのか、加えて気を付けるべきことに関してご案内していきます。

目次

安定期っていつからなの?


安定期というのは、原則として妊娠5ヶ月(妊娠16週)くらいのタイミングとなります。妊娠初期の状態と比べて流産の可能性が低くなるといわれる時期だったりします。

近頃では安定期になってから遊びに出掛ける方がたくさんいますが、安定期だとしても、何をやっても大丈夫だというわけではないと断言します。

ならば、人体にはどういった変化が起こっていると思いますか。細かく安定期の身体の状態につきましてお伝えしていくつもりです。

つわりがおさまってくる

言うまでもなく個人個人によって差は存在しますが、多くの場合は安定期になるとつわりはだんだん治まっていくでしょう。食欲不振とか吐き気症状といったものが無くなってくることはありがたいですよね。

この時期あたりから胎動に気が付くことの出来る妊婦さんもいらっしゃいます。つわりが今でも続いていたとしても、胎動に気がつくことができれば「赤ちゃんがお腹の中で生きている」と心の支えに結び付くのではないでしょうか。

初めての感じ取る胎動というのは、まだまだ赤ちゃんそのものが小さいことからお腹の中でちょこっと動く感じなのですが、大きくなってくると痛く感じるくらいにも変わっていきます。

胎盤が出来上がる

スムーズに妊娠16週辺りになったら、子宮の中において胎盤が出来上がります。胎盤によって栄養分が赤ちゃんに配達されることになるお陰で、「赤ちゃんがいる周辺環境が安定する」という観点から安定期といった単語が使用されているのです。

安定期になったらお母さん自身にも軽く余裕が生じると思います。妊娠してどれくらい経っているかで変わりますが、散歩とか水泳などほどよい運動を推奨するお医者さんもいらっしゃいます。

安定期でも絶対に安心というわけではない

安定期なので間違いなく安心!流産するわけない!という結果にはなりません。実際のところ、医師サイドから切迫早産と診断されておとなしくするように指示されたお母さんたちもいるのです。

切迫早産というのは、妊娠はし続けているけれども、早産または流産の確率が普通より高くなった状況をいいます。

ここで安定期になってから切迫早産を味わった方の体験談をご紹介していきます。

3人目だったけどまさかの

「私は妊娠して6ヶ月目から切迫と診断されました。絶対安静にするよう言われました。

病院にはすばやく行けないので、出来るがぎり横になった状態で安静にしていることを心がけたいです。

まさか3人目でこんなに早い時期に切迫になるとは思ってもいませんでした。」

何回も入退院しました

私は21週目で切迫になってしまいました。張りを感じることなく、出産の予約をしにいくと即入院しないといけないほどお腹が張ってるって言われてしまいました。

そして1ヶ月入院してから1ヶ月お家で安静、それから出産まで再入院予定です。20週目になったらお腹もすごく大きくなってきますし、子宮を支えてある筋肉が弱くなることで切迫に見舞われやすいと教えてもらいました。

安定期の正しい生活の仕方

安定期になったからといって、妊娠する前と一緒の日々を過ごして良いということとは違います。安定期になると、出産する前の記念で思い出作りなんかでお出かけやノリノリで過ごす方もいらっしゃることでしょう。

言うまでも無く無理なくストレスを感じにくいよう生活する分には問題ないですが、安定期というのは赤ちゃんが子宮の中に存在する環境が安定化するタイミングといった主旨ですから、間違えないことに注意しましょう。

こちらでは安定期の期間にどういった生活をしていけばベストなのか、時間の使い方をご案内します。

ウォーキング

道具等を準備したり揃えることが必要無く、どんな人でもチャレンジできることがウォーキングになります。妊婦さんにおすすめの運動としまして頻繁に紹介されています。すごく長時間や長い距離は行わないで、無理せずに出来る範囲で行ってください。

マタニティスイミング

マタニティスイミングにおいても、妊婦さんに適した運動方法としまして頻繁に話題になるものになります。体を動かす場合はとにかく医師にコンタクトを取ってご自分の健康状態と相談してみてくださいね。

マタニティヨガ

マタニティヨガというのは、ヨガ教室にとどまらず、産院や地方自治体のカルチャ-センターなんかでも開かれております。身近で行なわれてなかったり、お出掛けしたりすることが出来ないケースでは、ご自宅でDVDを観つつ行っても構いません。

母親学級・両親学級

自治体もしくは産院や、べビー用品店などが主催して実施される母親学級。旦那さんも同時にエントリーできる両親学級というのが存在します。安易には父親になるといった考えが持つことができない旦那様も、両親学級に足を運んだら心持ちに変化があることもあるでしょう。

出産の準備

個人差は見られますが、妊娠後期になったらとっても赤ちゃんが成長して動くことが困難になることもあるでしょう。今のうちから出産準備をスタートさせておけば安心でしょう。

出産準備というのは赤ちゃんの準備だけに限らず、入院する準備も含まれています。産婦人科毎に備わっているアメニティグッズが異なってくるので忘れずチェックしましょう。

加えて、赤ちゃんの出産準備に関しては性別が判明してからでも問題ないのですが、お風呂グッズだったりおむつや肌着などは安定期になってから取り揃えることがおすすめです。季節ごとにないと困るものも異なることになります。

陣痛タクシーの登録

陣痛タクシーというのは陣痛に見舞われたときにとどまらず、健診や買い物などに関しても使用可能なところも存在します。

加えて、対応してくれる運転手さんが助産師から入念に研修を完了している会社ともなれば、一層心置きなく乗車可能といえます。破水のことを考えて、バスタオルだったり防水シートなどを準備して下さっている会社も存在します。

近辺で営業している陣痛タクシーがあるようなら、前もって利用登録を行なっておくと安心でしょう。

掃除

年末の大掃除レベルとは言いませんが、細かい部分やいつも行なわないところなどをお掃除すると気晴らしにもなりますし、ほどよい運動にもつながります。とは言っても重い家具等を運んだり大変な作業を行うのは避けてください。無理してはいけません。

赤ちゃんのための部屋を作成

赤ちゃんの衣装を選ぶことと変わらないくらいうきうきする赤ちゃんの部屋作り!これに関しても妊娠後期になると安易には動くことが出来なくなるので安定期に済ましておくことがおすすめです。

マタニティフォト

妊娠中の思い出という形でマタニティフォトを撮る方が近頃増えてきました。

一生で頻繁にあるわけじゃない、大きくてまんまるで、ひとりの生命を宿した可愛らしく奇跡的なお腹を専門の方にいい感じに撮ってくれて、写真に残すことができるのはありがたいですし、成長したお子さんに見せることだって可能なので良い思い出作りとなること間違いありません。

お金関係の手続き

出産育児一時金とか仕事している方は出産手当金というものをチェックしておき、タイミングがくると提出するのみ!っていうのが理想のとなります。

出産するまでの日数は、人それぞれで、一部には早産という方もいると思われます。会社から必要な書類をもらう場合にはいろいろと時間を要するものなので早いうちに準備をしておきましょう。

友人に会う

出産を行なうと、そう簡単には友人に会えなくなります。お家に来ていただく事がベストだと思いますが、会うたんびにそのような訳には出来ないで、安定期のわりと動き易いタイミングに顔を合わしておけば間違いないでしょう。

歯の治療

歯の治療に関してはこの時期に終わらせた方が良いでしょう。虫歯菌が胎盤を通り過ぎて赤ちゃんまで・・といったこともあるとされているそうなので実際のところ妊娠前に治しておくことがよいのですが、安定期からであっても遅くはないです。

妊娠初期というのはつわりなんかで匂いが辛いケースもあると思いますから、安定期になってからでも心配ないでしょう。

加えて、地方自治体でいくらか異なりますが妊婦さんの無料歯科検診なんかも見られますからご自身の自治体へ確かめることが重要になります。

外へ出かける際の気をつける事

妊娠中のお出掛けは、いつもよりも気を付けるべき点が存在します。小さいことですけど、身体を冷たくしないようなファッションで外出する、ゆとりのあるプランを立てて行動を行うといったことが重要です。

加えて、妊娠中というのは疲労し易く注意力も散漫となってしまうので、頑張り過ぎるとつまづいてお腹を打ってしまう危険性があります。坂道とか階段がたくさんあるところはなるべく通らないほうがいいでしょう。

外食するケースも、妊娠中の食べ放題というのはリスキーです。妊娠中の食欲もあってたっぷりと食べることができる分肥満になりやすくなると考えられます。外食する場合、体重が増えすぎてしまわないように、定食などバランスの良いものを食べるように心がけてください。

お出かけの際に持参しておくべき物

妊娠中のお出掛けで不可欠なのは、母子手帳や、診察券や、健康保険証や、携帯電話の4つになります。これについては近所に買い物に立ち寄る際でも持参していくことが一番です。

ちょっと遠いケースでは、ナプキンとかタオルと、ひざ掛けといった冷え対策が可能なものを備えておくとバッチリです。

もしもの事を想定して、産婦人科の電話番号なんかも前もって登録をしておくようにしてください。加えて、賛否両論見受けられますが、マタニティマークを身につけておけば安心でしょう。

電車に乗る時の注意点

電車で一番肝に銘じて欲しいのが満員電車になります。車内でずっと座ることができない状態では具合が悪くなる可能性もありますし、何よりもお腹が押し付けられ赤ちゃんに影響を及ぼしては大変です。

妊娠中は可能な限り人の少ない時間帯をセレクトし移動することを意識しましょう。始発の電車で座って向かう、各駅停車に乗車して様子がおかしくなったらすぐ降りられる状態にするなど工夫してください。

飛行機に乗る時の注意点

飛行機に関しては切迫流産や切迫早産などの異常が全くない限り、身体に対する影響はあまりないとされています。

ところが飛行機の場合には、ひとたび離陸すれば当分の間は降りれませんので、妊娠後期での飛行機に関しては可能なら止める事が望ましいと思います。

安定期だったとしても心配があるのなら、飛行機を使っての移動は止めるか、医師と話し合うようにしてください。

診断書だったり同意書の提出が必要なケースもあるので、最初に利用する航空会社の規定をチェックしておきましょう。
加えて、座席指定を行なう場合には可能なら非常口付近の席は控えることを意識しましょう。

飛行中というのは気圧が影響を及ぼして腸内でガスが膨張するケースがあります。
炭酸飲料水を口にするとガスが蓄積され易くなってしまって、飛行中に気圧のせいでお腹が押し付けられることになるようです。

飛行機に搭乗する前と搭乗している間は、炭酸飲料水を飲むのはは我慢することをおすすめします。

加えて、飛行機内はかなり乾燥しております。
体調を崩さないよう、飛行中はマスクを着用することがおすすめです。

どんな所にお出かけすれば良い?

どれほど安定期になってもジェットコースターみたいな強烈な乗り物や登山とかハイキングなどといった体力を使うような遊びは推奨できません。

逆に水族館とか博物館といったゆったる可能な施設がもってこいです。いくつもの施設がありますけど、小さいショッピングモールはターゲットのお店をみて楽しむことができるという部分がカギになります。

ショッピングモールであるのなら、カフェなどによってブレイクタイムを取りつつもご自分の調子で楽しむことが可能なので妊婦でも安心でしょう。

安定期だからといってお腹に負担をかけないよう注意

妊娠中というのは何がもたらされるかわからないです。出産した後はお出掛けもしづらくなるので、妊娠中にできる限りお出掛けをしてエンジョイしたいと思いますが無理はあってはいけません。

お腹の張りだったり痛みが生じたならばいち早く休むようにし、状況に応じてかかりつけ医に診てもらってください。

何が何でも安静にしないといけないことを意味するのではないですけど、無茶はしないで落ち着いて生活してください。