インターネットで前もって予約したJRのきっぷを、出発駅ですんなり受け取れなかった。そんな経験の持ち主は結構いるはずだ。
理由は、JR各社がばらばらに開発したネット予約システムにある。同じ「JR」なのになぜ? 改善策は? 総合旅行業務取扱管理者で、JRの発券システムに詳しい中尾一樹さんに解説してもらった。
◆「明和電機」土佐さんの困惑
JRの旅客鉄道会社6社のうち4社(東日本、東海、西日本、九州)には、独自のネット予約システムがあります。残る2社も、北海道は東日本、四国は西日本に相乗りしています。つまり全国どこからでも、JRきっぷをネット予約できるわけです。しかし、現在のネット予約システムには落とし穴があります。まずは、乗車前のチケット受け取りが必須なこと(チケットレスサービスも一部ありますが)。
もう一つは、チケットを受け取れる駅が限られることです。問題点が分かりやすい例として昨夏、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で話題になった、アートユニット「明和電機」の土佐信道さん(51)の書き込みを引用します。
「JRの『えきねっと』、最悪のシステム。岡山にいて、岡山から東京までの新幹線キップを買ったのに、岡山駅ではキップを発券できないという……。
全国ネットワークできてからはじめんかい!」
JR東日本の「えきねっと」で予約したきっぷを、出先の岡山駅(JR西日本管内)では受け取れなかった――という経験談です。
「えきねっと」のホームページには、これに関する注意事項が大きく記されているので、「見落とすほうが悪い」と反論する書き込みも多数ありました。とはいえ、ふつうの利用客は「各社が縦割りの現状こそおかしい」と考えるほうが自然ではないでしょうか。
ちなみに、土佐さんは結局、「えきねっと」をキャンセルし、岡山駅の窓口で改めて購入したそうです。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00010000-yomonline-life
ネットの反応
しかし非効率極まりないね。。
共通化すれば、システム費用や人も減らせるし運賃も安くなる。
ICカード改札で会社をまたいだ在来線中遠距離利用でエラーが出る不便さも勘弁してほしい
これを機にこのサービス辞めれば良いと思う
えきねっととかで予約しても色々手続きや発券とか不具合やら何やら生じるし全くスムーズにいかん
一番腹立つのは特定の駅でしか発券出来ませんとかこの駅では発券出来ませんだね
民営化の功罪かもね
スイカで東京から沼津まで東海道(鈍行)で行った場合、当然ながら途中でJR東からJR東海に変わる
そうするとスイカで沼津の改札口は出られない
駅員の処理が必要になる
馬鹿な話だと思っている、JR各社は協力関係には無い
結論としてはJR各社ではなくJRシステムという会社の怠慢がこれを生んでる・・・といことなの?
これを不便に感じるんなら航空便使ったらいいのに。
そもそも東京で予約した切符を岡山で受け取るというシチュエーションが理解できない。
東京ー岡山なら往復割引効くんだから東京で往復切符買わないとか情弱すぎんだろ。
こんな自分勝手なシステム、誰が利用するのか?
ははは。こんなもんら奴らの得意技やん。いちいち文句言うても奴らには分からんぞ。
欧州の鉄道は、ネットで予約して、そのままプリントアウトやスマホを見せれば良いだけ。
欧州にできて、なぜ日本でできないのか不思議でしょうがない。
東京の鉄道も、一つの電車に乗っていても気がつくと3社にまたがっていて、高額な運賃になる。
システムが複雑で使いづらい。
えきねっとユーザーですが、受取云々の前にそもそもが予約しづらい。PC版ならまだしも携帯版なんかは乗換有りの予約なんかはもう意味が分からない。特急券の乗換割引とか毎回窓口で変更してもらう始末。中の人たち、1回試しに使ってみてください。
せめて西日本と四国は同一に
特急またいで終点なのだから(例 松山(四国)→岡山(西日本)
東北新幹線から、東海道新幹線に乗り換えるときも、JR東海のエクスプレス予約していても、
改札一度出ないと使えない。
後、何年放置するのですか?
JR北海道の指定席は現地に到着しないと関西からでは出来なくて不便でした。
改善して欲しいですね。
半額になる新幹線乗継特急券(在来線)。
小倉乗継の場合JR九州が券面金額どおり半額の特急料金を受け取っているわけではなく、JR西日本と割引額を折半してるから通常特急料金の75%を受け取っている。
言うなれば、
客は正規の新幹線特急料金と半額の在来線特急料金を支払う。
JR西日本は新幹線特急料金から在来線特急料金の25%をJR九州へ
渡している。
東海大っ嫌い
そんなもん、分割民営化の時点で当然想定できたこと。こういう不便やおかしな仕組みが、1つであるはずの鉄道ネットワークを分断してしまった。こうなる前に、分割民営化を阻止するべきだったのに。赤字がどうとか公共サービスに文句を言った全ての者の責任だ。
しょっちゅう利用する人なら面倒かもしれませんね
年に一度利用するかせんかの私には、結局、旅行会社かJRの窓口が一番楽ですね(笑)
私はJTBを積極的に使ってます。
21世紀になってもう20年経とうとしているのに、未だにオンラインでの予約・決済・座席指定・変更・キャンセル・チケットレス乗車で完結しないのは怠慢でしかない。
今や駅員不在の駅の方が多いんだからそれくらいやって当たり前。
庶民には手の届かない超豪華クルーズトレインやリニア作る金があるんならそちらへ回せよ。
仕方ないんだよね…航空会社でもJALグループとANAグループ、スカイマークで予約システム違うんだから…
お客さま目線ではないことは他のサービス業からしたら確かである。
オンラインで切符を予約しても、必ず窓口や駅で受け取る必要があるし、各社のウェブページも商品を購入するのに、目的の商品を探しだすまでに時間がかかる。
他のサービス業(特にネットショップ)を見習わなければ、人口減少する将来に対応できないと思う。
成り立ちもあるから仕方ない部分あるが、鉄道の利便性向上の為には一定のシステムは必要だと思う。昔に比べICT技術が発達したのだからお客さんが使いやすい物を作るのは公共正に適してるとは思うが。
Suicaで乗り越し精算できなかったり不便だよね
分社化して喜んでいるのはここはどこそこの管轄だとか鉄道マニアくらいでは
JRは無駄が多く本当に残念
このシステムもそうだが、近視眼的過ぎる
JRの縦割りによる弊害は今に始まったことではないし、予約サービスは多少不便でもこんなもんかなと言う印象です。
ネット予約とは関係ありませんが、大学時代(約20年前)、親から譲ってもらったJR九州の旅行券で博多から広島への新幹線切符を買おうとして、新幹線改札横のみどりの窓口に行ったところ、「使えません」の一言で普通に突き返されたことを今でも覚えています。
以降は、その駅がどこのJR会社に所属しているか気を付けるようになりましたね。ネット予約もまた然りです。今以上便利になったら勿論ありがたい限りですけどね。
コンビニで支払ったネット予約のレシートを見せても、
「予約番号はメールからしか確認できない」と言われ、新幹線の発車時間に。
「あ、出発しましたね。追加料金を支払って次の列車に乗ってください」
レシートにも予約番号書いてるのにどう考えても、みどりの窓口のミス。
まだこの件については払い戻しもされていません。
EX-ICの改札で出る紙にしても
ICカードで新幹線自由席乗るにしても予約しないといけないとか
(万全を期すような言ってる割に入場券でキセルされてたが)
これでも便利になったって擁護するやつが山のようにいて。
リニアの航空券みたいなやつも飛行機みたいと宣い喜ぶやつがいる始末。
めんどくさい手順や紙が増えて何がうれしいんだろう。
結局はみどりの窓口が優先さww
公共サービスだの、利益ばかりだのバカか?
民間企業である以上、利益優先は当たり前!
言っておくが、鉄道っていうのは儲からない
はっきり言ってどのJRも大半は赤字路線、JR北海道なんかは全て赤字路線、ウハウハに見えるJR東海だって東海道新幹線を除けばほとんど赤字路線
日本は線路から何から何にまで自前で、運行はもちろん維持管理も莫大な費用がかかるんだ
その費用を鉄道だけの収入で賄う事は物理的に不可能、だからいろいろ事をやってその収入を鉄道に回して鉄道をやって維持できている
そんな厳しい中でここまでできるようになったのは本当に素晴らしい事
皆さんがお望みのサービスを鉄道でするには赤字垂れ流しを容認しなければ不可能、もう民間企業レベルの話じゃないよ?
公共サービスなんてそもそも儲からないんだから国鉄のままで良かったんだ
JR分割民営化は国民の総意だったんだから文句タレるな
JRは有料種別に依存し過ぎです。本来、有料種別・特急用などの観光型の車両は座席定員を超えて乗せたり、近距離・短時間乗車、長距離でも停車駅の多い用途、高頻度運行、その場の思いつきで突発的に乗車する用途ではないのです。まるで、有料種別がコンビニ化している状態です。片道100km以上かつ停車駅が一定以下であっても別料金不要種別(つまり、乗車券・運賃だけ)で乗車できる種別を設ければよいのです。例えば、京成の特急のようにスカイライナーと全車自由席でグレードの低い車種を使って乗車券・運賃だけで乗れる特急を設ければよいのです。また、名鉄の一部指定特急や南海のサザンみたいに自由席車はグレードの低い車種でもよいことにして自由席車だけ別料金不要(乗車券・運賃だけ)にすればよいのです。
なんでもかんでも有料種別で柔軟に対応しようとしているからどれだけ予約システムを向上させても追いつきません。結局、有料種別に座席定員を超えて乗車してしまうと乗降に余計に時間がかかり遅延の原因となってしまいわざわざ別料金を取って速達・優等サービスをしている意味がなくなってしまうのです。高頻度運行や柔軟なダイヤ設定でたくさんの乗客をさばくには別料金不要種別で乗降口の多い通勤型車両を使う必要があるのです。