2019年の年明けと共に各球団のスカウトは今秋のドラフト候補者のスケジュールの整理を始める。2月には大学、社会人のキャンプがあり3月23日にはセンバツ高校野球の開幕を迎える。
昨秋のドラフトは、根尾昴(中日)、藤原恭大(ロッテ)の大阪桐蔭の2人に小園海斗(広島)、吉田輝星(日ハム)と甲子園のスターが主役になった。
では、今秋のドラフトは、どうなるのか。ずいぶんと気の早い新春企画だが、元ヤクルトの名スカウト、片岡宏雄氏に2019年の気になるドラフト候補をピックアップしてもらった。
「全体的に誰が見ても、間違いなく、この選手は即戦力、1位競合という選手はいない。高校生については、冬から春に一番伸びるし、
吉田輝星のように夏に大きく成長する選手もいるので、この段階での評価は時期尚早であるが、現時点で言うなら豊作ともは言えないドラフトだろう。ただ素材とすれば高校生のピッチャーには楽しみな面子が揃っている」
片岡氏の全体評は厳しいものだったが、高校生の投手には、2年生で甲子園を沸かせた150キロ級が揃っている。
その中でも片岡氏が「ビッグ3」としてピックアップしたのが、星稜の奥川恭伸と、みちのくの怪物、佐々木朗希、創志学園、西純矢の右腕3人。
中でも、総合力でナンバーワンとするのは、星稜の奥川だ。昨夏の甲子園の開幕戦となる大分藤蔭戦で150キロを記録。2年生ながらU―18侍ジャパンに選ばれた。
秋の明治神宮大会では、初戦の広陵戦で7回11奪三振無失点。準決勝の高松商戦でも7回12奪三振の三振ショーを見せつけた。センバツ出場も濃厚だ。
「我々の世界でいう“間に合うピッチャー”。つまり、試合を作ることができる投手で、まとまっている。名門校だけあって実戦的。
最速150キロの力はあるし、コンスタントに140キロ中盤は出す。コントロールもそこそこ。スライダー、フォークの切れ、制球力もある。総合力という点で判断すれば彼が一番だろう」
将来性を考えた素材力で言えば、甲子園出場はないが、岩手大会で150キロ超えを連発して日米のスカウトが集結した大船渡の佐々木だ。
昨秋の岩手大会の盛岡三戦では自己最速の157キロを出した。189センチの恵まれた体格。スライダー、フォークの変化球も抜群で“二刀流”の大谷翔平を彷彿させる。
だが、片岡氏の評価は、あくまでも素材力。
「まだ基本的なフォームも体もできていない。上体が突っ立っていて体を使いこなせていないからリリースもバラける。
それでも、これだけのスピードのあるボールを平均して出せるのだから、相当の潜在能力だろう。大化けする可能性あり。時間をかけて育てたい素材だが、大谷クラスかと言うと少し違うだろう」
片岡氏が「性格がプロ向きだ」と買うのが西だ。昨夏の甲子園では1回戦の創成館(長崎)戦で16奪三振の完封勝利。2回戦の下関国際戦では179球を投げたタフさもある。ストレートの最速は150キロ。スライダーも武器になる。
「派手なガッツポーズや雄叫びが物議を呼んだが、気持ちを前面に出す性格はプロ向き。ストレートには打者を押し込んでいくような球威があって変化球もいい。なにより伸びしろを感じさせる。2年生ながら、私は吉田輝星よりも評価していた。春から夏にかけてどれだけ伸びるか」
左腕では横浜の及川雅貴が153キロをマークしているが、「左腕でこれだけ投げると評価されるだろうが、またボールが軽い。コントロールも安定していないので、これからの様子を見たい」と評価を下げた。
日大三高の井上広輝も、故障明けとなった昨夏の甲子園で150キロを出して存在感を示したが、「まだ球筋が安定していない。途中でばらける」と、現段階ではB評価に留まった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00010000-wordleafs-base
ネットの反応
奥川君はプロでもエース級までいける逸材やと思う。
後は、森下君かな。
この手の記事の1年前、3年前、10年前のものとか、その時出てた選手の実績とか並べてあったら興味深いかも。
スバルの原澤君をオリックスが1本釣りで!
パナソニックの片山さんだけ、巨漢の一発屋て…。
去年は高校生野手に大物が揃った奇跡みたいな年。今年か普通なんだろう。高校時代に注目されていて無事に大学4年間を乗り切りそうな森下、勝俣に注目。
巨人はどうせクジ外すかは
まあ高校野球や大学ですごかった人はプロには行くけど大成できなかった選手も多いからなあ…
俺が入っておらんな
150キロがゴロゴロいるって もう斉藤の出る余地ないやん…
ワイ、
選ばれてない。
まだまだ調査が甘い
森下と勝俣は第27回U18ワールドカップで観た。
勝俣は当時から目立っていたね。
ドラフト1位の平沢やオコエと比べても、打撃センスは上に見えた。
森下はあまり目立たなかったが、あれから成長したかな?
勝俣君は当時のU-18で一番好きなバッターだった。確か順位縛りがあり?行くなら野手だと思ってたが、守備は外野と一塁で、打撃もそれ一本でくには荒削りだからプロはキツイと思ってた。順調に成長してて良かった。
勝俣は無事に育ったか
大船渡の佐々木投手はぜひセンバツで見たかった…。
県立で被災地の一つで、しかも県大会ベスト4なのに、21世紀枠にすら推薦しなかった岩手県の高野連には今でも憤りをおぼえる。
夏は一回負けたら終わりだし、岩手は花巻東や盛岡の私立が強いから、大船渡が甲子園に出てくるのはかなり厳しいと思う。
けど、佐々木投手を中心に頑張って欲しい。
高校生は
センバツ、選手権が終わればBIG?
もだいぶ変わってくる
言わずもがな、奥川くんや西くんは素晴らしい投手。
しかしながら、育成型の球団は横浜高の及川くんをマークしてもらいたい。
まだ荒削りながら左腕で150キロ超えはマリナーズに行った菊池雄星投手を彷彿させる。
あと、打者では右打者ナンバーワンの石川くん。
ホークスが指名してくれればもう何も言うことはない。
今の段階だけど競合するような特Aクラスはいないかな?今年はもしかするとバラけるかも?
名スカウトって言うけど、下馬評を一方的に言うだけなら誰でも出来るよ。たまには5年前の発言を自己評価してみれば?
大船渡の佐々木投手はビックリする程の素質です、無理に使われてないのでプロのファームでじっくり育てたら末恐ろしいですよ。
野球好きなら誰でも知っていそうな情報じゃないの?
門司学園の逆転サヨナラ場外ホームランの片山か!アレは強烈なインパクトだったが、ドラフト候補にまで伸びるとは…期待してるから頑張って欲しいわ!
JFE西の河野は
「性格がプロ向き」
プロでもいろんな性格の人がいると思うが、一体どんな傾向が基準になっているんだろう。プロに向いている性格、アマチュアに向いている性格とかあまりよくわからない・・
東海理化に投手を見に行って、米満選手を獲得するのが名スカウト!
勿論、現時点での話でしょ。
ドラフトまでに故障するかも知れないし、新星が現れるかも知れない。
個人的には西君の150kmにあの変化球は凄いと思うけど、春の選抜は無い(?)みたいだし、自分なりに改善点が見つかった事で更に飛躍すると思う。
それは大船渡の佐々木君も同じ事が言えると思う。(大船渡はチームとしてのレベルかな?)
まあ、私の場合は単なる素人目ですから。
根尾君の名前ぐらいちゃんと書きなよ。マスコミなんだから。
昴じゃなくて昂でしょうが。
勝俣くんは菅生高校時代に日大二高戦で放った本塁打が忘れられない。
アベレージヒッターの打ち方で簡単に入っちゃうんだもん。当時の西東京大会では異次元の完成度だったし、プロでの活躍が楽しみです。
ベイスターズファンとしては勝俣に行ってほしい。3塁手は手薄だし。
パンチ力もあり、筒香が抜けた後に佐野、楠本あたりと競わせたい。
まー、佐々木か奥川か西に行った後の外れ1位かもしれないが…2位で獲れたらベスト!
今年は投手豊作、打者は不作
佐々木、奥川、西がいるのに「豊作とは言えない」はないよ