マカオGPのF3決勝レースで大クラッシュを喫したドイツ人の女性ドライバー、ソフィア・フルーシュ(ファン・アメルスフールト・レーシング)は、脊柱を骨折していたことがわかった。
グランプリのオーガナイザーによるメディカルレポートでは、フルーシュは背中の痛みを訴えているが、彼女の血圧や脈拍数、呼吸速度、体温などは安定しているとのことだ。
決勝レースの3周目、フルーシュはリスボアに向けたロングストレートを全開で走行中に15番手のユアン・ダルバラ(カーリン)と接触し、ホイールにダメージを負ってしまった。
コントロールを失った彼女のマシンはリスボアに突っ込むような格好となり、宙に浮いて前を走っていた坪井翔(トムス)の頭上をかすめた。そのままマシンはバリアとフェンスを突き破ってマーシャルやカメラマンのいるエリアに突っ込んてしまった。
この時リスボア手前のスピードトラップでは、彼女が時速276.2kmで走っていたと記録されていた。
インシデント後にはフルーシュと坪井、カメラマン2人とマーシャル1人が病院に搬送された。坪井は腰を痛めたようで、今後さらなる検査を受けるという。また搬送されたマーシャルは顎を骨折したほか、顔に裂傷、腹部にかすり傷を負った。
同じく病院へ運ばれたフォトグラファーのひとりは肝臓損傷を負い、現在も病院で経過観測中。もうひとりは日本人の南博幸フォトグラファー。激しい衝撃に見舞われて病院で手当てを受けたとのことだ。
motorsport.comでは南フォトグラファー本人と連絡が取れており無事が確認できている。軽いムチウチ程度だが頭を打っていることもあり、念のため一晩入院して様子をみるとのことだ。
事故の瞬間にフルーシュの後ろを走行していたフェラーリの育成ドライバー、周冠宇(SJMセオドール・レーシング・バイ・プレマ)は、このストレート上でイエローフラッグが出ていたと説明した。
「とても恐ろしい瞬間だった」と彼は説明した。
「マンダリンを通過した後、イエローフラッグが見えた。だけど、ただの間違いかと思っていた」
「ソフィアはかなりユアンに近づいていた。だからユアンが早めにブレーキを踏んだ時、彼女にはそれに反応する時間がなかった」
「彼女はユアンの右リヤに接触し、ストレートでスピンしながらリスボアに突っ込んだ。そして他のマシン(坪井)の上を飛び越えた」
「彼女に問題ないことを願っている」
スチュワードはこの件を審議し、”この事故に対して、個人のドライブに完全な、あるいは主な責任はない”と裁定を下した。
フルーシュの所属チームの代表であるフリッツ・ファン・アメルスフールトはmotorsport.comに対し、彼女は父親のアレクサンダーに付き添われて病院へ搬送されたと明かした。
「今日彼女についていてくれた神に対して、そしてダラーラのマシンの素晴らしい強度に感謝しなければならない」とアメスフールトは話した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00000014-msportcom-moto
ネットの反応
17歳の女の子にF3カー乗せたらこうなるってわからんのかね?w
ミサイルみたいだった…
後遺症ないことを祈ります。
F-1より下のカテゴリーのマシンにこそHALO付けないと。
坪井のヘルメットに傷ついてたよ。
動画見たけど、坪井もかなり危なかったな。もう少しでコックピット直撃だった。F3もハロが必要だな。
なんだかハロを装着してから、F-1やF2でコックピットに乗り上げるクラッシュが増えたね。結果的にハロがあって良かったねみたいな。
本人の脊椎のケガは後遺症を残しそうだし、一番重症のようだけど、周囲のドライバーやマーシャル、カメラマンの被害もかなり甚大ですね。
全員生存というのもある意味奇跡なのかもしれませんね。
あのスピードで浮いてコース外へクラッシュして
死人が出なかったのは
不幸中の幸いだが
脊髄骨折は、クラッシュ時のインパクトの影響か。
後遺症なく治ると良いな。
他の負傷者も。
生きてるだけで奇跡なんじゃないかな?
脊柱骨折ですか…
神経等は大丈夫なんですかね?
女が男に混じってレースをするもんじゃない。
女カテゴリーを作るのもありだな
やっぱりヘイローはいるね。
富士のF3で横山選手が亡くなった事故を思い出した。あれも車が飛んで、そこに電光掲示板があってマシンが粉々になりドライバーは即死でした。
ジルの死亡事故と大差ないほどの衝撃だった。マーシャル他を含めて数人以上の死者が出ていても驚かない、それほどの酷い事故だった。命を落とすものがいなかったことに感謝しなければならない。
前で急にブレーキ踏まれても止まれんわな
可哀想に
無事に復帰するのを楽しみに待ってます
復帰は出来なくても、大きな麻痺などがない事を祈ります。
脊髄骨折?
無念です
よく生きてたと思う。
マシンが前後逆の状態で宙を舞ってコックピット側からカメラ席の建物?に突っ込む光景は衝撃以外の何物でもなかった。まあそれなりにクッション性はあったのか、あれがコンクリじゃなかったのは不幸中の幸いだったのかも。
ただ脊柱の骨折は心配。後遺症が残ることも考えないといけないかもね。
あの事故でよく生きていたと思う。
いろんなモータースポーツの事故を見てきたけど、おそらく忘れることができないくらいの衝撃映像。
怪我をされた方々が1日も早く回復されることを祈ってます。
ミサイルみたいに飛んで行ってるから
命があるだけ凄いツイてると思う・・・
ドイツ人 ?! いらね
GTやTCRは、クラッシュしてもまた通せんぼかと笑っていられるが、
オープンホイールは今回のような乗り上げがあると非常に怖い
結果的に突っ込んだのが網フェンスだったので命を落とさず済んだのかも…
タイヤバリアやガードレールましてや壁だったらと思うとゾッとする
ソフィア選手と坪井選手が無事で良かったわ。
もう去年も事故があったし、マカオでするのをやめたら?
あのクラッシュはやばすぎる。
生きてただけで奇跡。
実際にどうかは分からないけど、飛び上がり衝突物への距離が伸び、カメラ台?の屋根破壊でエネルギーが少し削られ最終衝突になった事で少しは和らいだ?いずれにしても日常生活に影響ないとこまで復帰を祈ります。
やはり男のスポーツなのか!
動画見たけど結構衝撃的だ。
今までフォーミュラーレース事故は見てきたが
ベスト3に入る。
どこにも接触してないから減速エネルギーも
働かず、まさにミサイル。
レースに復帰しなくても良いから
普通の生活がおくれることを祈りたい。
全てのフォーミュラカーにハロの取り付けを義務化しよう。
映像を何度見ても、車が飛んでるのか何が飛んでるのか、理解できないほど高速で横切っていった、あれで助かるなんて車の安全性は大したもんや。
脊柱骨折で神経系統に損傷がなければいいが
心配な事故であるとともに、ダメージを極力軽減させるコクピット周りの構造的補強や安全装備の進歩を願うばかり
この子まだ17才なんやな。
ダニカ・パトリックだってデイトナでハードクラッシュしたけど、インディからNASCAR転向しただけあってハンズつけててもクラッシュ前にはメット両手で抑えてた。
女性F1選手候補だけにこの事故は心配。
ダニカ・パトリックもバトンに「F1でも十分いける。」と言われてたし。
引退が残念。