<高校野球春季岩手大会:大船渡17-2住田>◇3日◇沿岸南地区2回戦◇釜石市・平田運動公園野球場

高校生歴代最速163キロの大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)が今春初、令和に入って初めての公式戦に登板。最速は140キロと抑えめながら3回を1安打無失点に抑え4三振を奪いチームの県大会出場に貢献した。

佐々木は「4番投手」で先発。メジャー4球団、国内はソフトバンク1球団の計5球団のスカウト、さらには立ち見も出た満員の観衆の前で落ち着いた投球を見せた。

1回表に「令和第1球」を投じた。住田の1番打者新沼への初球は外角低め135キロ低め直球が低めに外れた。

1番新沼はチェンジアップで空振り三振。2番伊藤はスライダーで空振り三振。3番鈴木はスライダーで中飛に仕留め初回は3者凡退に抑えた。

2回も1三振を奪い3者凡退。その裏の第2打席で中堅左へ目の覚めるような二塁打。その後相手のスキを突く好走塁で得点を記録した。

3回は先頭打者に安打を許したが後続を抑え無失点。試合は3回を終え14-0とリード。佐々木は2番手投手にマウンドを譲り降板した。

試合後に会見した佐々木は「勝つことできてよかったです。1回終わって緊張がとけました。いい形で初戦に入れてよかったです」と話した。

スピードを抑えたことには「コントロールを意識しながら、変化球を試しながら投げました。四球がなかったことが一番よかったです」と説明。大勢のファンの中で投げたことについては「多くても少なくても自分は変わらないと思います」と冷静に話していた。

また国保陽平監督は「ケガ無く終われてよかったなと思います」とホっとした表情。球速が抑えめだったことについては4月中旬に骨密度の測定をしたそうで「まだ大人の体になっていない。

球速に関する期待はありますが、スピードに耐えられる体じゃない。ただ代表合宿で(163キロが)出てしまった」と説明した。

「先発させるかは朝まで迷った。いろんなものを背負って投げていくんだろうなあと。背負える運命なのかと思って今日の先発を決めました」と話していた。


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ネットの反応

1.
肩の故障だからスピード出ないんだろうな
2.
当然プロで活躍できる才能、
今考えることはいかに選手寿命を延ばすかに尽きるだろう。
高校野球で終わる一般の大多数の球児と同じに扱ってはならない。
3.
監督さんも色々と考えてやらなきゃならないだろうけど、大勢面倒見ているメンバーの一人。
佐々木さんが、もし将来職業にする気があるのだとしたら、後悔しない様に自分で判断するべきだね。
4.
ドラフトの目玉間違いないが怪我はしないで欲しい。本人の言うとおり、まだ大人の身体にはなってないから。でも甲子園で見たいな!
いきなりメジャーはやめてね!
5.
成長期の高校生だけに骨密度を測定して育成方針を決めるあたりは、さすが筑波大学出身の国保監督と言わざるを得ない。
強豪校の監督も見習う部分はあると思う。
6.
江川は高校時代、招待試合でどんなに疲れてても投げさせられた。人が集まれば投げなきゃならんと。ミーハーファンは自重するべき。
7.
甲子園ファンの馬鹿どもにつぶされなければいいな。
8.
この監督は本当によく考えている。
もともとそういう選手の身体を第一に考える監督であるという事は勿論、必ずしも結果を要求される立場ではないこともその判断の後押しになっていると思う。
身体の出来上がっていない高校生の出す最速?キロの記録は少なからず無理をしているもの。
選手にその感覚が無かったとしても。
だから常にマックスで投げさせるのではなく、80パーセントくらいで抑えると。
それを納得、理解し実践できる佐々木くんも凄い。気持ち的には勝ちたい想いから飛ばしてしまってもおかしくないのに。
佐々木くんにとってこの出会いは後々大きな財産になる。いやもしかしたら球界にとってかもしれない。
9.
現時点では世界一華奢な、160kmを投げる投手だからね

無理していい事ない

10.
監督の考え方がチーム勝利主義ではないことに
感銘しました。
本当に選手の将来を見据えた指導をしている。
私の住んでいるところの私立はくるもの拒まずで選手を獲得して、使い物にならなくなったら別の駒を使う、まるで選手を将棋の駒感覚で部活をやっていると、噂を聞いたことがある。
野球部ではないですが。
11.
対戦相手に合わせての投球でしょう。
12.
現地で見ました、本人が投げることは期待してなかったけど先発でした。監督も佐々木くんもクレバーで冷静だと思う、スカウトがいてもスピードや派手さに拘らず一歩一歩を大切にしていますね。
試合前のノックで監督が飛ばし過ぎた打球を選手が見事にキャッチし、監督自身が手を止めてニコニコ拍手を送っていました。雰囲気がよく、進学校だけあってキリッと締まったいいチームでした。
13.
賢いピッチャーですね。速い球投げられるのはもう十分わかりましたからね。後はいかに抑えていくかでしょうね
14.
衆目を集めればついついスピードを出したくなるもの
それをせず抑えたピッチングができて自己管理がらできるということは素晴らしい
監督のコメントを見る限り、甲子園に出るとかいうことよりも本人の成長を1番に考えていることがありがたい
日本人最速も夢ではないですが、それはプロに入ってからでも遅くないですからね
順調に行ってほしいです
15.
これだけ実力差がある学校相手に本気になって疲労がたまってケガしないためだろう。コントロール磨くための調整でしかない。相手にとっては屈辱だけどこの結果が全て。


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16.
MAX20キロ以上抑えてのストレートってどう投げるんか教えてほしい(笑)
17.
160キロは必殺ワザみたいな所あるからね。こういう長い回を投げるための投球術があると心強い。
18.
正解だね。
ポテンシャルの高さは誰もが感じてるけど
いかんせん体の線が細い。
ダルビッシュとまでは行かないまでも、
しっかり体を作らないと一気に壊れるから。
未来の宝。期待してます。
19.
163キロなんて1回ポンと出ただけ。
それを勘違いせずに大人なピッチングができるんだから凄い。
20.
壊れたら元も子もない。公立なら私立よりは酷使される事はないでしょう。この監督さんならケガをしないように配慮しつつ、周囲の外圧からきちんと守ってくれると思う。
21.
球速、球速うるせぇな。
ピッチャーはコントロールなんだよ!!
藤浪見てみろ!!
22.
全国大会は出場しなくていいよ!

2年後、ドーム球場に見に行くよ!

23.
アピールしなくても、故障さえしなければ、間違いなくプロ入りできる投手だけに、故障無く仲間と甲子園に出場してもらいたい。
高校野球の甲子園はラストチャンスだから…
24.
筋力をつけないと 腕が折れる 肩を壊す
など影響が大きいよ
ゆっくり育てていかないと・・
25.
県立岐阜商の高橋君も、それで物議を醸したよね。監督判断で登板を控えたけどそれで負けた。ただ、彼のことを思えばそれが間違った判断だったとも思えないし。なんとも言えない。
26.
一番大変なのは
監督かもしれないね。
日本の宝、とまで言われる逸材を
当番過多で潰すわけにはいかないし、
かといって甲子園に行くには佐々木くんを
投げさせないと厳しい。
相当気は使いますわな。
27.
あまりスピードスピードって周りが言いすぎるといけんと思う。佐々木君本人が真面目だから自分に負担かけるようなことはしないと思うけど
28.
とこか痛めていないのかな?
まぁ相手が相手だけに剛速球投げる必要もないといえばないけど
29.
いい監督さんじゃない。怪我しないように導いて欲しい。
30.
球速がなくても抑えられる投法を身につけたら、からだが出来上がった時、すごいことになりそう


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