母子手帳を交付してもらうタイミングは知っていますか?妊娠すると入手できる母子手帳について妊娠何週目に貰えるのか、入手方法や母子手帳はどんなものなのかご紹介していきます。ケースを購入する時はデザインの他に、大きさも確認しましょう。

目次

母子手帳が必要な理由


母子手帳の中にはどういったことが記されていると思いますか。どうして発行されるのか、そしてちょっとした歴史に関してご紹介していきます。

母子手帳って何?中身はどうなってるの?

母子手帳を正しく言うと「母子健康手帳」と言います。母子健康法によって、妊婦さんに地方自治体から交付してもらうことが出来ます。

妊娠の過程とか母子の健康状態といった大切な情報を記入することが可能となります。出産した後も6歳になるまで、予防接種であったり歯科検診の結果や、病歴などを記録しておくことが可能なので、小学生くらいになっても大切に保持しておくようにしてください。

健全な便の色を確認する票や、発育曲線といった、母親が理解しておくことが求められる大切な情報もいっぱい詰め込まれています。

今でも母と子どもの体調管理や、健康指導のために役立っていますが、初めて母子手帳が発行されたのは戦後で栄養失調だったり感染症被害が重大な時代でした。古くから母親と子どもの体調管理に必須の存在だったみたいです。

母子手帳は絶対もらわないといけない

妊娠すると母子手帳を絶対に交付してもらってください。戦後でも母子手帳の保持者である母親にミルク等の配給品を優先して支給してもらえたみたいですが、今でも母子手帳を保有していると地方自治体の子育て支援サービスを受けることができます。

加えて、母子手帳が交付されるときに、妊婦健康診査受診票も同時に交付されると思いますが、その書類を持っていないと妊婦検診を受けるタイミングで公費補助を出してくれないのです。

妊娠中は少ない時も14回は妊婦検診を受けることが求められ、歯医者で歯の様子を診ていただくことだってあります。公費補助がもらえないと個人負担となってしまうため、とっても高い額のコストが必要になってしまいます。

それから、子どもの成長記録を6歳にかけて記録していかなければならないケースが多く、大切なデータを記録しておくことを望むなら母子手帳は必須です。

公費補助だけに限らず、母子手帳を持っていると割引してもらえるベビーグッズのお店がたくさんあることも、優れたところの1つになります。

母子手帳がもらえるタイミングはいつなの?


妊娠すると母子手帳をもらうことが可能になります。ですが妊娠してある程度期間が経たないともらえるわけじゃないです。

母子手帳は6週目以降にもらえるが個人差がある

妊娠検査薬によって陽性反応が出たとしても、早急に母子手帳がもらえるということはありません。母子手帳がもらえるタイミングは、担当医から伝えられます。

母子手帳をもらってきてと伝えられるタイミングは、先生とか病院毎に異なってくることから、正式に「このタイミングで交付」と定義されておりません。心拍確認後の6週目くらいから問題ないと言われることもある一方で、妊娠9週目以降やっと言われることだってあります。

不安な妊婦さんは前もって交付されるタイミングに関しても医師に相談しておいてください。心拍が確認できたとしても妊娠初期に関しては流産する恐れがあります。初期流産の危険性が大きい時期を切り抜けてから母子手帳をもらいに行った方が良い、と考えている病院もよく見られます。

母子手帳のもらえる場所と必要な物

母子手帳についてはかかりつけの病院から交付してもらえると勘違いしている妊婦さんも時々おられますが、医療機関からでは交付してもらうことが出来ません。

地方自治体の中には保健センターだったり出張所でも交付してもらえる可能性がありますが、原則としていま在住している市区町村の役所で交付してもらうことが出来ます。

母子手帳をもらうのに必要なもの

・妊娠届出書 (病院で書いてもらわないと駄目な場合もあるので注意しましょう)
・マイナンバー (必要ないケースもございます)
・印鑑 (必要ないケースもございます)
・身分証明証(運転免許証、パスポート、こども医療費受給者証など)

母子手帳のアプリはどうなの?

母子手帳のアプリが注目されていますが、アプリのみで使えるものじゃありません。基本的に紙の母子手帳を交付してもらってから、使いやすさをもっとアップするように、同時に使用するものになります。

医療関係者が監修したお役立ち情報が配信されるなどサービスも充実していますし、パパと情報を共有できる機能も評判になっています。

母子手帳に対するみんなの質問


はじめての妊娠だったら、母子手帳のことについて知らないことがたくさん出てくるに違いありません。一般的な質問をご紹介していきます。

自治体それぞれでデザインや大きさが変わってくる?

母子手帳というのは自治体毎にデザインがバラバラです。自治体の中には1年ごとにデザインに変化がある場所も存在するみたいです。

加えて、ディズニーやミッフィーといった人気のキャラクターを使っている自治体も存在します。大きさについても全国で決められていないので、S~Lサイズまでいろいろです。

母子手帳ケースを購入する時については、前もって交付してもらう母子手帳の大きさをチェックしておくようにしてください。

  • ■Sサイズ 14.8 × 10.5 cm 全国的に多くみられる
  • ■Mサイズ → 18.2 × 12.8 cm 単行本くらいの大きさになります
  • ■Lサイズ → 21 × 14.8 cm 文庫本の2倍くらいの大きさになります

母子手帳ケースは買ったほうが良い?

母子手帳ケースを持っていると大切な書類を簡単にまとめることが可能なのが一番の良いところです。母子手帳ケースは無くてもも良いのですが、持っているとかなり使い勝手の良いものになります。

母子手帳に関しては子どもが6歳になるまで記録していくのですが、大切な情報が充実していることから大人になった後でも家にとっておくことがベストだと思います。

妊娠中だけに限らず、出産した後も検診や予防接種でたくさん使うことになるので、ケースに保管しておくと比較的きれいな状態で維持することが出来ます。

母子手帳は未婚でも交付してもらえるの?

母子手帳を交付してもらうタイミングで、依然として入籍届けを出していな二人もよく見られます。妊娠届出書を差し出すタイミングに未婚であっても、書類は許可してくれますので心配しなくて大丈夫です。

妊娠届出書の中には配偶者の情報を書く欄が存在します。入籍前でも書き込んで構わないか、スタッフに相談してみてください。

自治体にそれぞれで配偶者じゃなくて、子どもの父親や、パートナーと表現している場所も存在します。これからの入籍予定を質問されるケースもあるみたいです。

母子手帳をなくしてしまった時の再交付方法は?

一回交付してもらった後に母子手帳を無くしてしまった場合どうしたら正解なのでしょうか。交付してもらったばかりの母子手帳をなくしてしまったら焦ってしまうことになりますが、自治体で再交付可能なので心配されないでください。

交付してもらってから数年してから無くしてしまったケースであっても、医療機関では5年間データを保管していることから、再交付してもらった母子手帳を持ち合わせて再記入を頼んでください。

多くの病院ではスムーズに受け入れていただけますが、再記入については義務ではありませんので、手一杯な病院だと断られてしまうケースもあると聞きました。

ついでに、母子手帳と同時に入手できる助成券に関しては再発行不可になっている自治体がほとんどなので、大切に保管しておいてください。

妊娠中は母子手帳を持ち歩くべき?


妊娠中に関しましては絶対に母子手帳をどんなときも持ち歩くことが大切です。近くのコンビニや、仕事場や、結婚式場や、お出かけや、旦那さんと外出した先のトイレの中でもどんなところに行く場合でも持ち歩くことが重要になります。

携帯電話と一緒で、母子手帳もどんなときも持ち歩いておきましょう。普段のカバンにそのまま入れる場合、あるいはストラップがある母子手帳ケースにしてそこに財布を入れたりしてもいいかと思います。

臨月に近付くにつれ素早く妊婦だと把握してもらえると思いますが、トラブルが引き起こされた時に絶対見た感じ的に妊婦だと確信できる可能性は100%ではございません。

正産期によって産気づいた場合はその後は生むだけかもしれませんが、そうじゃないケースではすばやく対処できなかったら母子一緒に最悪の結果になるかも知れません。

マタニティ―マークを見えるようにつけるっていうのは賛成の声、反対の声、両方あるかも知れませんが、いくらなんでもカバンを開けた際に素早く見える部分にはつけておいたほうが良いでしょう。

あなたがもしも倒れ込んで、語ることができる状態じゃない場合に、カバンを開けたて身元をチェックすることになります。

そのタイミングでマタニティ―マークが見えると即座に妊婦である事を認識してもらうことが出来ます。

それから救急隊員とか搬送先の病院において母子手帳を確認してもらえます。なので、妊娠中に関しては母子手帳を絶対に持ち歩くことが要求されます。

出産した後は母子手帳を持ち歩くべき?

子供が1歳になるまで予防接種など結構あります、ですので可能な限り持ち歩くことをおすすめします。予防接種が原因の副作用等がもしかしたら引き起こる可能性も考えられます。

いつどこでなんの予防接種を行ったか確認する為にも記憶だけでは忘れていたり間違ったりしてしまう可能性があります。きちんと記録されてある母子手帳を持ち歩くとすぐ確認できるので安心できるでしょう。

1歳を過ぎるとそこまで予防接種を行うことも無くなるので常にどんなときも持ち歩く必要はないかなと考えています。

仕事中などで保育園から呼び出されて急遽迎えに行かなくてはならなくなってそのまま病院に受診しにいく場合もあります。一旦家に取りに戻っていたら時間がかかってしまいますので、最低限保険証やお薬手帳等受診できるものは持ち歩くようにしましょう。

母子手帳の交付してもらう方法とタイミングまとめ

母子手帳の使いみちだったり交付してもらうタイミングや、大きさやデザインに関しましてたくさん紹介しましたが、どのように感じましたか?

母子手帳については一般的に6週~9週以降に交付してもらう傾向にありますが、とりあえずは病院で確認してから交付してもらいにいってください。

先に述べたとおり、母子手帳のアプリを合わせて使うともっと実用的になると思います。それから、ケースがあると綺麗な状態をキープしやすくなるので、子どものことを考えていつまでも大切に保管しておくことをおすすめします。