妊娠初期というのは赤ちゃんがお腹の中にいることによって、ママさんの身体の調子も激しく変動する時期になります。

これに伴って、身体に多くの症状が引き起こされることが考えられます。妊娠初期でよく引き起こされる典型的な症状が耳鳴りになります。ですが、なぜ妊娠初期に耳鳴りが頻繁に起こると思いますか?

妊娠初期に耳鳴りが起きる原因や、改善方法に関して詳しくご紹介していきます。

目次

妊娠中の耳鳴りに関しての体験談

こんにちは。

私もよく耳鳴りなりましたよ。
ひどいときは遠くの母の声が聞こえないくらいでした。

私も心配になり、聞いたところ「耳のむくみ」と言われました。
私は妊娠中毒になりむくみもひどく、でも耳まで?っても思いました。

耳がむくんでしまうレベルにならないように健康的な生活を心がけたいですね。

こんにちは。
妊娠中ではないのですが、3年前に双子を出産した主婦です。

私の場合、出産1年後、職場復帰したと同時期に片耳だけ中に水がはいったような耳鳴りが2~3ヶ月続きました。しかも24時間ほとんどずっと。

その時先生からストレスを感じていたり、睡眠時間が身体が欲するよりも少ない時間取りつづけているとこうなりますよ、とアドバイスを受けました。

あまり耳鳴りを気にせず、リラックスなさると良いかも。
ご参考まで。

耳に水が入ったような感じがずっと続くのは辛いですね。ストレスや睡眠時間はとても大事みたいですね。

妊娠9ヶ月の妊婦です。以前妊娠したときも、今回も耳鳴りがあります。普段は全くありません。あとは、トンネルに入ったときのような、耳の中の圧力の変化(?)もあります。

前回の妊娠時はときたまだったのであまり気にしなかったのですが、貧血で倒れる前や、疲れがたまったときに良くありました。が今回は、しょっちゅう起こります。

先週の検診時に先生にうかがったところ、脳貧血を起こしかけてるからなるんだろうと言われました。ひどいと、そのまま倒れることもあるので、症状が出たときはすぐに安静にして横になったり、すわったりするように言われました。

貧血や疲れがたまると起こりやすいみたいです。

貧血が大きな原因みたいですね。万が一意識がなくなって倒れてしまってお腹の赤ちゃんや母体に悪影響があっては大変です。貧血にならないように栄養はしっかり摂取したいですね。

妊娠初期に耳鳴りが起こる原因ってなに?


では、妊娠初期耳鳴りの症状というのはどの様なものなのか、耳鳴りが生じる原因とは何かを確認してみましょう。

耳鳴りの症状

一般的には妊娠初期の耳鳴りでたくさん症状は、ボーッとなる感じの低い音だったり高いピーっていう音やキーンという感じの耳鳴りが発生します。

ほかにも、耳鳴りだけに限らず、音が聞こえにくくなる難聴的な症状も引き起こされるケースがあります。加えて、小さい音が変に大きく感じられることだってあります。

妊娠中の耳鳴りに関しては人それぞれに個人差があります。ですが、たくさんの妊婦さんが耳鳴りの症状を体験しております。

妊婦さんの25%が耳鳴りを経験

妊娠中に耳鳴りの症状に見舞われた妊婦さんはかなり多く、およそ25%の妊婦さんが妊娠中に耳鳴りを体験しております。というわけで、妊娠中に耳鳴りが発生することは特別なことじゃないのです。

加えて、たくさんの妊婦さんが耳鳴りを体験しておりますが、とりわけ貧血傾向がある妊婦さんや高齢出産の妊婦さんに関してはわりと耳鳴りが生じやすくなっております。

耳鳴りの原因とは

妊娠初期の妊婦さんが耳鳴りの症状が引き起こされる主な原因というのは、血の流れが悪化することになります。妊娠中というのはとにかく血の流れが悪くなる傾向がございます。

中耳には鼓膜があって、中耳まわりの血の流れが悪化すると耳鳴りが発生します。この耳鳴りの特質にはボーッというような低い音の耳鳴りとなってきます。

加えて、内耳でも血の流れが悪化しているケースでも耳鳴りが発生します。この耳鳴りの特質というのはキーンとなる感じの高い音の耳鳴りで、飛行機の中で気圧がかわった際に感じるかのような耳鳴りになります。

血の流れが悪化しやすい原因としては妊娠に影響を受ける身体の多くの変化による肉体的ダメージやメンタル面のストレスが見受けられます。

つわりの吐き気や食欲不振

妊娠中にたくさんの妊婦さんが体感しているのがつわりによる吐き気になります。つわりが原因の吐き気や食欲不振というのは妊婦さんからすれば肉体的・精神的にハードなものになります。

つわりが原因で普通の食事がとれなかったりして、ストレスが溜まってしまいます。そのうえで、肉体的ストレス・メンタル面のストレスが耳鳴りの原因の一つになっています。

つわりの症状に関しては人それぞれですが、ものすごく強力なつわりのケースでは産婦人科を受診してみた方がいいです。ひどい状況のケースでは妊娠悪阻となっているかも知れません。

つわりが原因となってストレスを溜め込んでしまう妊婦さんが多くいます。ですが、できる限りメンタルを安定化させて誕生して来る赤ちゃんのために精を出して乗り切りましょう。

頭痛

耳鳴りと一緒に引き起こされる症状としては頭痛が見られます。妊娠中の頭痛に関してはホルモンバランスの変化が影響していると言われています。

加えて、つわりが原因の栄養の偏りのせいで貧血を引き起こしてしまったケースでも頭痛の症状が出て来ます。

耳鳴りにおいても、頭痛同じ様に貧血になることで耳周りの血の流れが悪化して、耳鳴りの原因となってしまいます。

加えて、耳鳴りと頭痛というのはストレスが原因の自律神経失調症や心因性の病気からくることもあり得ます。

という訳で、日頃からストレスを溜めない生活を心がけて、リラックスしつつの日々を過ごしていくことが重要です。

ストレス

妊娠中に耳鳴りが生じる原因はストレスによるものが大半です。妊娠中は必然的に身体の変化のせいで精神面でのストレスに見舞われしまうでしょう。

そのために、ホルモンバランスがおかしくなり血の流れが悪化して耳鳴りが引き起こされます。なので、ストレスを溜めないことが大切なわけです。

ストレスを溜めない生活が正に耳鳴り改善方法となっています。

貧血

妊娠初期に見舞われやすいのが貧血になります。妊娠したら血液の量に関しては30%から50%くらい増加していきますが、まさに今までの状態と見比べて血液が薄まっていると言えます。

赤ちゃんに鉄分を優先的に与えることが原因で、妊婦さんが貧血に見舞われやすいわけです。

加えて、貧血は耳鳴りにも影響しています。貧血になると身体に求められる酸素が行き渡らず酸欠状態になってしまいます。その為に、貧血による血行不良のせいで耳鳴りの症状が出て来ます。

妊娠中に貧血にならないことを望むならきちんと栄養摂取することを意識しましょう。

高血圧

高血圧も耳鳴りの原因の1つと言われています。当然、すべての高血圧の妊婦さんが耳鳴りの症状が引き起こされるわけではないです。

高血圧が耳鳴りに影響してくるのは理由が存在します。高血圧のせいで耳のまわりで血行不良が生じているかもしれないのです。

血行不良が長い間続くと血管が狭くなって血の巡りが悪化します。耳のまわりの血の流れが悪化することによって耳鳴りの症状が出てくることになります。

妊娠中で高血圧の人が耳鳴りの症状がたくさん引き起こされるのはこれが原因になっています。

疲労感

疲れが要因となって耳鳴りの症状が引き起こされるケースがあります。疲労感というのはストレスの原因になって、自律神経が乱れてしまいます。疲れにより耳鳴りが発生してしまいます。

妊娠中はかなり疲れを感じやすいそうです。加えて、妊娠が原因のストレスによって自律神経が乱れやすいように変化しています。

耳鳴りが生じる原因は自律神経の乱れのケースが存在しますので、リラックスして自律神経を整えた日々を送ることを意識してください。

不眠

耳鳴りが起こる原因がストレスのケースでは不眠となるケースがあります。これは自律神経失調症かもしれません。

他にも、妊娠初期に体調不良だったりストレスによって不眠を招いてしまうことだってあります。加えて、ホルモンバランスの変化からくることも考えられます。不眠は耳鳴りにも影響を及ぼします。

耳鳴りの改善には不眠を何とかする必要もございます。

めまい

妊娠中の症状としましてめまいも頻繁に生じます。際立って妊娠初期によく見掛けるのがめまいになります。

めまいと耳鳴りが同時発生することも割とあります。めまい・耳鳴りが生じる原因は貧血と考えられます。

赤ちゃんに栄養を送り届けるために血液量が増加したせいで、妊婦さんの血液は薄まり貧血を引き起こしめまいの症状も生じるのです。

貧血というのは耳鳴りが起こる原因の1つのでもあることから、耳鳴りとめまいが同時に発生することが考えられます。ですので、貧血にならないようにすることが耳鳴り・めまいの改善方法だと言えます。

難聴

いきなり見舞われると恐ろしい難聴なのですが、妊娠中に難聴を体験した妊婦さんも少なくないのです。難聴を体験したたくさんの妊婦さんが耳鳴りも一緒に体験しているのです。

こういったときに想定されるのが、急性低音障害型感音難聴になります。急性低音障害型感音難聴というのはストレスや疲労感からくることが大半です。

加えて、内耳のむくみが原因で内耳のリンパの流れが悪化して急性低音障害型感音難聴がもたらされる妊婦さんもございます。

妊娠中というのは血行不良になってむくみやすいですから急性低音障害型感音難聴が引き起こされるケースもあるわけです。妊娠中に難聴みたいな症状が生じたケースでは耳鼻科に足を運んでください。

そのうえで、妊娠していることきちんと報告してから診断を受けてください。

妊娠中の耳鳴りは原因を排除していこう


妊娠初期の耳鳴りが生じる原因は、これまで紹介したように極めて多いです。耳鳴りを乗り越えている妊婦さんとしては、ひとりひとり違った耳鳴りの原因が見られます。

だからこそ、ご自身の耳鳴りの原因を把握し、その原因を排除することが耳鳴りの改善には必要不可欠なのです。ここで、耳鳴りが起こる原因を排除する方法を紹介していきます。

疲れを溜めないようにする

妊娠初期に耳鳴りが見られる原因の大半はストレス・疲れが影響しているものでした。そんな訳で、疲れを溜めないことが耳鳴りの改善には効果が期待できます。

妊娠中というのは身体に対する負担は数多く普通に生活を行なうだけでも結構疲れが蓄積しやすいです。そんな訳で、安静に生活することも求められます。

ご自身の調子で日々を送ることによって疲れを溜めないことを意識しましょう。無理をすることは赤ちゃんにも良くない事が多くあります。ですので赤ちゃんの事を考えてもご自身のためにも無理しないでバランスの良い生活を送ってもらいたいです。

規則正しい生活をしよう

疲れを溜めない結果に結び付くことが規則正しい毎日を送ることになります。規則正しい日々を過ごしていくことによって安定感がある生活になって疲れが溜まりにくくなると考えられます。

早寝早起きで1日毎に3食正しい日々を送ることが一番重要です。正しい日々を送ることは耳鳴りの改善には言うまでもありませんが、健康的に生きて行くことにもつながって赤ちゃんにも良い効果を及ぼします。

つわりが凄まじくて安易には正しい毎日を送ることが困難な妊婦さんもおられますが、状況が許す限り規則正しい日々を過ごしていくことを意識しましょう。

それには睡眠と食事が大切です。しっかりと睡眠時間を確保してバランスの良い食事内容を意識してください。

ストレスを溜めないように気をつける

耳鳴りが生じる原因にストレスというのは大切なポイントとなります。ストレスはいかなる症状でも引き起こされるので、可能な限りストレスを溜めないようにしてください。

ストレスを溜めないことは困難ですが、リフレッシュを行うなどしてストレスの解消を行なってください。

そして、妊娠中の不満や不安についてはストレスに結びつきます。出来るかぎりストレスを引き下げるためにも不満や不安は溜め込まないことを目標にしましょう。

マッサージやエステで妊娠中の耳鳴りの改善をしよう


ストレス解消のためにマッサージなどをうまく活用することも耳鳴り改善に結びつきます。加えて、肩こりからくる耳鳴りのケースでは肩こりを解消可能なむくみ取りのマッサージは効果が期待できます。

ですが、妊娠中に関してはマッサージ専門店やエステで断られるの可能性もあります。ですが、施術内容次第では妊婦さんも行なえるマッサージやエステも見られるので試してみてください。

マッサージやエステといった民間療法でしたらストレスの解消だったり血流を活性化させることを一番に考えてください。

ストレス解消を意識して民間療法を活用しているにも関わらず無理をして行くのでは無駄になります。そういうわけで、あなた自身にマッチした民間療法を選ぶようにすると良いいでしょう。

妊娠中の耳鳴りが長引く場合は病院へ

ところが、いくら耳鳴りの改善に努めても耳鳴りが治らないケースがあります。そのようなときには頑張り過ぎないで一回耳鼻科に足を運びきちんと診察を受けるべきです。

長く耳鳴りを体感することはとてもツライです。加えて、突発性難聴といった恐れも発生します。

妊娠中に耳鳴りを体験した妊婦さんのほとんどの場合は出産した後には元通りになっております。ですが、中には心配でどうしようもない妊婦さんも多いと考えられます。

という訳で、どうしても気に掛かっている妊婦さんは耳鼻科で診察を受けてみてはどうですか。

耳が詰まった感じの症状の場合は耳管解放症かも


妊娠中の方で耳鳴りに加えて耳が詰まったみたいな感じがする妊婦さんも結構見られます。これに関しては耳管解放症場合があります。

耳管開放症というのは耳の奥と鼻の奥を繋ぐ管(耳管)が開いた状態のままになってしまって引き起こされる病気になります。

耳管解放症が生じる原因は妊娠が原因のホルモンバランスの乱れだったりストレスや、血流不良などが存在します。全部耳鳴りが生じる原因と重複しております。

対処法については水分補給をしっかりとする、血行を活発化させる、ストレスや疲れを溜めないような日々の生活を行なうなどが考えられます。総じて耳鳴りの改善方法と変わりません。

そういうわけで、耳が詰まった感じの症状が見られたケースでは耳鳴りの改善方法を行ってください。