小学生女児にわいせつな行為をしたとして、千葉市教委は19日、同市立小学校教諭の男(34)=強制性交罪で公判中=を懲戒免職処分にしたと発表した。
管理監督責任を問い、男の上司の男性校長(59)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。処分はいずれも18日付。
市教委などによると、男は小学生女児にわいせつな行為をした疑いで8月1日、千葉南署に逮捕され、同月22日に起訴された。10月11日の初公判で起訴内容を認めた。初公判前の9月27日には、別の女児に対する強制わいせつの疑いで再逮捕されていた。
懲戒処分については神崎広史教育次長らが19日、市役所で会見。市教委は8月、事実確認のため接見を複数回要請したが、男に「会いたくない」と拒否された。男が初公判で起訴内容を認めたことなどから、懲戒処分を決めたという。市教委は9月6日から男を起訴休職としていた。
市教委は「被害児童を保護するため」として、男の氏名や所属を伏せて懲戒処分を発表した。
再発防止策として、教職員からのセクハラ被害を相談できる市教委ホームページの窓口について保護者らへの周知を徹底。
また、体罰・セクハラ調査を毎年行っているにもかかわらず事前に被害を把握できなかったことを重視し、調査の内容を改善する。セクハラ防止研修などを通じて教職員の意識啓発を図るとした。
磯野和美教育長は千葉日報社の取材に対し「被害児童や家族に申し訳ない思いでいっぱい。生徒児童がセクハラ被害を相談しやすい体制を検討していきたい。綱紀粛正に取り組み再発防止に努める」と話した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00010001-chibatopi-l12
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