韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日、「北が一定の措置を取る場合、長期間にわたる米朝間の敵対関係を終息させるという一つの政治的宣言として終戦宣言が望ましい。それができるだけ早期に実現するのが望ましいということで韓米間に共感があった」と述べた。
文大統領はこの日午前、英BBC放送のインタビューで「事前にトランプ米大統領をはじめ米国側と十分に議論したこと」とし、このように明らかにした。
年内の宣言に対する意志を表明してきた文大統領は「終戦宣言は時期の問題であって必ず実現すると信じている」と強調した。この日のインタビューは13日からの欧州訪問(7泊9日)を控えて行われた。
文大統領は2回目の米朝首脳会談の開催に関し「米国の中間選挙(11月6日)後、早期に2回目の会談を開くために現在、実務的に時期と場所について両国が調整していると聞いている」と伝えた。
続いて「2回目の会談では北の非核化措置が米国の相応の措置とともに速やかに進行されるようタイムテーブルについて両首脳が大胆に合意をすればという期待を持っている」とし「強く楽観している」と話した。
これに先立ち文大統領はパク・ハンギ新任合同参謀本部議長から補職申告を受けて歓談する席で、9月の南北軍事分野合意に関し「西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を北に認めさせたということに大きな意味がある」と述べたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が伝えた。
文大統領は「我々の将兵が血で守ってきたというのは崇高なことだが、ずっと血で守ることはできない」と「血を流さずに守ることができるなら、それはさらに価値のあることだと考える」と述べた。
一方、この日の国政監査で自由韓国党は「北は今回の軍事合意でNLLを認めていない」と主張した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000002-cnippou-kr
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