技術革新や国際化の進展で、幅広い教養や情報科学の知識を身に付けた「文理融合」人材の育成が急務とされている。
高校現場では入試対策などのため、履修科目によるコース分けが定着しているのが実態だ。高校から文系、理系を明確に分ける仕組みは、生徒の進路を狭めるとの指摘もある。(編集委員 古沢由紀子)
苦手科目を避ける
「理系クラスだから、花火の構造に興味を持つ人は多いでしょう」。東京都内の都立高校の化学の授業で、男性教師が3年生の生徒たちに問いかけていた。ほぼ全員が大学に進学するこの高校では、2年生から文系、理系のコース別にカリキュラムを編成している。1年生の秋に説明会や面談を行い、11月に生徒の希望を集約する。半数強の生徒が文系を選ぶという。
3年生からは、数学が必須でない「私立文系」も含めた3コースに分かれるが、1年生で選んだ文系、理系を変更する生徒はわずかだという。
特に文系では化学や物理などの授業時間が少なく、理系学部の受験には対応が難しくなる。
国立文系クラスで古典の授業を受けていた女子生徒(18)は「数学が苦手で文系を選んだが、1年生では将来の希望が固まっていないので、選択時期が早すぎると思った」と振り返る。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00010000-yom-soci
ネットの反応
文系に進路を決めてようが、数学はきちんと勉強した方がいい。
英語と同じように数学は文系学部でも必須にすべきだと思う。
選択する理由が数学が苦手だからと言うのならまだ良いよ。
私文を選択した理由が受験科目が少ないからという身も蓋もないやつがいるからな。
普通に四則計算が出来れば大丈夫後は応用力だけ
いろんな考え方があると思うがどうしても決められないなら理系を選択しておいてから文系に変えるほうが楽な気はします。何より理系から文系の大学は目指しやすいが文系が理系の大学を目指すのは困難な気がします。
私があまり知らないだけかもしれませんが理系から文系に変わることを「文転」と言って十数人がしていました。ただ「理転」と言うものを聞いたこともないですし私の同級生に文系から理系に来た人は一人もいなかった。
高校生でも遅すぎるでしょう。
文系理系よりも、将来何をしたいのかで進路を考え始めるのは中学生くらいからやっても良いくらいだよ。ただ漠然と勉強しているから、いざ就職活動になっても職業のイメージがつかめない人ばかりだと思うよ。
受験で数学が必要でない学科でも、入学してから数学が必修のことがありますから注意しましょう。経済学部、商学部、国際経営学部など経済・経営系は数学必須ですし、それで苦労している大学生がたくさんいます。
自分は高1の夏、目標は大蔵省かメガバンクと決めました。
必然的に文系となり、7年後メガバンクに入行しました。文系・理系って得意不得意で決めてるけど、
目標あっての選択だと思う。
いつまでこんなことやってんだよ!大学や企業さんの考え方が明治時代のままだからこうなるんだよ!いい加減にしろ!!
なぜ振り分けが早くなったかを考えるべきだ。高校の理数のレベルが下がったから、理数系志願者は早くから特化したコースに行かざるを得ないのだと思う。教科の易化の弊害が出ていると思う。
高1を早いというのもわかるけど、じゃあいつならいいのか。最低でも高2である程度決めておかないと、興味のないものをダラダラとやり続ける事になり大学入試に必要な学部に沿った勉強が間に合わなくなる。
ある程度決めておいて、理転文転したいと思ったらすぐにクラスを移れるような仕組みにしてほしい。
数Ⅰは90点以下を取ったことないけど、
数Aは35点以上取ったことなかった。実力テストとか数Ⅰは98点やったのに、数Aは5点とか10点やったし(-_-;)数Ⅰと数Aの担当教員が同じじゃなかったら、留年してるレベルやったな俺・・・
例えば、物を書くにしても、物の道理を学ぶために理系に進んだ方が良い場合もあったりする。
作家にもいるよね
早く決めろ!と迫る割には選択肢の基準がとても貧困!本当に困りました。農学部志望でしたが「理系は生物・化学で選択する人が少ないので文系を選択しろ」といわれました。
抗議して選択できるようになったけど。芸術系(美大・音大)も無視されがちです
高1で選択するのは早過ぎる事は 本人も親も教師も 充分過ぎるぐらい分かっている。入試から逆算すると この時期に成らざるを得ない。せめて 高3に進級時に選択するようにして欲しい。
中三で、工業高校、農業高校、商業高校を選んでる子もいる
私文専願で法学部に行き、司法試験に合格して検事や裁判官になった人間が、医療裁判を扱うのって恐ろしいよね。
欧米の大学制度といっても、ドイツの場合は10歳(小学4年生)で将来の進路(大学進学もしくは就職等)を決めなければならんしね。それに比べれば日本はかなり将来の選択肢の幅が広いとは思う。高校生ぐらいならもう将来の方向性を絞ってもいいんじゃないかと。
文系、理系の選別なんて必要ないし有害ですらある。
ただの科目選択にすぎない。科目選択は自由に認められるべきである。文系といわれるコースに行っている人でも数学や物理が好きな人もいるし、理系といわれるコースに行っている人でも社会や国語が好きな人はいる。
定形的に区別しレッテル貼りをして学生の可能性を奪ってしまうような意味のない選別はやめたほうがよい。
正社員になれるか、派遣社員になるのかは
6歳までにおよそ決まっていると思うけど。
私が通った高校は、最後まで文理でクラスは分かれませんでした。
高2から理科と社会をまとめた時間があり、それぞれが選択した科目の教室に自分が移動していました。
高3で数ⅢCを選択するか芸術を選択するかで本格的に文理を決める感じですが、数ⅡBまでで行ける理系もあるので、自分に合わせて選択することができました。
こうすることで高1で文理を選択する必要もないし、文理融合の学部にも行きやすいし、何よりクラスに文系の人も理系の人も存在していて、色んな人と仲良くなれてそれがとても楽しかったです。各高校には、文理でクラスを分けるものだという固定概念にとらわれず、柔軟に学校運営をしてもらえたらいいなと思います。
今更の話だ。
センター試験が始まる頃から高1から、
文系か、理系かの選択が始まり、高2で受験対策を含むカリキュラムに分かれる。ウチの子供達は、高校入学時に担任から言われたよ。
高2までに高校の全教科を終える予定で取り組み、高3では志望大学別の勉強に流れとなる。つまり、高1から大学受験が始まるから、
気を抜くなと、担任から保護者達に喝を入れられたんだよ。
因みにウチの子供達は、私立では無いよ。更に高校の特有の風土作りとか言って、文武両道は当たり前。新しい大学入試制度に対応する為、
ボランティア活動や学校の委員活動も評価対象され、更に英語をネイティブ並みの会話が出来る様にすると張り切ってたよ。その割には、学校では不祥事が起こり、教師側の空回りが目立つよ。
大学入試自体に問題があるけどね。
世の中のためにならない文系はいらない
理系文系の選択が早いとは思わないけれど、一旦決めた選択を変更するのが大変って言うのは有ると思う。
両天秤だったが、高3の夏に理工学部を見学しにいって、実験・研究室が合わない、と思って文系を選択した。
今の高校生には、どちらに進むにしても英語はしっかりやっておけよ、と言いたい。
文系とかサラリーマンになるなら必要ないよ。
本当は教養学部に入った後自由に選択していけるのが一番いい。なんだかんだで興味は移っていくもの。私も大学時代には知り合った教授の勧めで転部も考えたけどしなかった。してもよかったなと後悔する。
全日制不要では。
過去の国立大学の様に、文理とも数学ⅡB(当時)までは、必修にし理科も物理・化学の内一科目は必修とするなどして、文理ともに5教科で入試を行えばよいだけである。真面な高校は、確り真面な大学に合格するだけである。
日本は文系学部と文系進学者数が多すぎる。文部科学省の失策だ。
高1だと単純に科目の好き嫌いで文理選択をする子どももいるのではないかと思う。
現在高2の甥っ子がそうなので。ある意味、高1でもう人生が決まってしまったのか、と。(苦笑)