「研修で久々に集まった同期は皆、目が死んでいた」。昨年春に福岡市内の小学校教諭となった女性から、教育現場の息苦しさを訴える声が特命取材班に寄せられた。

いきなり担任を任されて負担は大きい上、授業研修では子どもが聞こえるところで批評されることもあるという。「過重労働」がかねて指摘される教育現場。離職者が目立つ若い教諭をどう支え、育成するか課題となっている。

教諭は採用後1年間、初任者研修が行われる。福岡市の場合、おおむね週に1こま、校長経験者らが指導教員を務める形で準備段階から指導を受ける授業研修がある。

「できていないことを詰められるだけで、駄目出しばかりなんです」。女性教諭はそう訴える。

個別に講評「人によって言うことが違う」

授業後、複数の指導教員らによって1人30分程度ずつ、個別に講評され「人によって言うことが違う」。女性教諭の授業中、子どもが聞こえるように指導教員らが「こうすべきだ」などと教室の後ろで話し合いをすることも。指導がつらくて涙を流すと「4月から一つも成長していない。涙は甘えだ」と叱責(しっせき)された。

指導が終わると、次週の研修に向けた準備が始まる。指導案を見せた上、週末はその訂正に追われる日々。係活動や給食など授業以外の学級運営や子どもとの接し方に神経を使う中、「週1回の研修は負担が大きすぎる」と女性教諭は感じている。

ネットの反応

1.
中高はまだマシだよ。1年目や2年目は副担任、様子見ができるから。
小学校は1年目から担任、即戦力として働かなければならない。

採用人数を増やして、ベテラン先生に新人がついて勉強できるように体制を整えるべきではないか。担任→ベテラン、新人→副担任。

「1年目でよく分からないかもしれないけどベテランと同じ質の仕事
をしろ」は無理ですよ。

2.
素手でトイレ掃除を指示された

トイレがきれいになって手が汚くなる。衛生上大問題じゃの。

3.
相変わらず西日本はオーバーですね。この非常識な記事の信憑性疑いものですよ。何か弱いものつくりたてて新聞が弁護しているところ見せたいのでしょう。朝日と一緒ですね。
4.
結局は途上段階に生きてきた「老害」と、豊かな時代に育ってきた「若者」の対立がアチコチで起きているんじゃないか?

根性で何とかなると思っているのと、それに対する耐性が無い人間が潰されていく格好。

5.
親のクレーム対応も生徒の問題行動ももう疲れた。自分だけの生活ならとっくに辞めてる。
6.
苦労しなくても良い苦労が多々あるように感じる。昔は受け持ちの子どもの数は今より多かったが回っていた。親その他の苦情は原則教師以外が対応する。研修はほどほどに・・・。

残業把握はしっかり行い、著しい時間数であれば速やかに増員するなどするべきでしょう。学級崩壊は指導力の低下のほか、家庭内教育の欠如が考えられる。

医業の電子カルテ同様新たな仕事を増やし過ぎている可能性もある。何が無理な要求になっているのか、徹底して炙り出そう。

7.
元校長が、新採用教諭の「指導」を行っている。
新採用教諭にとってみれば、「元校長」は、雲の上の存在だ。

親子以上に年齢ギャップのある「偉い方」からの指導はそれだけで大変なプレッシャー。
しかも、試用期間中だから、「忖度」に気を遣う。

「教員だけしか生きる道がないわけじゃあない!」と、啖呵を切って辞表を叩きつけたくもなるだろう。
学校は、以前から人材育成が下手クソな職場だったが、さらに「育成下手クソ」に拍車がかかっていると思う。

8.
やりがい搾取なんて言われちゃうけど、
最近の新任研修員に根性ある奴が少ない。

「初めてのアルバイト」の感覚すぎる。

9.
アドバイスという名目で、一般論や自分が過去に経験したことを押しつける。自分は出来る人間だと思い込んでいる鈍感な指導者 指導員に多い。

こんな指導者に担当されたら指導される側の人は本当に疲れるだろうと思うよ。辞めたくもなるわ。
指導する側もされる側も人数の問題ではない。

特に指導する側の[質]が問題だ。自分の価値観や手法は大切だが、指導される側の人の価値観や経験値をはかりながら、相手が気付きを得て共感し納得出来るよう進めていくことをしないと、相手の心に響かない。

世の中に、言われたことをそのまますぐに出来る人は1割もいないだろう。何せ相手は新人だ。
指導のされかたによっては出来るようになる前に心が壊れてしまうのが落ちだ。

制度や人数も大切な要素だが、それ以上に[指導者の質]を高めたい。
【勇(優)将のもとに弱卒なし】である。

10.
大学で資格を取らせるのなら大学で一人前に育てなくてはいけないんだと思うよ。
高額な授業料だけとって何やっているのだか。
11.
校長経験者から講義だと。一番聞きたくない講義。禿で人一倍我が強く社会常識に欠けるしかも口臭もちとで来れば誰だって近寄りがたい特異な人格。こんなのが一丁前の講義など出来るはずないのだ。教育も終わり。
12.
新任教師にも年収900万くらいあげたら?
13.
『「自分たちが経験したから、若手も苦しむべきだという考え方はやめてほしい」と言う』

これ、まさに中学の部活の先輩後輩関係の感覚だよね。
自分たちもされて頑張ってきたから、って後輩にやたら厳しくする。
たかだか1歳2歳の差でやたら偉そう、っていう…(笑)

教師ってそういう学校の上下関係から大人の社会を知らずになるから、そういう変な先輩教師がいるのかな。

14.
姉は元中学教師。今更明るみになった教員の激務はまさに姉が語っていた事そのものである。
先輩教員の様子を「一部の闘争心が強い先生以外は活気を失い、しなびていた」と言っていた。

素手でトイレ掃除に似た理不尽な指示で、嫁入り前なのに姉は職員トイレだろうと日焼け止めを塗る事を禁止された。東北人の両親から産まれた自慢の色白がシミだらけになった。「名誉の負傷よ」と、姉は苦笑いするけど、本当はどんな気持ちなんだろうか。

家族が寝静まった深夜も姉の部屋だけ電気が点いていた。初任研や研究授業の指導案を事細かに訂正して徹夜していたようだった。

赴任した学校によっては姉は職員室で最年少で、家族持ちの先輩教員から次々と仕事を頼まれていた…というより、押し付けられていたようだ。

結婚後の姉はいつも口にする。「母が家事で助けてくれたからこそ教員できた。家族を持った立場になると私の力量では厳しいかな。」

15.
「教師は聖職」という言葉が悪い意味で作用している。
聖職だから尊い仕事、尊い仕事だから自分の都合を優先させるなんてもってのほか、だから無償であっても奉仕すべき、という。

何か要求を言おうものなら「生徒たちがかわいくないのか」みたいな反論できない圧をもって封殺される。
教師も一人の人間なのにね。

16.
「「トイレを磨いて心を磨く」と称し、素手でトイレ掃除を指示された」

こんなカルトまがいの研修を教育現場でもやっているのか。
狂っている。

17.
素手でトイレ掃除を指示
こんなの不衛生だろw先生だけでなく、その周りにまで菌が行く可能性があるw
動画撮ってUpしたらいいやんかw
18.
かつて教育現場を知る人間が永田町にミイラ取りに行ってミイラになったように、根本的な改革への道のりは遠く険しい。

仮に外資系コンサルのような手法で学校という巨大クライアントに成果物として納品できるもの(問題点の整理や改善策の具体的落とし込み)があっても、その成果物通り、改善の仕組みを、疲弊した現場が維持出来るかが疑問だ。

拘束力のない民間療法は対症療法であり、冒頭で述べた大元からの改善が始まらない限り、茨の道が続くと思う。

今後は少子化で起こりうる変化なども捉えてより多くの人間が関心を持ち議論を大きくしていくことも必要な気がする。

19.
まず今の教育が間違ってることを認めなきゃ。ストレスから遠ざけて甘やかすばかりが教育ではない。ストレスによる耐性をつけるためにも厳しく躾けるべき。「可愛い子には旅をさせよ」をもう一度真剣に考えるべき。
20.
ある自治体では、休日に新任者や臨時採用講師を呼び出して研修をしていましたが、代休や報酬はなかったようです。金も使わず授業も潰れず教師の負担のみで研修を行うのはどんなにストレスがかかることか気の毒になりました。しかも、形態は「自主参加」ということになっていましたが、欠席できるほどの「新採」はいませんよね。

1年後に採用できないという脅しが効いてますから。教員を育てる意欲強すぎで教員をダメにしているのか、耐えられない新人が力不足なのかはわからないが、「研修」のやり過ぎが新任教師の負担過重になっていると思う。代価レベルの人材が集まっているわけですから、教員の力量不足は金で買えばいいのではないかと私は思っています。

22.
朝6時前に家を出ますが、すぐ近くの小学校を通ると毎日同じ車が1台だけあり職員室に電気がついています。雨の日も猛吹雪の日も毎日毎日います。

若い人が乗るようなスポーツタイプの車なので、校長教頭クラスの先生ではないと思うのですが、こんな朝早くから夜遅くまで毎日毎日大変だなあと思うと共になぜこの先生だけなのかな?と思っています。

しばらく走り6時半過ぎに別の小学校の前を通りますが、そこは真っ暗。やっぱり学校によって違うんでしょうね。先生たち、毎日お疲れ様です。

23.
、日本の教育制度は根本的に変えないとダメなのですよ。
実社会に出てすぐ役に立つような実践的教育でないとダメですよ。

今の教育は学歴をつける為だけのステイタス教育に成り下がっていますよ。

24.
昔組合があった頃は良かったな〜
25.
管理体制がどうとかじゃなくて単なる教員のレベルの問題ではないか。
引き上げる側が引き下げている現状。
26.
朝鮮人がトップだからね。
27.
人気の低下が叫ばれている中で教員を増やしても質が落ちるだけなので、分業化と部活の廃止、残業管理が一番早いと思う。
少なくとも、クレーム対応は窓口に専門職を置いたほうがいい

子供にパソコン配る前に教師の業務の効率化のために投資すべき。最終的には授業の質を上げることにつながるんではないか?

28.
元同僚の52歳の女性教師、1ヶ月ほど前に朝、布団のなかで冷たくなっていた。(心筋梗塞とか)長男が大学に受かったと満面の笑みを浮かべ嬉しそうに「私頑張るわ」と張切ってた矢先の出来事。

今や教員の仕事は電通のはるかに上を行く「超ブラック企業」並になった。学校といえば託児所と化し精神疾患をかかえる教員が急増。校長、教頭は当座の教員の確保に奔走し自分の仕事もままならない。

今や、「無制限一本勝負」の感がある。過労死かそれとも精神を病んで休職、退職かなのである。「お国のために!」とオダテられまた逃げれずに釈然としないまま敵艦に突っ込んでいった特攻隊を彷彿とさせる。政府も建前ばかり言ってどんどん仕事を増やし悲惨な実態に目をつぶる。このままでは教員のなり手が減少し続け日本の教育の崩壊は時間の問題であろう。

29.
熱血教師もののドラマの教師が理想的、教師はかくありき、という見方が強い。自分の子供に120%になれる教師なんていないからな。クラスでは誰も助けはない、一人で多数の子供と向き合うのが教師。

自信がつくまで時間はかかる。そういうの、先輩教師が見ないといけないのに、やな奴ばっかになっちゃったな。

30.
子どもを学校に行かせる意味、まじでなくね?
てか、むしろ害以外のなにものでもなくね?
こんな、頭が狂った大人たちに子ども預けてたら、子どもまで人格がおかしくなる。

正直、学習塾だけでいいんだが。