◇セ・リーグ DeNA4―2中日(2018年9月22日 横浜)
DeNAのG後藤武敏内野手(38)が22日、横浜スタジアムで行われた中日戦で現役ラストマッチに臨み、16年間のプロ野球生活に別れを告げた。
この日、出場選手登録された後藤は4―2で迎えた7回に先頭打者・今永の代打として登場。中日先発の左腕・笠原から空振り、空振り、ボールと続いたカウント1ボール2ストライクからの4球目、真ん中に入ってきたチェンジアップを強振したが、空振り三振に倒れた。
試合後に行われた引退セレモニーでは、1998年の甲子園で春夏連覇を達成した横浜高校時代の同期である中日・松坂大輔投手(38)とDeNA・小池正晃外野守備走塁コーチ(38)から花束を受け取り、3人は熱い抱擁と固い握手を交わした。
13日の阪神戦(甲子園)でバースデー勝利を挙げた際のヒーローインタビューで後藤らの名前を挙げ「僕はもう少し頑張るよという決意表明のような日にしたいなと思っていました」と話していた松坂は、花束を渡す前から帽子で顔を覆って号泣。
後藤が2人の子どもと一緒にオープンカーでグラウンド一周する姿を空っぽになった中日ベンチから1人で見守った。
オープンカーが中日ベンチの前までやって来ると、涙の乾いた満面の笑みで後藤に向け懸命に手を振り、DeNAナインによる胴上げにも飛び入り参加して後藤の花道を見送った。
この松坂の姿に、インターネット上には感動の声が続出。ツイッターには「ありがとう松坂」「松坂泣くから、もらい泣き」「見守る松坂がイケメン過ぎて」などと涙まじりの言葉が並んだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00000160-spnannex-base
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