サッカー日本代表の森保一監督(50)が、今月のA代表合宿で2020年東京五輪世代から、さらなる抜てきをもくろんでいる。
指揮官は、11月の国際親善試合ベネズエラ戦(16日、大分)と同キルギス戦(20日、豊田)に向けた人選について「まだまだ選手は幅広く招集させてもらいたい」と語っており、U―21日本代表のDF杉岡大暉(20=湘南)を招集したい意向だ。
すでに東京世代ではMF堂安律(20=フローニンゲン)とDF冨安健洋(19=シントトロイデン)をA代表でデビューさせており、実現すれば3人目の招集となる。
杉岡は、高卒1年目の昨季からJ2で37試合に出場し、J1に舞台を移した今季も主力としてプレー。身長182センチとフィジカルに恵まれ、左SBには珍しい左利きだ。3バック時は左ストッパーや左ウイングバックもこなせる器用さもある。
10月27日のルヴァンカップ決勝では決勝ゴールを決めてMVPに輝き、視察した森保監督が「もともとの堅実なプレーにプラスして得点を狙うところも成長している」と高く評価したほどだ。
当初はU―21日本代表として11月にUAEで行われる国際親善大会に出場する可能性が高かったが、左SBの状況は一変した。DF長友佑都(32=ガタラサライ)は、
10月24日(日本時間25日)の欧州チャンピオンズリーグ・シャルケ戦で肺気胸を発症したため来年1月のアジアカップ(UAE)すら出場が危ぶまれている。DF車屋紳太郎(26=川崎)も先月17日の練習中に負傷し、左太もも肉離れで全治3~4週間と診断された。
相次ぐアクシデントは森保監督にとって痛手だが、結果的に自身の目指す世代間の融合がさらに進んでいきそうだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000034-tospoweb-socc
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