「金本監督がまた、『どうしたもんやろ』とこぼしてましたねぇ。番記者たちは、自信をなくしてるみたい、と言ってますよ。負け方次第で……そういうこともあるでしょう」
在阪スポーツ紙デスクが語るのは、阪神・金本知憲監督の去就について。昨オフ新たに3年契約を結んでいるが、それでも交代の可能性はある、と言われている。
「現時点(9月29日)5位で、最下位も見える体たらくです。CS出場を逃せばもちろん、出ても3位なら“何か”あります。阪神のフロントはCS開催前提で売り上げ予測をしてますから」(同前)
“何か”とは?
「昨季は貯金17の2位で、球団から契約延長を申し出たので、いきなり監督解任とはならない。ただ、続投となれば低迷の責任を取らせる意味で、コーチ陣に手を入れるはず。まずは片岡(篤史)ヘッドコーチの首が危ない」(同前)
トラ番記者たちの監督予想は?
いざ側近が切られたとき、金本監督はどうするか。トラ番ベテラン記者が囁き合う。「それでも金本はやるやろ。そんなんで辞める監督はおらん」(記者A)
「いや、アニキと言われる男だから『それなら、俺も辞めます』と言うかも。最近は甲子園で勝てないことを気にしてるし。次は盟友の矢野(燿大二軍監督)を推薦して身を引く可能性もある」(記者B)
「矢野は、ない。今季二軍を優勝させたと言っても、3番高山、4番ロサリオ……という感じで、二軍なら勝って当然ってオーダーだったからね。今季、坂井信也オーナーの野球指南役を務めて覚えもめでたい掛布(雅之)待望論もあるね」(記者C)
「フロントは今季の観客動員が300万人を割り込みそうだとピリピリしている。昨季二軍監督で1万人の観客を集めた男は魅力ですから。タイガースのオールドファンには掛布監督を一度は見てみたい、という声が多いよ」(記者B)
「岡田(彰布)再登板もある。親会社の阪急阪神ホールディングスの角(和夫)会長は早大出で、岡田シンパと言われてるし」(記者A)
「いや、オーナーも幹部も『うっとうしい』と思ってますよ。岡田さんの発言は正論だけど、タイガースに厳しいので『相変わらず、文句言いやな』と嫌われてます(笑)」(記者B)
早くも恒例の“お家騒動”が過熱中なのである。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年10月4日号
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180930-00009115-bunshun-spo
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