ネットの反応

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おそらくだが、大半は「補助金」だと考えられる。
その昔は、補助金より交付金が多かった。
補助金はこういう研究をするから申請書を出して認められれば補助金を付ける。成果報告書が必要の制度だ。
名称を変えて、同じ研究をいろんな組織の補助金に申請する場合もある。そのための事務経費・人件費は各大学相当人間を裂いている。また審査機関も相当な人件費を要している。ここにある意味「利権」が生じているように考える。
過去のように、大学にわたして、大学ないで任せる方が、経費もかからない。大学に責任を負わせる。会計検査・外部監査を受けるほうが、不正は起こりづらいし、余計な経費もかからない。
根底に、補助金行政は「利権」のようなものを感じる。
懐に入れて、遊興や自分の生活費などに使っていなければ、
この大学の先生も、付いたは付いたで、困ったんじゃないかな。
2
教授も確かに良からぬ事をしたとは思うが、他のコメ主さんが言う通り
研究に関わる費用捻出するためにしていたとしたら、すぐに切り捨て御免という訳には行かないと思う。
もう一方責任があるのは、じゃぶじゃぶと費用を出した側。いかに偉い人であっても、一般研究者さんであっても、ある程度性悪説を考慮して、ルール決めをするのが経理関係者の仕事。右から左に流しただけで、精査していなかったのが露呈されている。
いつから官房機密費になった?
2-1
国立大学独法化前に国立大学に勤めてて出張旅費の計算業務を担当した経験のある知人が以前、出張旅費を概算払いした場合は必ず精算手続きをやってたと言ってた。
まあチケットの写しとかの提出だったそうで、日当と宿泊費は地位(俸給表のランク)に応じた定額支給だったそうだけども。宿泊費は今はもっと厳格(精算する)かもとか言ってたが。
それと旅行手段は、出張目的を阻害しない範囲内で最安値の手段(但し、上記の地位に応じて指定席利用可とか出てくる)を使用するようエライ先生にも従って貰ってたとか。
これで旅費の不正受給って、どうやったんだ?それと、電子レンジの話はなんか泣けてくるなあ。

2-2
刑事告訴をしないのは仕方ないとしても何の処分もさないのか?もっと詳しく書いてほしい
食品や電子レンジに使ったと書いてあるが、研究室の職員の為だろうか?1131万円全てを研究に関する事に使ったとも思えない
2-3
研究費捻出のために、研究費を現金化するってよくわかりませんよね。現金にして使途の分からない金にする必要があることに使ったってことです。
2-4
何言ってんだ?国の費用って税金だぞ。
そもそも研究費を使うためのルールとして適切な使用をするように明記されているのにも関わらず、不正利用していること自体大問題だろ。全額返却しても罰せられて当然の行いだぞ。盗みをして、バレたら返したら許されるのか?同じレベルだぞ。
2-5
>研究に関わる費用捻出するためにしていたとしたらそれならそういうんじゃない?
食品と電子レンジだよ。おかしいでしょ。まぁ、記事が正しいという保証もないけどね。

2-6
電子レンジが買えなかったのは20年前。
冷蔵庫も焼き肉コンロも、加熱実験で使える可能性が少しでもあるなら、何も問われずに今は研究費で問題なく買える。巨大液晶モニターも、テレビ機能がついてなければ買えます。こうやってお涙頂戴の話にすれば、皆が許してくれるだろうから嘘ついてるだけ。性根が腐っている悪質な奴

3
許されることではありませんが、ほとんどのこういった不正受給は、私利私欲のためというよりは、備品や学生の学会出張費などに使われていることが多いです。
国費、大学の規定、競争的資金でそういった支出を認めていない、なかなか認められないのが原因です。
不正受給はいけないことですが、なぜ後を絶たないか、研究資金の用途については柔軟に対応する必要があると思います。
私立大学ではこういう例がないのはなぜか、など
(↑表に出ないだけ、という声もあがるかもしれないが、実際、私立ではそのあたりは融通がきくので教員が裏金を作る必要がないのです)
3-1
「許されることではありません」、ここで止めていいでしょう。
限られた予算の中で、本当に研究に必要としている研究者にとって迷惑です。こういう杜撰なことをする教授のゼミでは、ゼミ生にも悪影響を与えかねません。費用が支給される出張計画も研究計画もきちんとしたものを作成するべきでしょう。

近年、大学では研究倫理についての教育等が行われ、研究者の意識改革を促しています。教授という立場にあるならなおさら学生の手本になる必要があります。

3-2
>私利私欲のためというよりは、備品や学生の学会出張費などに使われていることが多いです。
>国費、大学の規定、競争的資金でそういった支出を認めていない、なかなか認められないのが原因です。
>不正受給はいけないことですが、なぜ後を絶たないか、研究資金の用途については柔軟に対応する必要があると思います。そんなことはありません。競争的資金の代表者と共同で発表する場合など必要性が認められるときは学生の学会出張費としても支出できます。
備品は、運営費交付金でまかなえば良いですし、競争的資金と他の資金の合算購入、次年度への繰り越しなど昔に比べたらかなり柔軟に支出できるようになってきています(まだまだ改善の余地はあると思いますが)。

3-3
みなさんのコメントを見ていると、最近は備品や汎用性の高いものも買えるのですね。でも本来研究助成金は研究目的のために使用するものということで、それ以外のものに使うのは目的外使用と考えられるわけで。恐らくは、大学等の運営費交付金が年々削られるなか、備品等も含めた原資を科研費等に頼らざるを得なくなり、目的外使用も一部OKという流れではないでしょうか? これって、良いことではないように思います。本来業務で必要なベーシックなものはきっちり運営費交付金で賄えなければならないわけで。パソコンや電子レンジの購入に際して、ひょっとして、「解析用計算機」「試料加熱装置」とかの名前で申請してたりしないですか?これって厳密には目的外使用とうか、ごまかしのように思う。まぁ、これを取り締まれとは言いませんが….。ということからすると、今回明らかになったことは許される範囲を超えていると思います。
3-4
いったい、何年前の知識なの?>備品や学生の学会出張費などに使われていることが多いです。
>国費、大学の規定、競争的資金でそういった支出を認めていない、な>かなか認められない

全部認めてもらえます。学生の学会出張費も出ます。電子レンジも買えます。
国際線ビジネスクラスは教授ならほとんど英語喋れなくても無条件にOK。海外のタクシー代も全部出ます。

20年前からシステムが全部変わって、さまざまな無理融通が効くようになっています。
そのかわり、この教授のようなあからさまな不正ができないようになっている。それを無理矢理やっても必ず証拠が残る。だから、賢い人は誰もやらない。

3-5
7年間で1131万円。高めの電子レンジ2回買い換えたとして20万円。残り1111万円、1年あたり158万円。研究室の生徒、多めで20人いたとしても1人年間8万円か。まぁ難しいところですね。僕も昔、大学院時代、交通費が出ないって時に先生に何とかしてもらったことがあるけど、あれはどうやって工面してくれたのかな。

まぁ解雇しないあたりは、他の教授たちもある程度やってて常態化してるのかもですね。

3-6
> 懐かしき五百円札様
> 民間企業だって、仕事で使う備品や出張費くらい会社もちあたりまえだろ。そんなことやってたら、みんな社員辞職するわ。。。今どうなっているのか知らないのですが、仕事で使う備品なんて買ってくれたっけ? むしろパソコン等、買ってくれないのが当たり前だったような….。で、例え公的な研究助成金を獲得できても、汎用性のあるものパソコンとかプリンターとかは買えなかったように思う。本来はそのために間接経費があるのだけれど、それが現場にバックしてくるようなことはなかったように思います。
彼らからすると「民間企業ってすごい」ってなるかも….情けない話ですが。

3-7
大学の有力な研究室がいくつも研究費不足であえいでいるのは確かですけど、このケースはどうかな?って感じもします。いずれにしろ中国人留学生なんかにあれこれ厚遇して研究成果をパクられるくらいなら潤沢な資金援助をして日本の学生たちが博士課程やその後の研究者としての道で生きていけるようにしてほしいとは思いますけどもね。

3-8
学会発表の出張費用って研究費から出せるはずでは?
備品購入や学会発表費用ってそれこそ「研究費の枠内でやりくりしなさい」って話で、それを不正受給している時点で私利私欲以外の何者でも無いと思うんだけど。
3-9
>聞き取りに対し教授は「食品や研究室に置く電子レンジの代金などに使った」と話したという。学生のためか?食品は学生が食べたかもしれないが、教授の差し入れみたいに装っていい顔したかっただけなんじゃないの?

3-10
備品や出張費を出してくれなくて、大学教授の給料天引きとかさすがにねーだろ。
民間企業だって、仕事で使う備品や出張費くらい会社もちあたりまえだろ。そんなことやってたら、みんな社員辞職するわ。。。そこまで大学教授を擁護する意図がよくわからんが、
あんまりいい加減なこと言わない方がいいぜ。(´・ω・`)

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数年前に
南極を探索している国立極地研究所でも
女性研究員が研究費を不正に受給して免職されたよね。
(今回の金額よりも1桁少なかったと思うけど。)極地研究所の方の手口は領収書の改ざんや
不正調査の妨害だったと記憶しているけど
今回の件も含めてデータベース化が必要だろうね。

あとは研究費を数年ベースで使えるようにプールも可能にすること。
単年会計は研究職にはふさわしくないとも思う。

5
一般の会社は業務を社員に命令すると会社が経費を負担するが、国立大学では具体的な業務命令はなく漠然と業績を出せと言うだけで金は出さない。この教授は頑張って膨大な申請書を書いて研究費を獲得したのだろう。研究は業務と違いフレキシブルに使い道を変えなければならないことが多いが、官僚はそれを嫌がる。この教授が私利私欲でなく硬直化した研究費の使い方に困ってやったことにクレームをつけられるなら、安給料の教授などさっさと辞めて人々のためでなくご自分のために働くことをお薦めします。
日本は理系の研究者にはとくに冷淡ですよ。1000万円なんて企業でははした金ですよ。