米政府は20日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所の看守を務めた米国在住の95歳のドイツ国籍の男を同国に移送しました。米国に約60年暮らし、米司法当局は昨年、過去の経歴を基に国外追放を命じました。米国が追放する最後のナチス関係者の可能性があります。 https://t.co/nDv4jJCB1v
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 21, 2021
ネットの反応
日本は戦後賠償は既に払ったのですよ。
ドイツはね、ユダヤ人虐殺に関しては払っているが
いわゆる敗戦国としての賠償金はびた一文払ってないですよ。
ナチスのユダヤ人に対する犯罪は、いわゆる戦争犯罪ではない。(戦争とは直接関係がな)
第二次大戦がはじまる前からナチスはユダヤ人を強制収容所に入れ始めていた。
当時、ドイツに住んでいた成年男子(この人は当時未成年だった)が、ドイツ軍に入らず、どうやって生きることができただろうか?
これは、完全に表面を取り繕っただけ。下っ端の看守とか収容所で会計をやっていた事務員などを、時たま思い出したかのように、裁判にかけ、「反省していますよ」とポーズをとっているだけにすぎない。
現実にナチス犯罪者の多くは、処罰されずに社会復帰しているが、これほど偽善的な行為はないだろう。
たった19歳の少年が、上の人からの命令に背けるはずがないでしょう。でも、ご自身がしたこと、やらされたこと、見たこと、感じたことはありのままに話してほしいとも思います。
何十年も前の記憶、しかも辛い記憶を掘り起こすのは苦しいと思いますが。
高齢でこれは辛いよね。アメリカ国外への移動も体力持つのかな。。
戦争は何も良いこと残しません。何十年もこうして悲劇だけが続きます。未来が平和であるよう願いたいですね。
しかも19歳のただの看守に何が出来た?
責任者でもなんでもないのに。60年間アメリカに住んでのうぜいもしてきた、人も殺していない人間をアメリカという国は国民として扱わずにこんな仕打ちを与えるのか。
当時の責任者たちは裁かれても仕方ないが、当時のドイツに、ナチスに関わった事だけで全て罪人扱いは行き過ぎている。
これはアメリカが間違っていると思う。
ヤフコメでは批判的な意見が大半ですが、私は現在の独が今でもナチスの兵隊であった人に対して裁判をし続けているために、独の要請で米国はこのようにしたのではないかと思います。
ドイツ北部ハンブルクの裁判所は23日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所でユダヤ人収容者ら約5200人の殺害に関与したとして、殺人ほう助罪に問われた元看守ブルーノ・デイ被告(93)に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
上記報道もあり、約5200人の殺害に関与したとしても執行猶予がついていますので、実際には服役するわけではないと思います。
「米司法当局は昨年、過去の経歴を基に国外追放を命じた。」ということから、本人がドイツに戻って裁判を受ければこのようなことにならなかったのだと思いますが、居座り続けたので強制移送となったのでしょう。独がナチスにこだわり続けている姿勢は日本人には完全にはわからないと思います。
先の大戦から80年近くが経過しようとしている最中、まだ当時の戦犯的な関係者が生きているとは。確か昨年の5月末(だったかな?)には、戦時中、武装親衛隊に属して独ソ戦に従軍したリッベントロップ外相の息子が、100歳手前で亡くなった例もあったし、
人生は本当にどうなるかは分からない。戦争で多くの人を殺しても生き延びる人もいるし、かと言えば、戦場で直ぐに戦死する人もいるし……何と言うか、人の一生は本当に不思議だ。
こういう人はたくさんいるのだろう。収容所などで捕虜に親切にした人は戦犯裁判で罪を免れて、捕虜を虐めた人は罪を問われ処刑されたとかB級C級戦犯ではよくある話。
一国民としてはどういう政府の元で生きるか自分が選ぶことはほとんどの場合は難しいだろうが、仮にナチスのような政府の国民になったとしても弱者を積極的に虐めないように心掛けることが将来政治が逆に振れたときの自分のためになるというものだ。
2021-95=1926・・・引き算で亡父の生年が出てきた。敗戦当時19歳の父は特別幹部候補生として、東京福生の陸軍基地にいた。軍歴には(飛行機の)整備科とある。亡叔父は予定された特攻を敗戦で生き延びた。亡父とほぼ同い年のこの元看守。
彼よりもいくつか年下になるとヒトラーユーゲントの世代である。最年少の志願兵だ。敗戦後フランスにしばらく抑留された人もいた。この元看守。収容所勤務自体が戦争犯罪なのだろう。軽はずみな言い方はすべきではない。しかし、気の毒な感じもする。
翻訳で少し読んだが、多くのドイツ国民がユダヤ人強制収容所の存在を知らなかった、隠されていた、という証言がまったくの嘘であること。収容所の存在も、そこで何が行なわれていたかも多くの国民は当時は周知していた、との証拠が並べられ論述されていたことを思い出す。アメリカ人研究者の著書だった。
もはや歴史的過去の出来事であっても、どんな些細な末端のことてあっても、やはり欧米人の考え方はイントレランス(不寛容)が根底にあるという事実を感じさせるニュースだ。