先月のフィギュアスケート全日本選手権(大阪)で、女子の細田采花(あやか)=関大=がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を計3本決め、自己最高の8位と健闘した。一度は決めた引退を撤回し、大技を求めて競技を続けてきた23歳のスケーターは満面の笑みを浮かべた。

ショートプログラム(SP)10位で迎えた先月23日のフリーで、冒頭のトリプルアクセル―2回転トーループの連続ジャンプを決めた。続くトリプルアクセルは高く、美しかった。演技を終えるとスタンディングオベーションに包まれた。

合計185・74点は自己ベストを大幅に更新した。「この日のためにやってきた。長らくお待たせしました」と充実感をにじませた。

大阪府に生まれ、小学3年で本格的にスケートを始めた。浅田真央さんのトリプルアクセルにあこがれた。

「女子でも跳べるのはすごい衝撃。頭の片隅で跳びたいとずっと思っていた」。練習を積み、近畿選手権では2014年の優勝をはじめ、3度表彰台に上がった。

国体成年女子でも2度、表彰台を経験した。だが国際大会はジュニアの下のカテゴリーのノービス時代に出場したことがある程度で、大学卒業と同時にリンクを去るつもりだった。

大学4年の17年1月の国体で引退の花束も受け取った。だが3月、同じリンクで練習する後輩の紀平梨花(関大KFSC)に誘われ、トリプルアクセルに挑戦すると、成功した。

「『あっ、降りちゃった』という感じ」。跳びはねて喜んだが、周囲は「どうするの?」という反応だった。「あきらめずに練習したら跳べるようになるっていうのを見せたい」と引退を撤回し、休学して現役を続けてきた。

スケートを始めたころから送迎や応援など献身的に支えてくれた母貴子さんはその決断も支持してくれた。浜田美栄コーチは引き続き厳しく温かく指導してくれた。17年の全日本選手権は上位24人によるフリーに進めなかったが鍛錬を続けた。

SPのタンゴ曲は母、フリーの映画音楽は浜田コーチの望みで決めた。「達成感がある。恩返しできたかな」。支えてきてくれた2人への感謝の舞でもあった。【福田智沙】


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ネットの反応

1.
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2.
日本のお家芸である3A。よく決めてくれた。
彼女が3Aを跳んだ意義は大きい。

① 20才を過ぎても跳べるという実証。
② コツを掴み訓練すれば跳べるという実証。
③ ただ、3Aを跳ぶだけでは勝てないという実証。

彼女が跳んだことで3Aに挑戦する選手はさらに増えるだろう。

3.
ここにも頑張ってる関大生がw嬉しい!
4.
紀平さん以外に、この世界で3A飛べる人が
まだいるなんてびっくりです。
5.
全日本では3Aをはじめ他のジャンプも安定感があり良かった。しかし全体的にスピード感が無さすぎる。そのためジャンプ以外の部分で「間のび感」が否めず、
ステップなどもスローで、演技が全体的におとなしく小さく感じる。しかしスピードを上げると当然ジャンプの安定感にも影響する。その辺を改善できればもっと上位を狙えると思う。
6.
細田選手のフリーの技術点は宮原選手とさほど変わらなかった、演技構成点が極端に低かったからまだまだ点を上げる可能性が多いにあると思う、3Aを跳べる女子が少ないからもっと上位まで行けるよ。
7.
やはり休学してたのか。23歳だもんな。
家族の負担も相当なものだから、簡単に現役続けるとはならないのが残念だね。
8.
細田さんはスタイル抜群だよなぁ。もっといい画像使ってあげてよ。
9.
トリプルアクセルは得点以上の魅力があるなぁ
しかも体型変化を終えてからの成功
来季も続けて、さらに国際大会に出て10人目の成功者として公認してあげてほしい
10.
細田選手は控えめに言ってもスピンやステップはトップ選手に比べてだいぶ劣るところがある。しかしそれでもあのメンバーで8位入賞を果たしたということは、加点のつくトリプルアクセルがどれほどの爆発力を持つかと言うこと。
どうかISUの認定が受けられる国際大会に出してあげてください。認定されず幻として終わるには勿体ない選手。
練習環境が許され、本人がまだモチベーションを保てるなら是非長く現役を続けて欲しい!全日本では表彰台以上の「全日本ならではの」インパクトがありました。
11.
まだ現役続けるなら
来年のNHK杯の地元枠に選んで欲しい
12.
美しい3A、美しい演技、明るい人柄、我々観る者にも(押し付けではない)真の感動を与えてくれたとても嬉し出来事でした。
さあ、JSFよ、3月までの国際B級大会にでも、先ず第一に彼女を派遣してください。優勝の力さえある選手です。プレッシャーはかけたくないけれど、彼女の3Aが正式認定され名前記すチャンスは与えられるべきです。
全日本8位で国際大会に出いていない選手。今回下位になった選手の多くも国際大会には既に派遣されています。
そして勿論、来年は強化選手ですよね。
13.
ジャンプ中の写真はいらない。
以前、海外の選手もインタビューで嫌だと言ってました。
技の美しさを競ってるのだから綺麗な写真使ってあげてほしい。
14.
良い選手になれた、良い演技が本番で出来た、それがなによりです。それが目標であり、喜びであり、そのためにやってきたのだから。
コーチも家族も同じ方向を向いてきた。チームで得た、得られた結果です。
本当におめでとうございます。
15.
トリプルアクセルは感染するのか?
日本国外には感染させてはならない。


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16.
悪意のある写真だなぁ。。
17.
トップクラスではトリプルアクセルはもうできて当たり前。
近い将来、女子も4回転が主戦場になっていくのかな?
18.
間違いなく今回の全日本の主役の1人だった。
あのメンバーの中で8位はすごい。
19.
もっとマシな写真あったでしょ…。それとこの人いつも衣装が野暮ったい。
20.
3A3本
決めても
メダルとれないんですね
今頃記事が出てるけど
もっと注目されるのかと思ったが
21.
細田が飛んだように3Aというジャンプはロシアの子供が飛ぶように身軽で子供だから飛べるというわけでなく本来軽業などではなくスケート競技においては筋肉の力で飛ぶのが本筋なのだ。であるからこそそこを鍛え上げた選手は20代になってからでも飛べることが出来るのである。
今は順番が逆になっていて先に子供体系で軽業で飛ぶのだ。それがエテリ教室であり当時の浅田や安藤たちの子供時代であった。こと度もなら飛べるというものであった。
それが今では紀平に代表されるように鍛え上げた筋力で飛ぶのが女性の体形にになっても飛べることがわかったのである。
そのようにすれば落ちなの芸術性を兼ねた体になってからでも飛べるのである。選手寿命も延びる。昔やエテリは軽い子供の体で飛ぶことをしていた。
してきた。それは間違えなのである。大人に成長しながら芸術性を身につける過程で体も鍛え上げ筋力で飛ぶのが本筋なことに紀平の出現で気がつかされた
22.
感動しました。
女子は大人になるにつれて飛べなくなるイメージでしたが、いい意味で裏切ってくれました。

今後のご活躍に期待しています^^

23.
立派な娘や!
練習量は大腿部が物語っている!
24.
写真に悪意を感じる(ーー;)
25.
フィギュアスケートの世界ではベテランと言われる年齢だけど、だからこそ進化し続ける意味は大きい。
頑張って下さい、本当に。
応援しています。
26.
細田選手のトリプルアクセルは綺麗だな。余り話題にならないけど紀平梨花選手と共に今年の活躍を期待してます。世界大会にチャレンジして貰いたい!
27.
UFO?
UFO!?
28.
写真の撮り方が悪いのかスケート選手の顔が重要だと思うのは私だけでしょうか。
安藤美姫にしても浅田真央にしてもビジュアル面でも人気があったし、紀平にもその素質があると思います。もし紀平と細田が競うことになったら紀平を応援してしまうでしょう。
29.
遅咲きというか大器晩成型としてまだまだ現役で頑張ってほしい
そうなれる可能性を全日本で見せてくれたと思います(((o(*゚∀゚*)o)))
30.
パンティー丸見えじゃないか?!


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