フィギュアスケート西日本選手権最終日が4日に名古屋市・日本ガイシアリーナで行われ、女子フリーで紀平梨花(16=関大KFSC)、細田采花(23=関大)がそれぞれトリプルアクセル(3A=3回転半)を2度成功させた。
紀平はショートプログラム(SP)でも3Aを決めて自己最高の73・41点で首位発進。フリーでも冒頭に3Aを決め、続いて3Aに3回転ではなく2回転トーループを付けた連続ジャンプは決め、その後のジャンプでミスが出たものの125・30点、合計198・71点で優勝した。
今季からシニアに挑戦し、デビュー戦で優勝した9月のオンドレイ・ネペラ杯では、国際スケート連盟公認大会の女子で浅田真央以来2人目となるフリーで2度のトリプルアクセルに成功させ147・37点、合計218・16点をマークしていた。
紀平は昨年の全日本選手権3位となり、今季の全日本のシード権を持っているため今大会の出場の必要はなかったが、9日からのNHK杯に向け「自信につながるような演技にしたい」と出場していた。
細田は、10月の近畿選手権で始めて3Aに成功した“遅咲き”スケーター。今大会ではSPでも3Aを決めたが、そのほかのジャンプでミスが出てSPは10位と出遅れていた。
だがフリーでは冒頭3A―2回転トーループ、続いて単独で3Aを決めるなど巻き返し112・30点、合計164・52点で6位となり、全日本選手権出場を決めた。
▽紀平の話 トリプルアクセルの後、変に力が入ったりしてしまって悔しい。来週に向けていい経験ができた。表現力もNHK杯に向けて仕上げていきたい。トリプルアクセルは試合で安感を出せるようにしたい。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000165-spnannex-spo
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