元中日監督で野球解説者の落合博満氏（66）が28日放送のBS1「レジェンドの目撃者　三冠王　落合博満」（土曜後11・00）に出演。証言者が語る落合氏の秘話について本人が解説した。

現役時代に史上最多3度の3冠王に輝いた落合氏。阪急で通算284勝を挙げた山田久志氏（71）やロッテ時代の専属打撃投手を務めた立野清広さんが「目撃者」としてVTR出演し、落合氏の凄さや謎めいた練習法について明かした。

山田氏が「落合というバッターは、その投手が持っている一番いい球をいかに打つかと考えていた。練習をしてエース級の決め球を攻略したのが落合」と証言すると、

落合氏は「投手の決め球を待っていたというのは、その通りです。投手は自分のウイニングボールで三振をとることを求めている。

内野ゴロや外野フライでアウトをとることを良しとしていない。ということは、2ストライクと追い込まれたら、次は決め球しかこない。これを打つか打たないか。打てば投手との関係が生まれる」と語った。

また、中日時代の番記者だった北辻利寿さんが落合氏の凄さを証言。打席に立つ時は素手でバットを握っていた落合氏が、ある日、バット職人がつくったバットを受け取った時に「バットが太いよ。ノギス（0・05ミリ単位まで測れる測定器）で測ってみて」と指摘。すると微妙にノギスがずれていて、0・1ミリ太かったという。

落合氏は0・1ミリの違いに気づいた驚異の感覚について「バットが届いた時は、握る時間を決めていた。朝届いたから朝握るわけじゃない。朝は手がむくんでいるから。

午後になって4時、5時ぐらいは手の感覚が普通になっている。バットを握る時は午後4時なら午後4時と時間をきっちり決めていた。同じバットでも朝と午後では感触が違うから」と説明。

MCの副島萌生アナが「そこまで繊細に…」と驚くと、「これが俺の道具で、メシの種だから。道具を大事にしなかったらどうするのよ」と語った。

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191229-00000206-spnannex-base

ネットの反応

1.
日本のスラッガーの中で、一番は落合さんだといい続けて２０数年。しかし、バットの0.1mmの違いがわかるとは 畏れいったわー！
2.
打者としては努力もした天才。
コメントは世間の意表を付く裏返しばかりのホリエモンタイプ。
3.
決め球を打つというのはイチローも言ってたな。心理戦もあるので相手投手の心が折れるらしい。
4.
＞落合というバッターは、その投手が持っている一番いい球をいかに打つかと考えていた。練習をしてエース級の決め球を攻略したのが落合

その前に江夏氏の証言がある。

一番攻めにくい打者のタイプはある球種をひたすら待つ者とコメントしている。

その典型が落合博満で、ある時江夏は落合と麻雀を楽しみながら「オチ、何で俺から打てないかわかるか？」と問いかけ、

答えに窮する落合に「ピッチャーは特定の球種を待たれるのが一番嫌なんだ。お前みたいにコロコロ狙い球を変えていたら一生俺からは打てない」と言ったという。落合がまだ、三冠王をとる以前のことである。

5.
たったの0.1mm違いに仕上げるバット職人も偉いと思う。
6.
今、こんな選手がいるか?
7.
落合の考え方は至ってシンプルで確信をついている。
8.
昨晩見ましたが、打つための準備が素晴らしいですよね。
あとは心構え。

引っ張らないとか、素手で打つ理由とか納得性が高かった。
結果出しているしなあ。

ただ古田が言っていたけど、足腰が強くないとできない打ち方だそう。
そういう意味でも準備（鍛錬）が大事なんだなと思いました。

9.
落合よ、こんなおおぼらをテレビの前で言えるな？
人格者は、たとえそうであってもこんなことは言えないよ？
たいしたものだ！！！
10.
ヘアー0・1ミリの違いに気づいた？
11.
このテレビ地上波でないかな～見てみたかったな
12.
そんな違いに気づくわけないでしょ?
落合は、ホームランを打たなくていいなら、4割打てると豪語してもいた。

理屈っぽく嘘を言うね。打ってから言って?あの、イチローでも4割は、打てないと言っていた。イチローは、現実的かつ凄いが、落合は、必要以上に自分を大きく見せたがるので人間性がわかる。

13.
落合氏を超える打者はいない。
14.
そういえば、落合さんは引退するまで素手で打席に立ってたな。素人には判らない違いがあるんだろうな。
15.
誰だったか、普段930グラムのバットを使っているのだが、梅雨期になると湿気でバットが重くなるので、920グラムのバットを使うとか書いてあった。イチローも大切にしていたらしいし、一流の上の超一流の選手ならではなんだろうな。
16.
イチローも凄いけど、やっぱり落合が最強かな？
17.
さすがミスター三冠王。感服しました
俺も毎日バットを握ってるけど、一向に太くならないです…
18.
長いバットで天高々と打ち上げる。フライボールの先駆者。
19.
さすが
20.
そして今、そのふたりのラジオの解説が一番面白い。
来年あたりふたり揃っての解説とかないかな、交流戦の中日オリックス戦とか。
21.
それでもその決め球で勝負に来る投手じゃ無いと絶対にエースにはなれません
って言ってたな
22.
テレビてやってたね奴だね。

まあ、言ってる言葉に裏付けがたくさんあるから、
ぐうの言葉も出ない。

平田選手、やっぱり痩せた方がいいよ。

23.
本当に道具を大切にしていたからこそわかる違和感　それにしても0.1ミリ単位で削る職人も天晴れ
24.
道具を大切に扱う人達は他のスポーツなどでも成功しているイメージがありますね。話が少しズレるけど昔、周りの先輩から言われた言葉があり、道具を乱暴に扱うような人は「女の人に対する扱い」も乱雑らしいです。
最初は猫被っててもその内本性が出るらしいよ…

無意識の部分が一番、性根の部分が出る…
そういう所を私は見るように気を付けてます。

25.
古田の証言では落合博満の足腰の丈夫さこそが独特のバッティングを支えていたと言う事だった。

手抜きの様に見える表の練習風景の裏でどれだけ壮絶な努力を重ねてたんだろう。

正にプロフェッショナルだな。

26.
イチローも落合も道具を大切にする。
27.
メシの種…心に突き刺さる
28.
落合ってバットを折ったことがないんだっけ？本当に凄い打者だと思う。今の時代でも活躍してただろうね。
29.
昔、漫画「ドカベンプロ野球編」で山田太郎が好調時に「今日と翌日では手のひらの感覚が違って来るから風呂では洗わない」と言う場面を思い出した。

張本の話を引用した話だったかな。

30.
俺は巨人の監督をさせたかった。中日の前にしていれば、巨人はもっと強くなっていた。見る目がないから巨人は凋落したんだよ。一番の適任だよ。

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