全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場する元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)は11日に会見で、今シーズン限りで引退すると発表した。前日に第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と練習していたマレーだったが、この日は体調について問われると「あまりよくない。ごめんなさい」と涙ながらに答えた。
続けて「いい感じではない。明らかに長い間、苦しんでいる。かなりの痛みがある。きっと、もう20カ月にもなる。臀部がよくなるように、できることは全てやり尽くした。
効果はあまりなかった。6カ月前よりはいい状態だけど、痛みはまだかなりある。ずっと厳しい状態が続いている」と現状を明かした。
2018年1月に臀部の手術を受けたマレーは、同年6月に復帰。一時は世界ランク839位にまで順位を後退したが、現在は230位へ浮上している。
今大会初戦で第22シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦するマレーは「プレーするつもり。まだプレーはできる」と述べた。
「でも望んでいるレベルではない。それだけではない、痛みがあまりにある。こんな状態でプレーを続けたくない。(2018年)12月の終盤に行ったトレーニングの最中、チームのみんなに言ったんだ。
これを続けることはできないと。いつこの痛みが終わるか分からないままはやれないと。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)までには決断を下したいとチームへ言った」
また状況次第で、今大会が最後に出場する大会の可能性もあると続けた。
「確かにその可能性は十分ある。この痛みの中、4・5カ月は続けるかもしれない。また手術する選択肢もある。それは以前の手術より少し厳しく、よりいい人生を痛みなく送るために臀部の皮膚再生をするもの。今現在真剣に考えているのが、そのこと。
あるアスリートはその手術を受けていて、また競技に戻っている。でも、それは何の保証もない。その手術を受けるのは、プロとして復帰するためではなく、より質の高い人生を送るためにしようと考えている」
昨年にメルボルンで手術を受けたマレーは、その時のドクターと再会したと語った。
「昨日彼に会った。かなりのダメージを右臀部に負っている。臀部に痛みを抱えて何年もプレーをしてきた。(2017年の)全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のS・ワウリンカ(スイス)との試合で始まったわけではなかった。あの試合で回復できないところまで、限界までいってしまった」
「手術を受けたのは、できる限りよくなるよう願ってのこと。痛みは全くとれなかった。その痛みこそ、長年苦しめられてきたもの。歩くことや、コートでのある動きが正確にできない。
痛みが大きな要因。制限がある中ではプレーできるけど、それは問題ではない。制限があって痛みがありながらのプレーは、試合や練習などテニスにおいて好きなことをさせてくれない」
「この18カ月、臀部のことばかりだった。本当に疲れてしまった。多くを語ったわけではないけど、心理学者ともそのことを何度も話した。でも何の手助けにもならなかった。なぜなら、ただ多くの痛みがあるから。
したいこと、大好きなことができない。やれても楽しくない。もう楽しくできなくなってしまった。
何とかしようとしてきたし、話し合いもしてきたけど、残念ながらそのどれも臀部を回復させるには至らなかった。もし回復していたら、今は最高の気分でいられただろう。でも、そうではない」
全豪オープンは14日に開幕する。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00010006-tennisnet-spo
ネットの反応
あまりにも素直な人で感動した。
読んでて辛く悲しくなりました。
もう一度マレーのプレーを見たかったけど、もうそんなに頑張らなくてもいいよって言ってあげたい。
本当にあなたは強かった。ウインブルドンで優勝したとき、念願の自国での優勝者に沸いていましたね。
これからの人生の方が長い。少しでも痛みが無くなることを祈ってます。
引退ではなく、心も身体も休める休養を取って欲しいな。また、フレッシュな気持ちでテニスを楽しんで貰いたい。
マレーお疲れ様
そう考えたらあの年齢でも続けてるフェデラーは凄いんだなぁ
浪越徳次郎が生きていれば・・・・
痛みが続くと気持ちも蝕んでいく。辛いんだろうな。引退して少しずつ回復するといいな
マレーはケガさえしなければ最高のテニスプレイヤーとして、たくさんの栄光と素晴らしい日々を送れただろうに。。錦織圭くんとのUSオープンでのフルセットの激戦が忘れられないです。もう一度コートに戻って来て欲しかったですね。
弱いマレーなんか見たくない。
痛みでここまで苦しんでいたなんて…言葉が出ません。
あの不屈の精神のマレーが限界というのだから相当な状態なのでしょう。
察するに余りあります。
日常でも動きによっては痛むのでしょうね
だから次に受けようとしてる手術はせめて日常で痛みに苦しまなくなるためのものでしょう
辛かったでしょうね
自分は時々ではありますが慢性の腰痛とか
抱えてる人とかならわかりますよね
ましてやプロアスリートなら身も心も追い込まれてたんだろうな
まだがんばれと言う人いるけど
もうやれることはすべてやるほどがんばった暁にこの決断だったんだろう
とにかく辞めて休んで普通の生活を取り戻して欲しい
幸せに暮らして欲しい
よくアスリートが臀部の痛みって言うけど
おしりがそんなに痛いってどういうことなんだろ。
痛くなったことないから分からない
テニスのプレーどころか普段の生活にまで痛みで影響ある辛い状態。落ち着いたら復帰なんかではなく、ただただ彼のかかえる痛みがひいてくれることを願うしかない。
読むのも辛い記事ですね。
ただ、敢えて言いたい。今、引退したら、きっと後悔する事になると思う。デルポトロの言う様に、挑戦し続ける事を止めないでもらいたい。
1年かかろうが2年かかろうが、テニスを楽しめるレベルになるまで治療に専念し、必ず復活してもらいたい。
その上で、「もうやり切った」と自身を納得させられるようになってから、笑顔で引退会見をしてもらいたい。
このんな終わり方じゃ、我々ファンも悲し過ぎるよ。
どんな球でも拾い捲る不屈のプレースタイルが、アンディの信条じゃないか。一度テニスを離れたとしても、復活する事を信じているよ。
ウィンブルドン優勝の前年の準優勝がすげー印象に残ってる。落ち目のフェデラーに負けてインタビューで泣きながら「困難な道だけど挑戦し続けるよ…」次の年有言実行のイギリス勢77年振りの優勝。ドラマチックだったなぁ。お疲れ様でした。
ランキングの付け方変えれないのだろうか。
毎週毎週ポイントのために休まずプレイしていたら、そりゃみんな怪我するよ…
引退するなんてとても残念だけど、プレーするしないじゃなくて 毎日痛みがあって満足に動けないなんて 早く良くなって欲しい 錦織圭だって何度も怪我で引退の崖っぷちに立った 痛み消えればまた楽しく出来るだろうし 先ずは身体大事にして
過酷なスポーツだと思う。体力の限界ではなく、怪我と後遺症によりプレーが出来なくなるのは・・・。プロは憧れるが、目指すものではないなとつくづく思う。
マジか、ビッグ4の一角が去るか…
英国人として、英国代表として、近代テニス発祥の母国でトップをはる重圧は、ジョコ、ナダル、フェデラーの比では無かったのは容易に想像できる。
本当にお疲れ様でした。としか言いようがない。
ジョコは相手の弱みに付け込むのではなく、マレーの痛みの出ないところで精一杯勝負してほしい。山下対ラシュワンのオリンピック決勝みたいに。
ほんとマレーらしいコメントだな
映像見てないけど、表情がうかんでくる
マレーと錦織の緊迫した息を飲むようなラリー戦が好きでした。マレーは錦織とやりたくない(笑)と言ってましたが。
まじか…。
遂にBIG4の時代も終わろうとしているのかな。
しかしフェデラーは息が長いな!
ケガのせいで思うようなプレーが出来ないのは歯がゆいでしょうね。
しかもランキングを維持するために超過密なスケジュールで試合をこなさないといけない。
テニスを楽しんでいる余裕はまったく無いだろう。
針は試したのか?
成功した手術でも、痛みは残ることはある。
経絡経筋、部位だけでなくもっと広範囲のバランス。
痛みのあるところが原因とは限らない。
腕の良いの探すのが大変だけどね。
俺なら予約取れなくなるから、教えないし。
プロは引き際が肝心
絶頂期に引退が正解
凄くネガティブになってるけど歴史に残る偉大な選手だよ。引退後に怪我が治ること願ってます。
アンディ・マレー選手は英国の選手、英国の選手=ウィンブルドン選手権伝統あるこの大会で是非とも有終の美を飾って欲しいと思っております。応援しますマレー選手!
ほんとうにお疲れ様でした。マレーのテニスは、好きでした。錦織もマレーを目指してがんばって
臀部ってヒップのこと?ヒップのオペというのは股関節の手術の話ではないのか?