モデルから女優に転身。ナチュラルな存在感が印象的だった西田さんも、今は母親役が多くなりました。私生活でも小学生の娘さんを育てるお母さん。仕事と結婚、出産、子育て、娘さんとの関係について、今の思いを飾らない言葉で話してくれました。(聞き手・梅崎正直)
故郷・福山の被災に心を痛め
――広島の福山市出身なんですね。7月の豪雨災害の時は、ご心配だったのでは?福山には、今もおじ、おばなど親戚が何人も住んでいます。ため池が決壊した地域だったので、とても心配しました。電話をして無事を確認した後に、別のため池がまた決壊。何度も電話してはしつこいと思ったので、今度はメールをしましたが、返信がないとまた心配で……。
――みなさん、ご無事でしたか。
はい。ですが、私が知らないだけで、昔の知人、友人が被害を受けていたかもしれないですよね……。心が痛みます。
友人に勧められモデルのアルバイト
――福山ではどんな子ども時代でしたか。山や川が身近でしたから、裏山で蜜柑(みかん)をもいだり、イチジクの実を取って食べたり。芸能界への夢などは全くなくて、
将来は、自分の好きなものに囲まれて暮らしたいな、と思っていました。少女趣味の小物とかクッションとか、メルヘンチックなものを集め、「お店を一緒に開きたいね」なんて友人と。
――それがモデルの道へ。何がきっかけですか。
東京での学生時代に、友人から「モデルのアルバイトはお勧めだよ」と教えられて事務所に行ったら、いつのまにか所属していて。オーディションにも行くようになっていたのです。
全身麻酔で胆石摘出 その後は食生活に気配り
――それから25年以上、女優として活躍してこられました。ずっと健康でいらっしゃいましたか。ずっと入院も骨折も知らなかったのですが、2008年に長女を出産した1年後に、胆石ができてしまいました。なにしろ陣痛よりも痛いのです。そのときは初めて救急車を呼びました。
私は妊娠中、洋食が食べたくて仕方なかったのです。エビフライとかオムライスとか。油ものを食べることが多くて、
それが影響したのかもしれません。病院に行って超音波検査をしたら、「石が50~60個ある」って。内視鏡の手術でしたが、全身麻酔で摘出してもらいました。
――それは大変でしたね。その後はいかがですか。
おかげさまで問題なく。でも、食べ物には気をつけるようにしています。リンゴやほうれん草、ケールなどで作った野菜ジュースを飲んだり、現場で出るお弁当の揚げ物は、時には衣を取って食べたり。家の食事は粗食です。ご飯とみそ汁を主体に、一汁一菜ですね。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00010000-yomidr-ent
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