1位は小園! 福岡ソフトバンクが25日のドラフト会議で兵庫・報徳学園高の小園海斗内野手(3年)を1位指名することを公表した。前日の24日、東京都内のホテルで編成会議を行い、王貞治球団会長(78)が明言。球団は近年、1位指名を当日に最終決定してきたが、異例の前日公表だ。オリックスも小園1位を公言し、広島も指名の可能性があるなど競合必至だが、走攻守三拍子そろった近未来の正遊撃手候補獲得を目指す。
■会議後に“超異例”
指名選手の最終確認などのため都内のホテルで行われた編成会議に出席した王会長が、入室後約30分で部屋から出てきた。球団幹部やスカウトらとの会食会場に向かって歩き始めたと思ったら、報道陣の前でストップ。そして1位指名選手を公表した。
「とにかく今年は小園選手でいくということですね。スカウトの評価がすごく高いし、運動能力もあり、守備がうまいし肩もいい。バッティングもいいということで、1位は小園選手でいこうということ」
異例の前日公表だ。昨年、早実(東京)の後輩で超目玉だった清宮(日本ハム)に対し、王会長はプロ志望届提出時点から熱烈ラブコール。
ドラフト前日、報道陣に「清宮か?」と問われ「予定通りという感じ。超特大ホームランを見たいよね。ファンの人も見たいだろうし。柳田と競い合ってさ」と興奮気味に指名を“公表”した。ただ会長側から名前を出した今回は意味合いが違う。
球団は近年、他球団の動向も注視しながら、事前に指名選手を公表することを避け、当日に最終決定するスタイルを貫いてきた。
だが永井球団統括本部編成・育成部長兼スカウト室長は「走攻守全てで今年のナンバーワン。スカウト(陣)でぶれることはなかった」と説明。
初戦の聖光学院(福島)戦で大会タイ記録の1試合3二塁打を放つなどした今夏の甲子園前から「能力は1番」という評価は揺るがなかったという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00010003-nishispo-base
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