鬼門のポストシーズンを経て
今年もクライマックスシリーズ(CS)からドラフト会議という流れが終わり、いよいよ27日から日本シリーズが幕を開ける。セ・リーグは、昨年CSという制度に泣かされた広島が、ファーストステージを勝ち進んできた3位の巨人を寄せつけず、3試合で日本シリーズ進出を決めた。
一方のパ・リーグは、レギュラーシーズンの優勝チーム西武が、2位ソフトバンクに強力打線のお株を奪われ惨敗。実質1勝しかできずに涙を飲んだ。
今回は西武がCSという制度に泣かされる結果となったが、両球団はパ・リーグがポストシーズン制を導入した2004年のプレーオフ第2ステージで相まみえ、レギュラーシーズンを2位で終えた西武が1位のダイエーホークスを3勝1敗で破り、(当時のルールで)リーグ優勝を果たした。
ホークスにとって、これ以降のポストシーズンは鬼門となり、翌2005年はレギュラーシーズン3位のロッテに「下剋上」を許し、逆の立場で3位からのリーグ優勝を目論んだ2006年は日本ハムの軍門に降った。
2007年からCSとなり、翌08年からリーグ優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられるようになっても、CSの壁を破ることができず、2010年にはレギュラーシーズンを1位で通過しながら、再びロッテに3位からの「下剋上」を許した。
それでも2011年にソフトバンクがレギュラーシーズン1位通過でリーグ優勝し、ようやくCSを勝ち抜いて日本シリーズに進出。
それ以降、パ・リーグでは優勝チームが順当にCSを勝ち上がるようになり、ソフトバンクは2011年を含めて4度日本シリーズに駒を進め、その全てで日本一の栄冠を勝ち取っている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00170278-baseballk-base
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