昨年12月、バラエティー番組『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)に出演し、その壮絶かつ感動の高校時代が話題をさらったサッカー元日本代表のストライカー、
“野人”こと岡野雅行。今回、その岡野の“激レア”体験がドラマ化されるにあたり、改めて話を聞いた。
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野球漫画『ROOKIES(ルーキーズ)』のような、サッカー経験ゼロのヤンキー達を集めてサッカー部を作り、強豪チームにするという体験をした岡野。
ドラマ放送の前には、岡野が『全力坂』にて疾走。あの岡野が、なんと新幹線とまさかの勝負だ。新幹線と並び、全力で疾走する。
――走るのは久しぶりでしたか?
岡野:いやぁ、久しぶりですよ! 特に坂道を全力でっていうのはなかなか……。定期的に開催している走り方教室「野人塾」やサッカースクール、日本代表のOB戦なんかではやっぱりダッシュを見せなきゃいけないんで、そういうときは走りますね。でも、スーツで走るのは初めてでした(笑)。
――放送が楽しみです。
岡野:僕も楽しみです。新幹線と走りましたからね。ギュイーンと一緒に。さすがに余裕で負けましたけど(笑)。
――新幹線と勝負しようと思う時点で、すでに超人です。足の速さに気がついたのはいつだったのでしょう。
岡野:小学校時代は速かったんです。でも、中学校・高校ではそれほど目立たなくて。大学で初めて人よりずいぶん速いことを知った。これは活かさない手はないと思って、より速く、試合に活かした走りができるようにトレーニングを重ねたんです。
――番組中でも映画化、漫画化といった話が出ていましたが、本当にドラマ化されるとは。
岡野:まさかドラマ化されるなんて、僕自身が驚いています。自分がいた高校がドラマ化されるって不思議な感じですね。今でも信じられないです。
――主演の岡野さん役を竜星涼さんが演じますね。
岡野:もう竜星涼くんがイケメンすぎて。それだけで話違うよねって。トガノ先輩と「これ大丈夫ですかね」って話になりました。
なぜかうちの嫁がいちばん怒っていましたね。「全然違うじゃないの!」って。いや、怒られても(笑)。
――当時のトガノ先輩とは今でも交流が?
岡野:『激レアさん』に出て、名前を出したら、「トガノ建設」のWebサイトのサーバがパンクしちゃったらしくて。ドラマ化にあたって連絡したんです。
――岡野さんは当時、高校でスポーツクラスに入学したそうですね。サッカー部をつくり、必死に活動していく中で、進学クラスや、“ヤンキー”クラス、ひいては他のヤンキー高校からの目はどう変化しましたか?
岡野:かなり変わっていきましたね。僕たちの学校が試合に行くと、野次馬が集まってきちゃうんですよ。でも、テコンドーが得意な先輩が、たった一人で睨みを利かせると、みんないなくなっちゃって。
――ヤンキーと呼ばれる人たちと触れ合うことで、何か学んだことはありましたか?
岡野:戦うんだったら、自分たちよりも相手の方が多い人数で戦え、ですね。“理不尽”に立ち向かうという姿勢。そして弱いものには絶対手を出さない。高齢の方が歩いていて、その人に向かって唾を吐いているヤツを見て、飛んでいったこともあります。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00010015-abema-spo
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