女優の鈴木保奈美(52)が、8日に始まったフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜・後9時)で、主演の織田裕二(50)と同局の名作「月9」ドラマ「東京ラブストーリー」(1991年)以来、27年ぶりの共演を果たした。初回平均視聴率は14・2%の好発進。
かつて日本中を熱くさせた「東ラブ」続編のドラマ化への期待に対して、「見たいと言われたら出ていく」と前向きな姿勢を見せた。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
フジテレビの「月9」は、鈴木にとって特別なドラマ枠だ。鈴木演じる自由奔放な帰国子女の会社員・赤名リカと、織田演じる「カンチ」こと優柔不断な同僚・永尾完治の切ない恋愛模様を描いた「東ラブ」は社会現象となり、
「月曜9時は街からOLが消える」とまでいわれた。平均視聴率22・9%、最終回は32・3%を記録し「月9」の代表作になった。
「この世界に入って、自分が海の物とも、山の物とも分からないような時期に、大きな役をいただいて、図らずもヒットした。神様から何か大きな宝物をもらっちゃったような」
だが、当時は想像を超えるフィーバーに困惑したこともあったという。「私はリカじゃないのに、『リカ、リカ』と言われて戸惑うことも多かった。でも、こうやって時間がたって年を取っても、いまだにそう言っていただけるのは、とてもありがたい」
今年9月には14年ぶりに再放送され、再び反響を呼んだ。
「俳優という仕事は、物を作ったり、人の命を助けたりできることではないので、一体何の意味があるのだろうと悩んでしまうこともあるのですが、そうやって『再放送を楽しみにしている』なんて言っていただけると、少しでも人様の役に立てたのかなという気持ちになります」
再放送の初回(9月14日)は、偶然にも「SUITS」の鈴木の撮影初日だった。放送された午後4時頃は、弁護士事務所のセットの中で撮影している最中だった。
「外の控室でメイクさんや衣装さんが『今、やってますー!』って。そんなこと言われたら出ていけなくなっちゃって…。見てないです。出ないでずっとセットにいました」と照れ笑いを浮かべた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00010004-spht-ent
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