[17日 ロイター] – 頭部でつながった結合双生児として生まれた2歳のサファちゃんとマルワちゃんは、頭蓋骨、脳そして血管を分離する手術を受けた。
16日、取材に応じた主治医らは、今までで最も難しい手術だったと振り返った。
「脳を分離して頭蓋骨の上部を修復することが重要だ」と整形外科医のデイビッド・ダナウェイ教授は語った。「そして2人が、それぞれ1人の人間として生きていけるようにしなければならない。」
パキスタン出身のサファちゃんとマルワちゃんは2017年、頭蓋骨と脳の一部が結合する「頭蓋結合体」として生まれた。
分離手術には、バーチャルリアリティや3Dラピッドプロトタイピングといった最新技術が用いられた。これらの技術により医師は、双子の脳と血管の画像を使って、事前に手術の計画と練習を行うことができた。
「2人の頭部を修復して、最後に脳を戻してあげないといけない」とダナウェイ教授。「だから分離したら、はい終わり、というわけではない。」
手術は今年2月、ロンドンの病院で行われ、2人はその4カ月後に退院した。もう1人の主治医である小児神経外科のオワセ・ジーラニ医師は「2人の将来について断定するには時期尚早だが、現在は順調に回復している。今後も回復を続けるだろうと楽観している」と述べた。
毎年、全世界でおよそ50組が頭蓋結合双生児として生まれてくる。そのうち生後30日以上生存できるのは、わずか15組ほどに過ぎない。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-00000023-reut-int
ネットの反応
ベトナムのベトちゃん、ドクちゃんを思い出しました。
脳を分離する…
医学の進歩は凄いな。
後ろに立つ2人は手術を受けた2人の親御さんだろうか。結構なお年にみえるが。
他の50組の人達はどうしているのだろう?
安楽死を、考える
ことは、お互いの為に必要だと思います。
懸命に生きる人間は必ず見捨てたりはしない。こういう時に奇跡を信じたいし、願いたい。
犬猫やその他哺乳類もこうやって産まれてくる事あんのかな?
費用は誰が払うの
なんで50組も生まれるの?
分離出来て良かった。
回復を祈ります。
凄いな・・・医療技術のハイテク化と医師の腕
福島ではヘビやカエルでよく見る光景ですね。
日本だと検査で判るから産む前に…だね。
こういういわゆるシャム双生児は特にインドやパキスタン、ベトナム周辺で多い印象があるが、ベトナムの枯葉剤以外にも何らかの汚染が影響している可能性があるのではないかと思う。農薬や着色料など化学物質に対する規制が欧米よりはるかに甘い日本は大丈夫だろうか。
数年に一度のことかと思ったら
年に50組も生まれているなんて
衝撃的だった。
技術の進歩で元気に暮らせるように
なれば良いなと思う
ベトドクが咄嗟に思い浮かんだ。
凄いなぁ…本当に凄い
今の科学ってすごいな
!ぜひ長生きしてほしい!
とても昔のことになりますが、ベトちゃんドクちゃんを思い出しました。
記憶が曖昧ですが、ベトちゃんドクちゃんは、分離して亡くなった記憶があります。分離後がとても大事な気がします。
五体満足な身体が当たり前だと思っているわけではないのですが、なんらかの障害を持たれた方を、少しでも障害を軽減できないかという考えでの現代の医学技術の進歩の賜物ですね。人ごとのような言い方になってしまいますが更なる医学技術の進歩や発展に期待します。
健常者として生まれてきた者にとっては、なるべく健常者に近づける事こそが幸せに違いない、と思ってしまうけど…
果たして、こういった方々は、分離手術をして幸せなのだろうか、と思う。
凄い稀な奇跡と現代医療や技術!!
幼い時なら、脳の傷ついてしまった所はリハビリ、成長、治療によって回復する可能性は大いにあるみたいだし、本当人間の体や技術は未知数だな。元気に育って欲しいな。
この子達にとって何が正解なのかわかんないなぁ。
自然界なら亡くなる命。
ちょっとよくわからない。
助ける事だけがその子の幸せっていう認識は正解ではないと思う。
ベトちゃん、ドクちゃんが思い起こされますね…
あと、ブラックジャック…。
人が生まれる、ってそれだけで奇跡なんだと思うよ。
戦争による影響なのかしらね
こう言う障害はなんかイスラム教国に多いと思う。アラーの神なんていないんじゃないのか?と思う。
ブラックジャックにあったな、1人で2つの脳を持つ少年のエピソードが。
脳を戻す?
どうゆう事なのか素人には意味が分からない。
吉本興業もメス入れてもらえ
頭蓋骨の足りない部分には人工骨を入れるんでしょうね。それで、成長に伴って入れ換え手術を繰り返す。
考えただけで痛い。
昔のベトちゃんとドクちゃんのような子たちだね。
無事に手術が終わって良かった。
元気に育ちますように・・・。