「秋季高校野球近畿大会・準決勝、龍谷大平安7-0履正社」(3日、ほっともっとフィールド神戸)
龍谷大平安(京都3位)が、履正社(大阪1位)を七回コールドで下して決勝へ進出し、13年以来5年ぶりの優勝に王手をかけた。
三回に1点を先制。なお2死一、二塁でヤクルト・奥村展征内野手の弟、5番・奥村真大内野手(1年)が、練習試合を通じて高校初本塁打となる左翼席への3ランを放った。
「本塁打になるとは思わなくて、一塁を回ったところで歓声が違っていて入ったんだ、と思いました。ああいう場面で打ててよかったです」。準々決勝・市和歌山戦ではサヨナラ打を放っており、2試合連続の快打に声をはずませた。
奥村の父は、甲西(滋賀)の奥村伸一監督で、甲西の正捕手としてプレーした高校時代は、85年夏の甲子園に4強へ導き、86年夏は本塁打を放った。兄・展征も日大山形で13年夏の甲子園で本塁打を放っており、偉大な父と兄に負けない強打を見せた。
五回には4番・水谷祥平外野手(2年)が左翼席上段へ特大の2ランを放つなど優位に試合を進め、大阪王者を圧倒した。
原田英彦監督は「何とか拮抗(きっこう)した展開に持っていければ、と思っていたので、(コールド勝ちは)正直、予想していなかったです。京都大会前は経験不足もあったし、(来年の)夏までじっくりしないといけないかなと思っていた。
でも、このチームは元気があるし、毎週末に試合があるので目標に向けて取り組むことで、どんどん成長していると思います」と目を細めた。
決勝は明石商(兵庫1位)-智弁和歌山(1位)の勝者と対戦し、明治神宮大会の出場権を争う。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-00000046-dal-base
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