「悔いだらけ」。21年のプロ生活を小笠原はそう振り返った。鹿島が得た主要タイトル20個のうち17個に貢献したが、失ったタイトルが頭に浮かんだ。戴冠に飢え続けた39歳らしい言葉だった。

特に、1999年に柏と対戦したヤマザキナビスコ・カップ決勝。PK戦のキッカーで狙ったコースが甘く、相手GKにはじかれて敗れた。「キック1つがすごく大事と痛感した」。今も蹴った感触は忘れていない。

ジーコの意志を体現してきたからこそ、その思いが強かった。タイトル奪取を厳命し、「24時間サッカーのことを考え、練習で100%の力を出して勝利を目指せ」という常勝軍団の生みの親の教えをひたすら貫いた。

クラブ・ワールドカップ(W杯)の最終戦前に引退を報告したジーコから「最後までやり遂げたことに拍手を送りたい」と言われたことが宝物だ。

岩手出身者として「手助けになりたい」と東日本大震災の被災地支援は今後も続けていく考え。「クラブW杯に優勝してハッピーエンドで終わりたかった。悔しいまま終わるのが自分らしい」。第2の人生に歩みを進めた。(小川寛太)


スポンサーリンク


ネットの反応

1.
キャバクラに行ったことか?
2.
客観的には最高のサッカー人生に思えたけど、本人がそう思ってなかったからこそ、結果が後から追ってきたんだろうね…

選手としてはピッチを離れるけど、悔しい思いを別の場所で発散してほしい

長い間本当にお疲れ様でした

3.
会見で第二の人生の詳細が出てくると思ったけど、支援を続けてくださるということで、岩手巡業とかするのかな?お疲れ様プラスこれからも応援してます。
クラブ一筋の人生は今のサッカー界ではとても難しくなってきたから、尊敬を集めるだろうね。(最近だとトッティとか現役だと可能性あるのは中村憲剛選手とかかな?)
4.
黄金世代世代がまた一人……。
5.
最近は試合に出られなかったけど、試合に落ち着きを与えられる凄みのある選手!ゴールデンエイジも曽ヶ端だけか…
6.
小笠原ほど頑張っても悔いが残るってやっぱり想像を絶する世界なんだろうな。
7.
憎らしい程強い鹿島で象徴のような選手でした
いい引き際だと思います
お疲れ様でした 浦サポ
8.
小笠原選手お疲れ様でした!
レイソルはまだタイトル4つ。
鹿島には遠く及びません。
ネルシーニョの元、J2から出直します。
9.
『クラブW杯に優勝してハッピーエンドで終わりたかった。』

そう思うことは凄いな。
とんでもない事のように思えるが、いつか叶えられるんじゃないかという淡い期待もある。

10.
小笠原サイコー!男や!


スポンサーリンク


11.
失敗に終わった海外移籍のあとにピークがきたイメージ
12.
すごく寂しい気持ちで、鹿島サポとしては、ひとつの時代が終わった感じです。近年は試合に出られないことも多かったけど、いつでも出場する選手を鼓舞して鹿島の屋台骨として、大きな存在でした。
せめてもの救いは、会見のこの素敵な笑顔です。本当にお疲れ様でした。
13.
フィジカル強いし、自分の意見ははっきり言うし、ホントに貴重な戦力だったなあ
14.
岩手の星であるひとり
15.
タラレバになってしまうが、先日のクラブW杯3位決定戦も満男をもう少し速めに出場させていれば、結果は違ったかもしれない。
16.
さっさとやめればいいのに。本当鹿島嫌い
17.
未だに小笠原が引退とか信じられんわ。まだやれるでしょ!
18.
本当にありがとう
19.
今まで日本サッカー界を支えてくれてありがとう!
これからは指導者として支えてくれると有難い!
20.
いつかはこの日が来るとわかってはいたけど、やっぱり寂しい。磐田と競って成し遂げた3冠とかオリヴェイラ監督のもとで成し遂げた3連覇とか、満男さんが常にいた。
長い間ありがとう。そして後輩の選手たちは彼の意思を継いでこれからは自分たちが鹿島の新しい伝説を作っていかなくてはいけない。満男さん、残された現役選手たちにこれからはピッチの外から力を貸してあげて下さい。
21.
この人大好きだわ!
最後の文とかマジで泣けるし、カッコよすぎる男道だ…。
そりゃ、レアルに負けてマジで泣く19歳がいるクラブだ。
このクラブだけは特別だ。


スポンサーリンク