停車しない駅がある「普通」列車? 途中で「急行」に格下げされる「特急」?? 列車の種別が、どんどん増えて複雑になっている。
慣れない利用者は戸惑うことが多い。全国の鉄道事情に詳しい川島令三さん(68)に、現状と改善策を聞いた。(聞き手 読売新聞メディア局編集部次長 室靖治)
◆京阪は実に11種類!
――私鉄各社の路線図を見ると、列車の種別は実に多いことが分かります。例えば、大阪と京都を結ぶ京阪電鉄の場合、速いほうから順に快速特急、特急、快速急行、急行、準急、区間急行、普通と7種類。
そのほか停車駅は特急と同じで座席指定の「ライナー」もあります。通勤時間帯には、さらに増えるようです。
京阪は確かに分かりづらい。停車駅が一つ違うだけで別の列車種別を設けているからです。いま挙がった8種類のほかに3種類あります。
守口市駅を通過するだけで、快速急行は「通勤快急」、準急は「通勤準急」。守口市、枚方公園の両駅を通過する急行は「深夜急行」と、それぞれ呼び名が変わります。
「停車駅が一つ違うだけで……」は、阪急電鉄にも言えます。神戸線の「特急」と「通勤特急」、京都線の「通勤特急」と「快速急行」などがそうです。
こうした傾向は、ここ5年間で増えたように思います。関西地区の民鉄各社で種別が増えたのは、並行して走るJRから乗客を奪い返すため努力した結果と分析できます。
例えば阪急神戸線で、塚口駅に特急以外が全て停車するようになったのは、JR福知山線がJR東西線と直通したことで、JR塚口駅が阪急の塚口駅より交通の便が良くなり、かなり乗客を取られたことに起因します。JRの攻勢による阪急の危機感の表れでしょう。
◆同じ鉄道会社なのに、種別バラバラというケースも
――通勤時間帯の種別が複雑になるのは、なぜですか。通勤客にきめ細かい配慮をした結果です。目的地へは早く着いたほうが良いので、途中駅にあまり停車しない特急を走らせたとします。すると、途中駅の利用者から「我々をないがしろにするのか」と不満の声が出る。
要望を聞き入れるうちに、特急の停車駅は増え、所要時間も長くなる。従来の特急利用者から「遅くなった」と苦情が寄せられた結果、特急より速い、例えば「快速特急」が新たにできるというわけです。
種別に「通勤」がつくと、停車駅が増えるのが通例ですが、京阪や西武新宿線、JR総武快速線のように減るケースも。西武新宿線の「通勤急行」は、特急以外が全て止まる小平駅などを通過します。
通勤時間帯に、「選択停車」という仕組みを導入している鉄道会社もあります。百貨店の複数あるエレベーターで、停車階に何パターンかを設けるのと似ています。西武池袋線の「通勤急行」は、大半の列車が停車するひばりヶ丘駅をあえて通過します。
阪神電鉄の「区間特急」は、他の全列車が止まる西宮駅を通過する代わり、他の特急が通過する魚崎―香櫨園の各駅と今津駅に止まるという具合です。
選択停車は、通過駅の利用客に対する配慮と、運転間隔を詰めることで、本数を増やしたいとの狙いから編み出された方法ですが、初めて乗る人は戸惑うでしょうね。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00010000-yomonline-life
ネットの反応
たとえは悪いでしょうが企業でいうとポスト不足のために無理やり増やした役職みたいに思えます。
京阪は特急しか乗る用事がないからええけどさあ。
けど、車両の種類の多さからして(しかも、ボロすぎ)、はちゃめちゃぶりは分かる。
名古屋鉄道と言う
カオスな電車をお忘れなく。
関西私鉄は毎日乗って列車種別を覚えてたらいいんだろうけどね。
たまにしか乗らないなら意味不明過ぎていつも停車駅を確認する羽目になる。
JR西は途中で変身する難解さが有るけどまだ分かりやすい。
JR東海とJR九州は快速にも種別が有るね。
名称はともかく、追加料金が必要な路線なのか、基本運賃でいいのか、分かりやすくしてほしい。
東京圏だと例えばJRの特急『あずさ』は特急料金が必要だけど、京王線は特急でも各駅停車でも同じ金額。(全席が指定席の『京王ライナー』は特急料金ではなく指定席料金ということらしいから、ここでは別ね。)
同じJRでも今はどうか知らないけど、30年前にJR身延線の快速に乗ったら、追加料金を取られたし。JR中央線の快速は基本料金だけなんだけど。
大人はアプリとかがあるからいいけれど、スマホ無しの、ちびっ子の旅ではなかなか大変だ。
どこも同じってのもご当地感がなくてつまらないと思ってしまうんだが。
西武池袋線の練馬駅における各駅停車の各駅停車待ち(後から来る各駅停車が先に発車)などは何とかならないか。
そんな分け方をして集客を増やすよりいかに整備を点検をしていかに時刻表通りにする事が大事や。JRなんか福知山の事故以降遅れる事が当たり前と思っている。基本を忘れてるわ!!
確か昔は車両によってわかりやすく等級を分けていたけど、ラッシュ時に連結して編成を長くしたときに通勤〇〇が登場した背景もあるのでは?
日本人だろうが外国人だろうが、慣れない利用客にとっては、目的地の駅がちゃんとわかって、その時点で乗るべき列車が検索できればOKです。
種別なんて、わかりやすければ松竹梅でもかまいません。
日本人はともかく外人は意味わからんね。JRの特急と都内私鉄で全く意味違うし。
数年ぶり都内で電車に乗ろうとして駅の入口から解らないこれを乗れる都会人て凄すぎ。こんな田舎者がホームで立ってたらこれでいいかと尋ねられた。たぶん良いのでしょうと言っといたけど
要点もなくダラダラ長いこの記事が
列車種別より分かりづらい
事前に調べない人の神経が理解できん
著書で勝手に列車種別を設定して妄想ダイヤを
作る人間が言うな!
近鉄と阪神で「快速急行」の色が違うので桜川駅で表示を入れ換えてますよね。
西武池袋線沿線住民なので
種別の多さとか複雑さは慣れっこです(笑)
千鳥式の列車停車駅もね
通勤快速が無くなってスマートになったし
新宿線も酷かったな
たしか同じ種別なのに、鷺ノ宮と上石神井の
両方停車と、片方だけ停車とかあったよね
西武線に慣れれば、どこに行っても何も驚かんよ
種別が途中で変わるのは名鉄では普通です
住んでいたら慣れてしまって普通。
初めての人は最近は乗り換えアプリとかあるし乗り間違えは少ないんじゃない?
冷蔵庫の名前が見えた時点で…。そこら辺の高校の鉄道研究部にコメントを求めた方が有意義な気がする。
阪急京都線梅田行き普通
車掌「次は、大阪梅田終点です」
知らん客「ええっ、中津何処!」
十三での乗り換えは邪魔くさい
お年寄り、体の不自由なかた、妊婦等には酷
外国人にもわかりやすい区分け方法ってないですかねぇ。
と言うより、そんなに駅の飛ばし方を変える必要性って、
あるんですかね?
たしかに、時間帯によって利用者数が違うから、
分けたい気持ちもわからなくもないけど。
たとえば、種別は「特急」「準急」「急行」「普通」くらいの
4種類にしたらどうですかね?
それで、時間帯による細かな変更は、
たとえば「特急P1」とか。
Pは「パターン」ね。
別の言葉でもいいけど。
そうすれば、特急では絶対に止まらない駅の人は、
迷わないでしょ。
国鉄の時代はすごくわかりやすかった。今はてんでバラバラ、自分勝手、利用者眼中になし、共倒れし、いずれ消滅する事請け合い。
大阪は本当複雑で全然分からない
京阪は昔は凄く分かりやすかったのに
近年は訳の分からない状況になってますね
快速特急洛々ってなんやねん意味分からんわ・・・
また、最近は有料座席とか金取ることばかりに無心して
変な設定増やすもんだから各駅停車の遅いこと遅いこと
緩急接続駅に着く度に5分以上止まってますわ
門真市から淀とか地獄の遅延ダイヤですわ・・・
あと最近3カ国語で停車駅案内し始めたせいで
まだまだ駅まで遠いのに停車駅のアナウンスが入り始める次第・・・
誰も乗らない中之島線といい完全に迷走してますねこの会社
東急だって京急だって、全て急行電車というわけじゃないし、
そんな細かいこと、どうでもいいんじゃないの!!
来た電車に乗ればいいだろう。車内放送で
より便利な列車を知らせてくれる。
会社が違うのだから当たり前でしょ。
東急東横線から副都心線への「通勤特急」は副都心線に入ると「通勤急行」になりますが、英語表記は、どちらも「commuters express」ですネ(笑)
>普通? 各停?各社バラバラ・・・
自分は地方に住んでいます。
地方の感覚ですと、普通、快速、特急の三段階程度が妥当と思いますが、それ以上の表現(準急とか、各停)とかは多すぎると思います。
また、特急は別途特急料金が必用な感覚をもっています。当然外人さんには分らないでしょう。
記事を読んでいるだけで頭が混乱しました。
今後は旅行で都市部にはなるべく行かない様にします。
慣れるしかないでしょう。毎日乗っていれば、覚えます。(私は、東武東上線でした。比較的簡単でした)