【反日韓国】
筆者(松木)は今年3月、反日教育の実態調査のため、韓国各地を取材した。
まず、ソウル南方約85キロの天安(チョナン)市には、反日教育の総本山ともいえる「独立紀念館」があった。
朝鮮の女性を「性奴隷」にするために拉致してトラックに積み込む場面や、慰安所で順番待ちする日本兵の姿をジオラマで再現していた。慰安婦姉妹を、日本兵が銃殺する三次元立体映像まであった。
さらに、日本の官憲が独立運動家女性の手足を縛り、太い棒を足の間に差し込んで捻じる拷問シーンを、動く人形を使って再現しており、骨の砕ける音とともに悲鳴があがる。私の横にいた韓国の小学生が震えていた。
だが、これは「周牢(チュリ)」と呼ばれる李氏朝鮮時代の刑罰である。日本統治時代、あまりの残酷さに禁止となったものだ。それが、「日本の拷問」として紹介されているのである。
釜山(プサン)市の「国立日帝強制動員歴史館」でも、「朝鮮人徴用工」が酷使される様子をろう人形で再現していた。慰安婦コーナーでは、日本の軍人が慰安所で朝鮮人の少女に乱暴する「ビデオ」を上映していた。
「反日」がすべてに優先しており、子供たちの心の発達への配慮などみじんも感じられない。最終コーナーに備えられたテレビ画面には、「戦犯企業」とされた270社ほどの日本企業の名前が浮かんでは消えた。
ソウル市の西大門独立公園にある「西大門刑務所歴史館」も、韓国の代表的な反日洗脳施設の1つである。
ここにも、子供たちが課外授業の一環として先生に引率されて見学に来ていた。館内には独立運動家の拷問シーンの絵がいくつも貼られ、逆さ吊りで水責めを行う場面を、
ろう人形で再現していた。さらに、小学生向けのブックレットでは、日本人を殺したテロリストを「義烈闘争の英雄」とたたえて、日本への敵意をあおっていた。
ソウルには、韓国挺身隊問題対策協議会が運営する「戦争と女性の人権博物館」もある。おどろおどろしい雰囲気の展示場には、元慰安婦たちの絶叫が響き渡る。ヘッドホンの音声案内は、次のように説明していた。
「(慰安婦強制連行という)犯罪が日本政府という国家権力によって体系的な制度として実施された」「韓国と日本、そしてアジアの被害国がともに日本軍性奴隷を裁く、女性国際戦犯法廷を開催し、世界女性の名で裕仁天皇に有罪を宣告した」
朝日新聞の歴史的大誤報が反映されていない、一方的主張だと感じた。驚くべきことに、同博物館日本後援会のHPによると、日本の多くの市民団体や労働組合が、この施設に多額の寄付をしているという。
日本人を心から憎む韓国人を、一部の日本人がつくり出していたのか。
■松木國俊(まつき・くにとし) 朝鮮近現代史研究所所長。1950年、熊本県生まれ。73年、慶応大学を卒業し、豊田通商に入社。直後から韓国担当を務め、80~84年、ソウル事務所に駐在する。秘書室次長、機械部次長を経て、2000年に退社。
松木商事を設立する。韓国問題を長く研究しており、「慰安婦の真実国民運動」前幹事長。著書に『こうして捏造された韓国「千年の恨み」』(ワック)、『軍艦島 韓国に傷つけられた世界遺産』(ハート出版)など。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000001-ykf-int
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