鹿児島市と、大隅半島に位置する鹿児島県鹿屋市を結ぶ「大隅半島直行バス」。鹿児島交通が運行するこのバスは、途中に「海路」を含むという、都市間を結ぶ路線バスとしては全国で唯一の形態をとっています。
鹿児島市側の始発地は、市街の中心付近に位置する金生町バス停。目的地の鹿屋は、鹿児島市から錦江湾を隔てた大隅半島の中心です。直線距離では40kmほどですが、陸路では北側に大回りせねばならず、倍以上の距離となります。
バスは発車すると、北側ではなく、おおよそ南方向へと進行。九州新幹線が発着する鹿児島中央駅などを経由し、乗客はどんどん増えていきます。
バスはその後、ベイエリアの外れにある鴨池港へ。ここから、垂水鴨池フェリーを使って海を渡ります。
自家用車がフェリーに乗り込んでいったあと、誘導を受けてバスが乗船、重量10トン以上の長い車体は、陸と船をつなぐスロープ板の継ぎ目で大きな音をたてて船内へ入ると、車両甲板の中央部に停車、船の乗組員が車輪を念入りに固定します。
その後、バスの乗客に向け、いったん降りてフェリーの客室に移動するようアナウンスが。
ここでバスを降りる際には、運転手から小さなチケットを手渡されます。垂水港に到着した際、チケットと引き換えに再度バスに乗車できるようになっているのです。
約45分の航行中は、船内で自由に過ごすことが可能。このフェリーによる車両航送を含め、所要時間は鹿児島中央駅~鹿屋間で約2時間、全区間(金生町~東笠之原)を乗り通した場合で約2時間20分です。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00010001-norimono-bus_all
ネットの反応
鹿屋にある自衛隊基地を軍民共用化して定期便を飛ばせばいいのに
あれ、熊本ー長崎バスなかったかな?有明海フェリーで渡る。
昔ハンブルクからコペンハーゲンに行く列車に乗っていたら、
途中で列車ごと船の中に入って行って驚いたことがある。
昔鹿児島の支店にいたとき、鹿屋から垂水フェリーで通ってる人いました。直行がなかったから乗り換えで通勤して大変だと言ってましたね。遠い思いでです。
海をゆくバスってなんだかよくわからないけど海沿いに走る路線バスなのかなと思って、都会人にはそれだけでも凄いのに船に乗って海を渡るって凄すぎる。
一本で行けるのは便利だよね。最短ルートを。
昔は船に貨車積んで渡ってたから、とくにバスが乗ってもおかしいとかは思わない、が、やっぱり珍しいな。
そのうち、バスが船になりそうだな。
バス型水陸両用車なんてね。
鹿児島に帰省する時に市内から鹿屋に行く時に利用しています。
大隅半島はバスの本数が少ないから
接続考えなくてよいこのバスは大変重宝します。
このバス、本来は車内滞留してはいけないはずなんですが、寝てたりお年寄りはそのまま乗車してて動かないことがありますね。
SUNQパスでも船単体だと有料ですが、船着場のバス停乗降だと無料になる裏ワザ的なものもあります。
観光バスではなく路線バスというのがポイント高い。
いつか乗ってみたいです
「ローカル路線バスの旅」で
やってくれないかなぁ?
例えば、
九州一周ローカル路線バスの旅
とか銘打って。
四国一周ローカル路線バスの旅
は失敗に終わったけどね。
バスやフェリーと楽しそうですね。
素人感覚だと、フェリーの発着時間に合わせて両岸でバスを運行した方が効率的に思うけど、公共サービスとして、地域住民の年齢層などのさまざまな要因があるのだろうと思う。その結果、需要が予想を上回ったというのは、とても興味深いです。
こいつ(鹿屋直行バス)の難点は中型バスで、あまり大人数乗れないこと。
満席になったら当然乗車できないので、次の便か、鴨池港?港?鹿屋と自力で行かなければいけないという何とも言えない状況に。
中央からやむを得ないときは早く並ぶしかないね。
別府ゆけむり号は何回か乗りました。
3列シートでいいから復活しないかな。
とあるラジオ局のPNにしたのは懐かしい思い出。
強風の時は困るよなあ。
ぜひ乗って見たいです。 文中にある国鉄大隅線が懐かしい。
高速を通って行った方が速くて安い
大型車は特に
昔は国鉄大隅線があったが、フェリーの方がショートカットだった
カナダのビクトリアからバンクーバーに向かうバスがこのスタイルですね。大きな船内でのんびりと休憩し、点在する島々を眺めたのがいい思い出です。
フェリーの両端を別々のバスで連絡すれば良いのでは?
料金体系は直通にして割引できないのか?
鹿屋は地元だからこんな記事は嬉しい
昔の鉄道連絡船を思い出させる。
乗ってみたい!
青函フェリーに高速バスを入れないのかな?
ありあけ号や九州横断バスも途中フェリーでした。
この手の「フェリー航送型路線バス」のはしりと言えば、
たぶん長崎県営バス・産交バス・島鉄バスが長崎~熊本で運行していた
「ビジネス特急ありあけ号」のような記憶があります。
高速も使わず、途中停留所に停車する純粋な「路線バス」形態で、
当初は車体も2人掛けシートの長距離仕様ながらスタイルは一般路線バス。
高速バスに役目を譲っていつの間にか消えていったけど、市街地から郊外、
海沿いルート、そして船上と、景色の変化に富んだバスでした。
4時間くらいかかったけど、退屈しない旅でしたよ。
もう乗れないのが、とても残念。
別府湯けむり号いつの間にかひっそり廃止になってたんだ
仕方ないとはいえ残念
昔
連絡船でも
あったね。
航送時間、ショートカット効果の絶妙さがバス航送にするかしないかを決める決め手なのかも。
青函フェリー航送のバスがないのも、時間が単純乗り換えと変わらないからかと。