2月23日(現地時間)、アマゾン・エアの貨物便が墜落し、乗組員3人全員が死亡した。墜落原因はまだ不明。しかし、数週間前、運航を請け負っていたアトラス航空のパイロットたちはアトラス航空はパイロットを酷使しがちとBusiness Insiderに語っていた。
「会社はパイロットの疲労を理解していない」と事故の数週間前、アトラス航空のパイロットで、パイロットの団体「チームスターズ・ローカル1224(Teamsters Local 1224)」の執行委員長ロバート・キルヒナー(Robert Kirchner)機長はBusiness Insiderに語った。
「会社は我々が怠けていると考えている。我々は常にスケジュールの一部を会社に提出しなければならない。我々を疲弊させるようなスケジュールであることは99%証明できる」
アトラス航空はアマゾン、DHL、他の運送業者と契約している。
アトラス航空で働くパイロット13人は、彼らの給与と福利厚生は業界水準を下回っているとBusiness Insiderに述べた。1人以外は、これはアマゾン・エアの運航は、比較的経験が少ないパイロットが担当しがちであることを意味すると語った。
取材に答えたパイロットのほとんどは会社からの報復を恐れ、匿名を希望した。
「カウントダウンが進む時限爆弾」と墜落事故の数週間前、キルヒナー氏は語った。
アマゾンとアトラス航空はコメントを拒否した。
以前から事故が頻発
23日に墜落したアトラス航空3591便はマイアミからヒューストンに向かっていた。米連邦航空局(FAA)によると、3591便はヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港の南東30マイル(約48キロメートル)付近で消息を絶った。
飛行機追跡サイト、フライトレーダー24(FlightRadar 24)によると、同便の高度は30秒で6525フィート(約1990メートル)から3025フィート(約920メートル)に落ちた。その際、FAAは警報を発した。
救難信号は発せられなかった。
墜落事故の原因はまだ不明。しかしこの1年、アトラス航空は数多くのインシデント(事故につながりかねない事態)を起こしていた。
2018年10月、アトラス航空の子会社ポーラー・エアのボーイング747貨物機は、着陸時にシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港の滑走路から外れて停止した。
7月には、アトラス航空のボーイング767貨物機がポーツマス国際空港にハードランディングした。着陸後の検査で、機体に大きなシワと「重大な損傷」が発見された。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00010000-binsider-int
ネットの反応
ん?航空機のパイロットって人不足で引く手あまたじゃなかった???
嫌なら転職できるのでは??
貨物だから機種が異なるのか?
世界的にパイロット不足で高給で引っ張りだこだろうに、なんでブラック企業にいるのって思う。
乗客が死んだら 社会的な制裁は激しいが
パイロットと荷物だけなら 替えはいくらでもある ということか(>_<)
アマゾン様が関わったら飛行機も軽トラに羽つけただけさ
航空機のインシデントに関しては日本も今より厳しくしないと、せっかくの兆候を見過ごし重大な事故に繋がりかねない。
フェデラルエクスプレスやUPS等の大手は過去の反省から厳格な労務管理をしている。パイロットの待遇も大手航空会社と遜色は無い。しかし中小の貨物会社はそうもいかないのか。未だ原因は不明だが、疲労が原因となった事故は数知れない。
Amazonのせいと思わせるミスリードだけど単なる世界的な貨物量増加に追い付いてないだけでは
大空に聞け 俺の名は Amazonライダー ここにあり。
輸送配送の費用の低減削減はもはや限界レベル
アマゾンが自前でそれをやろうとしているひずみの表れでしかない
まあ旅客機じゃないので墜落しても死者数人で済む
労災で人が死ぬのは別に珍しくはないし
アマゾンにしてみれば、その程度の意識だろうが、アメリカだって人材が枯渇しないとも思えん、ましてやトランプ政権では移民受け入れは困難だぞ
ケチった人件費など一回の墜落で帳消しになるのにね。
昔、日本貨物航空のパイロットに聞いた事だが、貨物は上空で揺れても文句言わないから旅客より気は楽だが、機体が重いので操縦は難しいらしいよ。結局、疲労度は旅客と変わらなくて給料下げられてるなら不満出て当たり前だよ。
そういやFEDEXの貨物機が結構派手に成田で着陸事故を起こした事があったよな
FEDEXでは過去二回同型機で着陸事故を起こしてるし、貨物便で乗員が酷使されてるのは事実なんだろうな
受注情報をさばくのは、今の時代何百万件でも一瞬だろうが、実際に荷物を運ぶのは一瞬というわけにはいかない。
そんな当たり前のことを、ネット販社もだが、ユーザーもわきまえるべき。
と、同様のことを、ヤマトの問題のときも投稿したような気がするw
当時は世界最大の貨物航空会社と言われその後他社に買収された会社での話だが、
過積載は当たり前、成田で出発便を送り出し離陸を見守りボーイング747F が黒い煙を吐き出しながら浮かぶとみんなで拍手したなんて言うこともあった。
ジャンプシートに便乗したあるフライトでは「この機体はスポイラーが上まで上がらないから着陸後滑走路ギリギリまで止まらないけど大丈夫」と怖いことを普通に言われたり、
基本的に貨物会社は旅客会社より安全意識は低い。NCAとかも。
事故が起こる前に声を上げるべきだ!
事故後に言っても意味はない!
とうとうパイロットまでブラック化しているのか?
この会社、ものを売るより、人を貧給で働かして利益を出しているだけで、別に商売が上手ではないな。
日本の主要メディアは一切報道しないね、このニュース。事故が頻発してるなんて大問題じゃん。市民団体、人権活動家はなぜ騒がない?
もうやってられないですよ。と云いつつ操縦桿を押し下げた?
ブラック企業だってことなんだろうけど、だからといって事故られては困る。
貨物便は、お客が乗る飛行機と比べたら、条件が少し悪いのは仕方ないと思う。
少しなのかどうかが問題なのだろうが。
フライトレーダー24を見に行ったが、飛行経路を示す動画が再生できなかった。
高度と垂直速度のグラフは表示された。
ポーラーは2、3年くらい前だったと思いますが、成田で離陸時にオーバーラン寸前だったことがあります。事故は起きませんでしたが重大インシデントです。
墜落して、一番面倒な客の世話が無いだけに、安全に関し気薄で現場はいい加減なんだろうと思う。それこそ、乗員なんか部品の一つとしか捉えていないだろう。
落ちても、機体と荷物だけ補償すればいい。客が居たら、会社はパイロットミスにはしたくは無いだろうが、今回の様なケースは別に、乗員 機械どちらでもいいのだろう。
それ位の扱いしか受けていないで有ろう、貨物会社のパイロット達が気の毒でならない。
で、、何が時限爆弾でどのように予見されていたのかさっぱりわからない。
もとは英語記事だと思うが、大学生でも多少ましに翻訳するぜ。
物や人を運んでいる職業に対して
「運んでいるだけ」=楽な仕事
との偏見が世界中でまかり通っている。
物や人の移動は、生活や経済に直結した重要な職業。
従事者の待遇改善を運賃改定をしてでもすべきで、国レベルの規制強化が必要。