タレント 原千晶さん(44) × 森光美佐子さん(80)(当時・横浜市立六つ川西小学校教諭)
卒業式シーズンの3月は、恩師との思い出をかみしめる時期でもあります。転校先でのいじめや子宮がんの絶望から救ってくれた「先生のコトバ」を、タレントの原千晶さんに聞きました。「こいつ好かんちゃ」
小学4年生の夏、父の転勤で横浜市から北九州市に引っ越しました。まず壁になったのが方言。何を話しているのか理解できず、話すことも怖くなりました。「『じゃん』だってよ。横浜弁か? こいつ好かんちゃ」と、受け入れてもらえなかったのです。私自身「コミュニケーションをとるのは無理かも」と心を閉ざしていきました。
そこから悪いことが続きました。交通事故で左足を骨折。秋の運動会に参加できず、孤立していきました。けがが治って間もなく甲状腺の病気、バセドウ病にかかっていることがわかり、入院生活が始まりました。
孤独でさみしくて、1学期まで通っていた横浜市立六つ川西小学校の友達に毎週のように手紙を書きました。入院して1か月後、横浜から文集が届きました。400字詰めの原稿用紙を二つ折りにした束です。
開いてみると、友達からの励ましの言葉がいっぱい。担任の森光美佐子先生がクラス全員の手紙をまとめて送ってくれたのです。そこに森光先生からの言葉もありました。
「病気は必ず治ります。今は暗いトンネルの中に放り込まれたような気持ちかもしれないけれど、トンネルはいつか抜けて、明るい光が見えてくるから」
その言葉が心に響きました。今はトンネルの中なんだ。でも、一歩一歩進めば出口がある。苦しみもいつかは終わるという希望が見え、前を向けるようになりました。
ありのまま受け入れ
森光先生は肌がきれいに小麦色に焼けて、笑った時に見える真っ白な歯が印象的。一人ひとりをありのまま受け入れてくれる温かい先生でした。横浜のクラスには、突然大声を出したり駆け回ったりする子がいました。クラス中が戸惑っていたのですが、先生は「みんな同じ仲間だよ。どうしたらいいと思う?」と、
皆の話を丁寧に聞いてくれました。先生と過ごした時間は洗練されていて、今も素直な気持ちでしか思い出せません。
結局、退院して北九州の学校に復帰できたのは5年生から。時間はかかったけれど、一生の仲間もできました。先生の言葉が心の糧となっていました。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190317-00010001-yomonline-soci
ネットの反応
素晴らしい先生ですね。人間としてステキです。私にはこんな出会いはなかったので、心からうらやましいです。
原さんも、つらい経験を他者を助けるための行動にうつすエネルギーにし、立派ですね。
つい先日、原さんの講演を会社で拝聴する機会がありました。私も2005年、円錐切除をしました。幸い発見されたのが早期であったため、再発なく、10年後の2015年には無事に出産をしました。しかし、未だにあの時の病気の不安と恐怖は今でも忘れません。
私は、是非、原さんには検診の重要性を世間に訴えて頂きたいです。
早期に発見できれば、子宮頸癌は必ず治療できる病気です。経験者として、先ずは検診に行く勇気を世界中の女性に持って頂きたい。
自分も今、不注意から怪我をして気持ちが落ち込んでる時にこの記事を読んで、元気をもらいました。原千晶さん、いつもテレビで拝見していて素敵だと思っています。
いい先生に出会えて良かったですね。
心が洗われた。こんなステキな記事を増やしてほし。
「子供から学ぶべきことがあれば、子供がやってくる。子供がいないってことは、自分自身で学べるってことよ。自分の力で成長出来るってこと。」
タイに長年住んでいた人から言われた言葉。仏教的な考え方なのかな。ちょっと救われました。
恩師だね
女性がこうした病気になった時に選択肢の一つとしての
「体外受精」や「里子制度」等に対する偏見がない
世の中に一刻も早くなってほしいと願う。
管轄の厚生労働省や文部科学省、医学界や福祉施設等
が力を合わせて女性の方々がより前を向いて生活が
送れる社会づくりをさらに進めてほしい。
原さん、ここに寄せた経験の皆様の強さに敬意を表したいです。
読んでいるうち、自然と涙がポロポロこぼれでて来ました。
短い1学期だけの担任と児童の関係だったのに、先生の愛情のかけ方が素晴らしかったのですね。
人生、一期一会だなと思います。
原さんの言葉、響きました。
確かに子供を産むだけが女性の仕事ではないけれど、余裕があれば、養子とか駄目なんですか?
助けれる子供や才能がある子供を
助けてください
子宮頸がんは、性交渉でHPVウイルスに感染して
発症する病気だよ。
何か美化しすぎてない?
欲しくても出来ない人が居る一方で、我が子を殺めてしまう親がいるのもまた事実。
世の中、なかなか上手く行かないもんですね。
年月が過ぎ、算数の何を教えてもらったかは忘れたが、
どういう人間が教えてくれたかは、はっきりと覚えている。
幼稚園の先生、小学校の先生、学校の先生は、
どこまでやれば正解かがない。
教師の仕事は、ビジネスとは全く異なる職業。
ここまでしかできない、ここまでしかやらないでは
教師の仕事は務まらない。
どんなに忙しくても、
この子のために、ここまでやろうという前向き気持ちで
毎日を積み重ねられなければ続けられない仕事だと、
保育園の先生はおっしゃっていた。
こんな先生が、人の人生を変え花開かせてていくんだ。
先生って、凄い職業。
近年増えてますな。性病のように、すぐではなくて10年くらい潜伏して体に出てくるからやっかいだ。やはりここは具体的な予防策を。で、性交の多い欧米人はワクチンとなるが、日本は副作用云々でダメなんでしょう。
先生も生徒も選べないけど
忘れられない先生に出会えた時は
心の宝だねと
子供と話しています
子供がいない女性は、その分みんなに分け隔てなく愛を注ぐことができると、何かに書いてありました。
これからは、昔のように結婚出産が全てではなく多様性のある社会にいま転換してる時と思う。
素晴らしい先生ですね。人生のトンネル、なんだか自分も励まされて感動してしまいました。
男のせい
私も4回もの手術で子供には恵まれなくなった1人です。
原さんは先生からの言葉だったようですが、私は主人からでした。
「世の中には子供のいない夫婦はゴマンといる。
だから、俺がの為に生きてくれ」そう言って励ましてくれました。
あれから今年19年。
術後の通院も去る一月で無事に終わりました。
子供には恵まれずとも、夫婦喧嘩をしながらでも幸せな日々を送っています。
涙がでました。。
なんかすごいなぁ。私なんかまだまだ・・・、頑張らなくちゃって思います。
養子でも良いじゃないか。
そう思ってしまいました。
良い先生に出会えることって、学生時代には本当に大事なことです。
小学校6年生の時の私の担任はえこひいきがすごくて、
先生が暗いトンネルを作った。
私もトンネルを抜け出すきっかけをくれる先生に出会いたかった。
素敵な先生ですね。
コメンテーターで沢山、子供の出産、死亡、事故、虐待を取り扱う中で、冷静で過剰に感情的にならない原さんがいつも凛として好きです。
色々な思いが人間にはあり、いつも自分だけと
思いがちですよね。
前向きに頑張りたいと思えました。
なんて素晴らしい先生
先生との出会いって大きいなぁ。
冒冒グラフ
『もう自分ができないことに執着するのはやめよう、私は私の人生を歩んでいこう、という覚悟ができました。』
生きていて、それぞれに、
人にも言えない悩みがあったりしますが、
私も今、この言葉に救われました。
原さんすごく素敵な女性ですね。
原さんも先生も人に寄り添えるすごく優しい方です。そこに至るまでの壮絶な悲しみや辛さが人をこんなにも優しくするんだなぁと思いました。これからも頑張ってください。
原さん、こんにちは実は、私も複雑型子宮異型増殖症を発症をして、いろいろ治療したんですが、改善がされず、子宮全摘術を受け、子供が産めない体になってしまいました。でも後悔してません。