【AFP=時事】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の孫娘、ユージェニー王女(Princess Eugenie、28)が12日、ワイン実業家のジャック・ブルックスバンク(Jack Brooksbank)さん(32)と挙式した際、子どもの時に背中に受けた手術による細長い傷痕をあらわにしたドレスを着用したことに対し、ソーシャルメディアで称賛の声が上がっている。
バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)はこのドレスについて「12歳の時に脊柱側湾(そくわん)症を治す手術を受けたユージェニー王女の特別な要請」を受けたものだったとしている。
ユージェニー王女は英テレビ局ITVのモーニングショーでの録画インタビューで「美のあり方を変えることも、人に傷痕を見せることもできると思う。そのために立ち上がることはとても特別なことだと思う」と語った。
2人の挙式は祝福する大勢の人に見守られた一方で、王室結婚式の巨額の費用への不満と、ユージェニー王女の公人としての役割を疑問視する見方が影を落とした。
新聞各紙はここ数週間にわたり、式の警備費として200万ポンド(約2億9500万円)の税金が使用されることに不満を表明。ユージェニー王女が、
ヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)と同じようにウィンザー城周囲を馬車でパレードすることを要求していなければ、費用が節約できただろうと指摘した。
また英BBCは、挙式の視聴率が低くなる可能性があるとして生中継しないと決めたため、バッキンガム宮殿をいら立たせたと報じられている。
代わりに生中継したITVでは、この日の強風が話題になり、到着した参列者が風のため帽子を押さえたり、モーニングコートを調えたりする様子が長い時間、映しだされた。司会者の1人は「残念なことに、結婚式のための髪の毛がまとまる日ではないですね」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000003-jij_afp-int
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