パリ・サンジェルマン(PSG)は契約でネイマールを囲うことができていない。「Cadena Ser」の番組『El Larguero』が18日(木)に報じた所によると、
PSGとネイマールの契約には同選手が他クラブへの移籍に合意した場合、クラブがネイマールを手放さなければならない契約解除金の条項が含まれているという。
情報によると、バルサはネイマールがPSGに去った2017年夏、ネイマールと父ネイマール・ダ・シウヴァが契約の中に2019年夏以降有効になる契約解除条項を含めることに成功したと考えている。
ネイマール側がPSGの会長であり取締役であるナセル・アル=ヘライフィに飲ませた契約解除金の額は2億2000万ユーロ(約285億円)。
これはPSGがバルサに払った2億2200万ユーロ(約287億6,000万円)に近い額である。加えて、PSGはその金額が1年後の2020年夏には2億ユーロ(約260億円)に引き下がるという条件も受け入れているという。
この情報は、ネイマールとその周辺がバルサに対して当時の退団に対する後悔を表しており、もしバルサが復帰を望んだ場合PSGに対してプレッシャーをかけることも辞さないという姿勢の表れと言えるかもしれない。
また同時に、この条項はネイマールとレアル・マドリーの関連をうかがわせるものでもある。2014年にメディカルチェックにまで至っていたネイマール獲得に失敗したマドリーは、この古傷を閉じることに関心を抱いているとされる。
また「Cadena Ser」はネイマールが昨夏、バルサのディレクター陣に対する落胆で涙を流す寸前だったことも伝えている。バルサはネイマールが2020年までPSGに留まるとは考えておらず、来夏の再獲得に期待を抱いている。
(文:SPORT)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00010022-sportes-socc
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