BNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール.
女子テニス最終戦のBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)は24日、レッド・グループの予選ラウンドロビンが行われ、
第3シードの大坂なおみは第1シードのA・ケルバー(ドイツ)に4-6, 7-5, 4-6のフルセットで惜しくも敗れた。初戦に続いて敗戦を喫した大坂は2連敗となり、予選ラウンドロビン敗退の崖っぷちに追い込まれた。
大坂は第1ゲームでブレークを許すも、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。しかし、ストローク戦で元世界ランク1位のケルバーに主導権を握られるとミスを連発。
その後もウィナーを決められるなどで反撃の糸口を見い出せないまま第1セットを落とす。
第2セットは第2・第4ゲームで強烈なストロークを放ち先にブレークするも、第3・第5ゲームで今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制したケルバーにブレークバックをされて追いつかれる展開に。
第10ゲームではケルバーのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、ここから3ゲーム連取の猛攻でセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、両者一進一退の攻防から大坂は第7ゲームでミスを重ねるとケルバーにブレークを許す。以降も流れを引き寄せられず、2時間半を超える死闘の末に力尽きた。
大坂は現地26日に第8シードのK・ベルテンス(オランダ)と対戦する。
今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で日本人初の四大大会初優勝を飾った21歳の大坂は、日本女子3人目のWTAファイナルズ出場を果たしている。
今大会、大坂はケルバー、第5シードのS・スティーブンス(アメリカ)、ベルテンスのレッド・グループに入っている。
もう一方のホワイト・グループは第2シードのC・ウォズニアッキ(デンマーク)、第4シードのP・クヴィトバ(チェコ)、第6シードのE・スイトリナ(ウクライナ)、第7シードのKa・プリスコバ(チェコ)。
WTAファイナルズ・シンガポールは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【レッド・グループ】
A・ケルバー 1勝1敗
大坂なおみ 0勝2敗
S・スティーブンス 1勝0敗
K・ベルテンス 1勝0敗【ホワイト・グループ】
C・ウォズニアッキ 1勝1敗
P・クヴィトバ 0勝2敗
E・スイトリナ 2勝0敗
Ka・プリスコバ 1勝1敗引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00010010-tennisnet-spo
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